スクーリングも、早い物で5回目です。
折り返し地点まで来ました。
今回は、午前中に排泄介助。
午後は、レクリエーションの勉強をしました。
排泄介助。
リーマンショックで介護の仕事に沢山の方が流れたそうですが、
でも、続けられる方は少ないそうです。
その理由の多くが、この『排泄介助』。
トイレまで連れて行って差し上げれば、自分で出来る方。
便座に座ることが出来ても、支え手が必要な方の場合には、
一緒に個室に入って、お世話をさせて頂きます。
おむつ交換が必要な方。
痴呆の進んだ方の場合は、便を壁に塗りつけたりする事もあるので、
その後片付け。
厳しい仕事ですよね。
なので、1週間もせずに止めていかれる方もいるそうです。
勉強を進めるうちに、色々な厳しい事も知って行く事になり、
本当にこの世界でやっていけるの?あんた。と試されている気がします。
でも、実際の現場を知らずに諦めてしまうのは早いと思う
おむつ交換の仕方も勉強しましたが、本当に恥ずかしいです
介護の専門学校では、生徒さんが実際にオムツをあて、
排尿をすると言う経験をされるそうです。
寝たきりとなっても、意識がないわけではなく、
痴呆の症状が進んでも、感情がなくなるわけではなく、
ご利用者の方々のご理解や信頼がなければ、させて頂く事が出来ない事です。
難しい仕事だなと思いました。
先生が現役の頃のお話です。
15年ほど前、介護者の利便性から、
オムツを使用する事が増え、このままではいかんのでは?
排便はコントロールが出来ます、ということで。
オムツをはずす試みが行われたそうです。
薬を飲んで排便を促す場合、一人一人時間が違います。
3ヶ月ほど時間をかけて、オムツ利用者の排便時の時間を確認し、
一番ケアスタッフの人数が多くなる時間帯、
2時頃を目安に排便が出来るよう、一人一人薬を飲む時間をずらしたそうです。
その結果、トイレでの排便排尿が出来る様になった方が増えたそうです。
今までの介護方法について疑問を持ち、
どうする事がご利用者様にとって一番良いことかを考え、
方法を変えた先生方の努力は凄い事だと思います。
それが今の介護に繋がっているんだなと・・・。
その後に続けたら、と思います。
ポータブルトイレについて簡単な説明もありましたが、
介護の世界も日進月歩、排泄物を捨てる必要のないポータブルトイレもあります。
『
バイオトイレ』
講師の先生いわく、絶対お勧めだそうです。
介護用品フェアで、便器と共にネクタイ姿のおじさんが地味~に佇んでおられらそうです。
ケアマネと言う仕事柄、在宅介護のご家庭で大きな悩みの種である、
ポータブルトイレに関心があり、
プリウスの福祉車両そっちのけでお話を伺ったそうです。
研究に研究を重ねて、介護保険が適応されることになったそうです
始めは関心をもたれていなかったバイオトイレコーナーですが、
結果的に先生があれこれ質問をしているうちに、
周りには人が集まり初めて来て、まるでさくらをしたようで、
微妙な気分だったそうです
各種メーカーによって、金額などに差がありますので、
興味がおありの方はしつっこいぐらいに、
確認をされた方が良いかと思われます。
株式会社バイオセレント
正和電工株式会社
株式会社瀧沢
株式会社エフテック
上記以外のメーカーさんもあるかと思われます。
取り合えず、検索して上位に来たメーカーさんだけをピックアップしました。
今日も長くなりました、最後までお付き合い下さいました奇特な方々、
ありがとうございます<(_ _*)> アリガトォ