（北海道）氷割りに融雪剤 品切れも

春を間近に控え町のあちらこちらから氷割りの音が響き始めました。次々と登場する氷割りの新製品。ここ数日の暖かさで、売れ行きはグンと伸びているそうです。

(萩原記者)「数年前まで氷割りといえばツルハシが主流でしたが、最近では毎年のように新しい道具が登場しています」
最近、見かけるようになったのがアイスピック状の道具。さほど力を入れなくても簡単に氷が割れると人気です。ホームセンターには、スチール製と軽くて扱いやすいアルミ製の道具がありました。厚い氷の場合は重い道具が効果的ですが、こちらは鋼鉄の刃で突き割るタイプです。
(ホーマック北栄店:海老子剛店長)「今年出たタイプで二股タイプ。作業性が格段に良くなった」
(萩原記者)「面白いようにバラバラとはがれていきます。すごい」
氷割りの道具は、ここ数日の暖かさで一気に売れ出し、一部に品切れも出ています。
(ホーマック北栄店:海老子剛店長)「雪解けが始まると一週間ぐらいで売り切れ続出になる」
さらに2005年の大雪の影響で、融雪剤にも人気があります。これまでは塩化カルシウムが主な原料でしたが、2005年は大理石が入ったものがよく売れているということです。
(ホーマック北栄店:海老子剛店長)「塩化カルシウムは塩害がある。こちらは大理石の天然素材を使っているので影響が少ない」
この冬は雪に悩まされましたが、待ちわびた春を早く迎えようとその準備が進められています。

ＳＴＶ