こげ太郎くん、以前ブログで里親さまが決定しましたとお知らせしていましたが
先日、希望者さまに譲渡を白紙に戻していただきますようお願いいたしました。
こげ太郎くんの里親さまに手をあげてくださったWさま。
Wさまの家の子になれるなんて
この子はなんて幸運な子なんだろう！と、その時本当に嬉しかったのを覚えています。
ただ、Wさまにお話しした時のこげ太郎くんは
まだ若く、エイズキャリアであるものの
脇のケガさえ治れば、普通の猫として生活できる子でした。
今とはかなり状況が違います。
どうにか傷を治して
幸せに送り出してあげたかったのですが
今のこげ太郎くんには、普通の飼い猫として生活する事は難しいと思います。
実は先日受診した際、
この状態では何があってもおかしくない、と先生に言われました。
体の約1/3の表皮がないわけですから
感染症の危険もあります。
最近、お腹はぼっこりしているのに
背骨が浮き出てきていて
たくさん食べているのに、痩せていっているようです。
Wさまには、ただただ迷惑をかけてしまった事をお詫びします。
そして1年近い時間を待ってくださった事
こげ太郎くんを思ってくださった事に感謝いたします。
こげ太郎くんは、引き続き私のもとでケアを続けていきます。
できるだけストレスなく、快適に生活できるよう努力したいと思います。
これからも、どうか変わらぬ応援とご支援をお願いいたします。
最近のこげ太郎くん。
人が見れる時は2Fの保護部屋から自由に出れるようにしています。
1Fには犬がいるので、階段の途中までしか降りてきません。
そこで、じっと1Fの様子をうかがっている時が多いです。
手前は我が家の飼い猫。
こげ太郎くんは、この子の姿を見つけると
鳴きながら階段を降りてきて、1段上に座っていました。
友だちが欲しいのかもしれません。仲良くなれるといいですが…。
