第9話 2回目の出産 驚異の7匹（７）

皆ぬぐるみのようになり、凄く可愛いです。可愛いしぐさもいっぱいあります。お母さんと、おねぇちゃんはその可愛らしさにいつもそばに行って、赤ちゃん達を見ています。

「あれ、ベッドの外へ出だしたよ!!」とおねぇちゃん。まだ頼りない足取りで、ベッドの高いヘリを越して、外へ出ようとしています。「まだ、外へ出るのは早いんでは?」「どうするか、様子を見ていましょう」

そうしたら、ものの見事にベッドのへりを乗り越えて外へ出ました。ヘリに、足をかけ自分の体重をうまくヘリにかけ、ちょっと押し倒しながら乗り越えて行きます。3匹が、次から次へと成功!!!! 後の4匹は、行きたいけど、どうしたらいいか分からずに、ベッドの中でためらっています。1匹は、何とか出ようと必死です。後の3匹は、「アブなさそうだし、コワイシ、やめておこうね」と挑戦なしです。

　　　

　そして、26日の日は、3匹が外へ出て、4匹は巣から離れずで終わりました。

　そして、次の日、お母さんと、おねぇちゃんがいつものように「みんな元気かな?!」と朝の挨拶に行くと、その時、7匹皆が外へ出てそれぞれ、それなりに動き回っているではありませんか!!!!!

怖いものなしで、好きに動き回っている子。外へ出たことは出たが、まだまだおっかなびっくりの子。「わー、みんな良く出たね」「10月27日は、皆の巣離れの日だね‼‼‼」　ワンちゃん達は、　「サーここはどこ、どうなっているんだろー」と観察しきりです。

こちらの2匹は、「ねぇ・・・・、どうしようか?」と二人で相談しています。

そして、おねぇちゃんが、手に餌を載せて「みんなお利口だったから、ごほうびだよ!!!」「こっちにおいで」と呼びます。それに反応したぬいぐるみちゃん達。

果たして、手に乗せてあるごほうびを食べることが出来るのでしょうか?

この続きは、また、次回をお楽しみに。「うん、この頃からが、一番可愛い時だったね」「驚異の7匹、皆元気で良く育ったよね」

お母さん、おねぇちゃん懐かしく思い出しています。生まれて、24日経過した時です。