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【ライブレポート】(前編) 二胡&ケーナ&ギターと行く音楽の旅 2022夏

二胡奏者の今井美樹さんにお誘いいただき、2022年夏にして3度目の山口。最初に美樹さんを紹介してくれたケーナ奏者渡辺大輔さんとの「トリオ・ザ・三大陸」としては3年ぶりとなりました。

・8月5日(金) 周南(徳山)

前日夜に周南市入り、午前中リハの後、会場のホテルサンルート徳山でセッティングします。このツアーでは全公演平常時よりも定員は減らしての開催ながら、初日から満席とのことでありがたいです。ちなみに楽屋は新郎新婦用の控室を使わせていただきました。

開演。二胡とケーナの響きがとても心地良いです。音響の操作は私が担当で、大きなトラブルもなく一安心。ホテル、地元の酒店、そして徳山が誇る工場の夜景とコラボしてのイベントは大変盛り上がりました。



徳山トワイライト(後日撮影)

美樹さんは現在、長野県のワイナリーに在住。以来ワインをテーマにしたイベントを数多くおこなっています。この2年はお酒を提供することが本当に大変な状況で、ホテルもこうしたイベントはずっと開催できず「初現場」の若手社員の方もいたとか…関係者の方々の開催への情熱がまさに結集した日でした。

ホテルのスタッフ(イベント担当)の方の終宴の挨拶では思わず声を詰まらせる場面もあり、こちらも感じるものがありました。高いハードルをいくつも乗り越えてたどり着いた、その瞬間に立ち会うことができて幸せです。

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・8月6日(土) 山陽小野田→萩

この日からは朝一の出発。山口県内2か所の図書館を巡ります。今回のツアーでは主に午前中の運転を担当、山陽小野田市の厚狭(あさ)図書館に到着します。

スタッフの方には前年12月のお寺でのコンサートでもお世話になっています※。真夏の移動、セルフでのセッティングは労力を要しますが、搬入と搬出でサポートいただき感謝です!

久しぶりの生演奏というお客様も多く、1時間ほどのプログラムを楽しく終えることができました。さて、ここからがツアーで最もタイトな区間。撤収→次の現場に移動→セッティング・食事→開演まで3時間しかありません。

しかしここは素晴らしいチームワーク。実はこの日の図書館巡りは山陽小野田→萩の図書館に異動になったスタッフの方のご縁で実現したそうで、連絡体制を完璧に整えてくださっていました。先導車について萩まで移動、会場で半分ほどセッティングしたところで併設の「カフェぶらり」からお弁当が届き、美味しい食事と差し入れの夏みかんピール(砂糖漬け)でしっかりチャージできました。

萩図書館では司書の水津姫実さんの朗読との共演もありました。当初は二胡のみの予定がリハーサルで全員参加決定。私は以前別の機会で聞いたことがあるお話でしたが、語り手によって雰囲気が変わりますし、10年経つとまたストーリーの受け止め方が大きく変わります。本番ではその切ない物語に心を大きく揺さぶられました。

リハーサル


萩図書館 (明倫学舎の隣というロケーション)

山陽小野田・萩図書館とも満席(萩は申込み開始から2日で満席だとか…)終演後の余韻にひたりつつ、萩市内をガイドしていただきます。ちょうど夕暮れの時間帯に浜辺で記念撮影。山口に到着してからここまで48時間あまり…充実しすぎのツアーレポートはまだまだ続きます。





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