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サンバースト・レスポール・サウンドを聴けるCD~その3~

2009年10月26日 | サンバースト・レスポール・サウンド CD

『Fillmore East-The Lost Tapes 12/13/68』 Mike Bloomfield

Les Paul + Fender Twin Reverb

 最近You Tubeで暇さえあればGregor Hildenの動画を観たりして、徐々にフェンダー・アンプの音へ嗜好がに変わりつつあ・り・ま・す。 そして、レスポール+ フェンダー・アンプといえば、この人Mike Bloomfield。 '03年発売の本作も関西サザン・ロック/ブルースの良心M氏からいただいたもの。 なんちゅうー他力本願烏。

 クラプトンやデュエインのレスポール・サウンドに慣れ親しんだ阿呆烏には、衝撃的な音でした。 思わずM氏に「ギター何本(種)くらい使ってるんですか?シングルPUや、ホロウ・ボディ(このときはセミアコの意)にしか聴こえない曲や、パートがあるんですがぁ~?」とメールしたほど。

『Don't Throw Your Love On Me So Strong』

 大好きなAlbert Kingのカバー。 う~ん、いまだにイントロやオブリの一部の「プリッ」とした滑らかなクリーン・サウンドはセミアコの音にしか聴こえないんですが~。 ところどころでサンバースト・レスポールにしか出せない倍音が聴こえるんで、かろーじてレスポールを使ったはるんやな、というのが分かります。 

ソロ・パートは、理想的なサンバースト・レスポールのクランチ・サウンド。 フロント・ポジをメインに中太で適度に粘る甘いトーン。 っぱ、このボディの鳴りと倍音ですわ!

『That's All Right Mama』、

『Together Till the End of Time』、

『Season of the Witch』、

 イントロとバッキングではこれぞMike Bloomfiled!といわせるクリーン~クランチしかかるくらいのシャープなカッティング。 そして、ギター側のコントロール、ピッキングのニュアンスによる、太く粘っこいクランチ・サウンドのオブリとリード・ソロと、変幻自在。 

 このライブでは、Twin Reverbを使ってると思うんですが、スタジオ録音ものにくらべ、「シャリ、チャリ」した高音域がカットされ、中音域にフラットなピークがあります。 その分、音は太く感じられ、歪みの粒も目立たずスムーズ。 こっちのほうが好みだったりします。

♪サウンド : 適度に粘る

♪トーン : ウォームで明るい

♪音域 : 中高音寄り

♪太さ : 中太

♪歪み : 全体的にスムースなクランチ。強くピッキングしたときによく粒立つ。                         

Bloomfield_live01_3

※写真は www.mikebloomfield.com から引用させていただいました。けっしてレスポールを弾くアンドレ・ザ・ジャイアントではござーせん。

 


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