Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

Gibson ES-345TDSV('68) ~その6~

2010年05月01日 | Gibson ES-345
345 ネタが続きます。

オールドの中古は、じっくりと弾いて、観て、気づくポイントが多く、おもろいですな^^
今回は、演奏上いちばん重要なネック、フレット、ナット、指板のコンディションについてです。

 

  

 

ネック

キレイなストレートで順・逆反りともになくパーフェクト。
ヒスコレの '58、'59 タイプのグリップに親しんだ阿呆烏には、ローポジションあたり「ギョッ!」とするような細竿です。 最初見たときは、「スクィーズしたら捻り折るんちゃうか?」て思ったくらいの。 
「こりゃ、馴染むかなぁ~」という疑念も、結果、30 分で「弾きやす~(喜)!!」に変わりました^^ ダブルカッタウェイによるハイポジの弾きやすさも手伝っていると思います。
逆に 345 の後に、R4 弾くと”丸太”...状態です。

 

ナット

オリジナルのままで、溝がだいぶ低くなっております。 弦高が低くなることによる弾きやすさと、ビレのボーダーラインですな。

 

フレット

購入直後、スタジオ大音量で弾いてるときに問題発生
好みの弦高だと、2、3弦の 20 フレットがビレます。 スクィーズすると音が死(Death)にます。 いわゆるデッド・ポイントってやつですな。
ブリッジ高、サドル調整しているうちに、開放3弦がビレ始め、「アカン」と早々とうちに戻ることに。
ビレるサドルは座りに遊びがあるので、容赦なく木工用ボンドで、リテイナー、ブリッジとガチ固定!
ロッドまで弄り、なんとか、音、ピッチ、弾きやすさが共存できる設定を見つけることができました。 ホッ。
”山”がほぼ完全に残っている1フレットと比べると、一番よく使われている3~5フレットの 1~3 弦あたりのフレット残が6割。
ビレの元になっている 22 フレット3弦あたりが9割残、20 フレット8割残。 その他が大体7~8割の残。
その後、弦交換時の調整を繰り返すうちに、好みの設定で Great な音が出るようにもなり、弾きやすさばかりが目立つ現状ですが、近いうちにリペア・ショップに診断してもらう予定。

 

指板

この年代は、インディアン・ローズでしたっけー。 赤黒で油分たっぷり、導管が目立つタイプですな。 よく使うポジションは黒光りしてます。
同じくよく使う3~15フレット1弦側は、ナチュラル・スキャロップ状態でして、特にローポジションでの1弦スクィーズには慣れが必要でしたぞ。

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Gibson ES-345TDSV('68) ~... | トップ | Gibson ES-345TDSV('68) ~... »
最新の画像もっと見る

Gibson ES-345」カテゴリの最新記事