Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

ヴィンテージな鳴りとは? ~その1~

2013年12月28日 | Gibson L-50 (40's)
よく、箱モノ・ヴィンテージの説明文・宣伝文句で
「現行モノとの鳴りの違いに驚くでしょう...云々」
みたいなのを見かけやすが、コレってあるのか? ないのか? と訊かれれば、

百文は一聴に如かず

一聴瞭然

のレベルで

「あると思います」

 

L-50の場合

ベースは、温かくイナタイ音なんスが、木が結晶化したかのような カチンカチンの高音域倍音を纏ってるんスよねぇ
そげな美音が、鐘のごとく鳴り渡る...立ち上がりは早く、指のニュアンスもよく表れてる。
'20 ~ '30 年代のブルースを聴き漁り、長い年月、共振し続けたおかげで、ワテのボディ&ソウル自体が、当時のヴァイブレーションを発してやすからねぇw
このギターとも見事に共鳴しやしたわww 冗談(半分)

弾き心地もええっスねぇ~

新品ギターによくある ”反発”、 ”硬さ” みたいなもんが、じぇんじぇん無く、
押弦、爪弾きともにギターに包み込まれるようで、めちゃ柔らかいんスよねぇ~

当時の材で手間かけて作られたギターは、Lower Grade でも素晴らしい。
カントリー・ブルースやラグタイムなんかが、バッチリ合う。

当然、今風の音が必要な方にゃ、古ギターなんぞ、気難しい頑固ジジイと同じで、扱い(メンテ)がやっかいなだけ...スけど。

 


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