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観劇の感想もろもろな備忘録
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『七夕のおはなしと朗読劇』ストーリーと感想

2021-08-08 16:20:16 | 配信
e+で配信の2021.7.17(土)開催『七夕のおはなしと朗読劇』を観ました。

ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。








【ストーリー】
第一部:「御菓子をあげ・る」 鬼になった王子とお菓子のおはなし
とある国を治める王と王子のお話。王子は王と后、民たちからもとても愛されていた。帝王学を学び、その無理がたたったのか幼くして亡くなってしまう。
寂しさや悲しさを抱えたままの王子の魂は、成仏できずに鬼となり国に災いをもたらす。父王はそれに気づき荒れ狂う鬼に、そっと王子の好きだった“さくべえ”というお菓子を渡すのだった…。鬼は王子へと姿を変えていき、父王と和解し国を守る存在になった。

第二部:「あなたに会え・る」 天女に恋した牛飼いのおはなし
牛飼いの牽牛と天女のなでしこのお話。
牽牛は野心家。「このまま牛飼いで終わるつもりはない!」と某夢の国のようなレジャー施設を作りたいと思っている。
たまたま水浴びをしていた天女たちを見かけ、羽衣を無くしてしまった天女なでしこと恋におちる。彼女は天帝の娘だった。
牽牛はいつまでも蜜月が続くものと思っていたが、なでしこの寂しさそうな様子に不安を覚える。やがて天女がなでしこの羽衣を持ってくるが、なでしこには内緒にして隠してしまった。それが発覚してしまい、なでしこは傷つき羽衣をまとい天へ帰っていってしまった…。

第三部:「空から見て・る」 天の国に住む彦星と織姫夫婦のおはなし
天帝の5番目の娘 織姫と彦星のお話。
織姫は独創的な織物を作る機織り。彦星はグルテンフリーのスイーツを作るかたわら、副業でラジオDJをやっている。運命的な出会いから二人は恋人同士になり、やがて結婚する。
二人は超LOVELOVE♡ 仕事もそっちのけでだらだらと遊び呆ける始末。父の天帝は怒り、二人を引き離してしまう。心を入れ替えた二人は仕事に励み、天帝から年に一度だけの逢瀬を許してもらうことに。
7月7日の七夕の日、二人は一年分の積もり積もった話に花を咲かせるのだった。


【感想】
第一部:「御菓子をあげ・る」 鬼になった王子とお菓子のおはなし
泣けた…。誰も悪くない、でも哀しい。
人の心は仏のようにも鬼のようにもなりえるものだから…。

第二部:「あなたに会え・る」 天女に恋した牛飼いのおはなし
牽牛にいらっとしつつ、織姫の一途さに涙しつつ、そんな男ぽいぽい!しちゃいなよ~と思ってしまう。
野心、一途さ、傷つき、怒り、悲しみ、後悔、改心。いろいろな感情がミックスされていて、短いお話なのに考えさせられる。

第三部:「空から見て・る」 天の国に住む彦星と織姫夫婦のおはなし
一番気分的に楽に観られたお話。チャラそうで実は真面目だった彦星、変わり者扱いされていたのが機織りで自分を肯定できた織姫。
自分にとって大切なことはなに?と問われているような気がする。

林剛史が無茶ぶりされ、困りながらアドリブで歌う姿が可愛い♡ る・ひまわりの年末舞台でもよく見かける姿がまたここに♪
台詞を噛みまくったり、笑いを堪えられなくて後ろを向いたり。これもデジャブ。
辻本祐樹の織姫が機織りするときの「ぱったん、ぱったん」が可愛い♡ 相変わらずあざとい。褒めているよ~。
木ノ本嶺浩は苦悩する表情がよい、滲み出る感じが。
このキャスト3人はいいな~♪ 共演も多いから気心が知れているのだろうし、個性が重ならないところがいいのかもしれないな~。よいバランス♪

おまけのキャスト3人が短冊に書いた願い事。うんうん♪なのもあり、ふふっ♡となるのもあり。叶うとよいね。


【余談】
チケットが速攻完売の瞬殺だったらしい。だろうな~。
真夏だし、この時節がら購入しようかどうか悩んでいたけど、参戦しても100%無理だったと思う。
配信があって嬉しいけど、本音をいえば生で観劇したかったな~。

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