Silver☆Lucifer

徒然なるままに。

【豪快赤緑】勇気のベクトル【短文】

2011年02月27日 22時13分48秒 | 創作-小説・詩
お宝じゃなく、仲間のために勇気を出すなんて。

海賊としては、やさしすぎるんじゃないか?


なぁ、ハカセ?


当の本人は、機械いじりに没頭している。

あーだのうーだの言いながら、それでも指先は絶え間なく操作盤の上を動いている。

「ハカセ」
「なぁに?」
声を掛けても、振り返りもしない。
滑るように動く指。
その手が一瞬、止まる。

「っ、」
「どうした?」
何か重大な不具合でも見つかったのか、と手元を覗き込むと、左手の指先に血が滲んでいるのが目に入った。

思わずその手を掴む。
爪が割れていた。
「た、大したことないよ、大丈夫」
「いつやったんだ」
「えっと…」
言い淀むのを見て、なんとなく察しがつく。
「俺を助けた時だな?」
「…う…うん…」
砕けた岩の欠片でもはじいてしまったんだろう。
確かに大した傷ではないが、指先を使うなら痛まないはずはない。
「来いよ」
彼の手を引き、手近な椅子に座らせた。

簡単な処置くらいしかできないが、少しはマシになるだろう。
指先に包帯を軽く巻き終えると、俯いて黙ったままの彼に、終わったぞ、と声を掛ける。
「…ごめん…」
「そこはありがとう、だろ」
努めてあっけらかんとした態度で返せば、うん、そうだね、ごめん、と返ってくる。

「お前が勇気を出した証、お前が俺を助けた証。謝ることなんか何もない」
ただ、
「次からは、俺じゃなく、お宝を選べよ、ああいう場合は」
海賊なんだから、と言えば、彼は小さく首を横に振る。

「そういう勇気は、僕には、出せないと思うから」
呟いて、言葉を続けた。
「マーベラスは、お宝のためなら命を懸けられる。ルカだってそうだろうし、みんな、海賊だから、そうだ」
「まぁ、そうだな」
「でも僕は、僕の勇気は、違う」

はっきりした口調。
顔を上げ、こちらをまっすぐ見つめる。

「僕は、お宝に命を懸けるマーベラスやみんなを、助けたい。だから、そのためならきっと勇気を出せるし、命だって懸けられる」

いつものようにちょっと困ったように笑って、言った。

「…そうか」
「うん。だから、ごめん」
「謝ることはない。それがお前の勇気なんだろう?」

俺はそんなお前のこと、きっと守ってやる。

そう思った言葉は、口には出さなかった。

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第3話より、また暴走。
赤がどこまでも緑を引っ張って、でも緑のことを否定するわけじゃなくて、そして緑はそんな赤のために棒高跳び…
でも普段はやっぱりビビりでヘタレな緑でいいと思うの。
しかしまた大妄想だな…。

ミスターグリーン・・・・

2011年02月23日 00時37分52秒 | 特撮・アニメ・漫画・ゲーム・BL・歴史 etc
というスーツアクターさんがいることを知りました。

私の好きなデカやゴーオン、シンケン、ゴーカイの緑をやっている竹内康博さん!
ボウケンブルー、ハリケンイエロー、ガオイエローも・・・・・
好きキャラ数でいくと蜂須賀さんを越えてますね!
しかもキースもやってんのか!やべえ!

あー、だから2話ではハカセがゴセイレッドになったのかな?
全然動き違ったけど中の人は本物だったのか・・・・・!

あと、マジスも竹内さんなんですね・・・・・あれか、センちゃん(伊藤陽佑)専属かw

面白いなあ、特撮は。

竹内さん、これからもっともっと注目していきたいです。
遅ればせながら。

Vシネのときのスーツアクターさんて大変そうだよね。
2作連続で同じスーツアクターさんがメインキャラで出てると、両方やんなきゃなんないわけだよね。
大変だなあ。

「ヒーロー」の定義って

2011年02月22日 23時59分18秒 | 特撮・アニメ・漫画・ゲーム・BL・歴史 etc
ゴーカイの黄色が蜂須賀さんなので、タイムを同色でやることになったら
タイムグリーンの中の人がタイムイエローをやる
ってことになるね!
という話を前に書いたんですが、

そういえばイエローも結構やってたね、蜂須賀さん。
しかもヒロインじゃなくて少年キャラの方の。

私の大好きなギンガ黄とゴーファイ黄も蜂須賀さんなんだよ!
少年系の蜂須賀さん大好きすぎて困る・・・・・。

ってことは、もしギンガとゴーファイで同色変身したら、
「ゴーカイイエロー」である「ルカ」が「ギンガイエロー」もしくは「ゴーイエロー」に変身しているわけだから、たとえ彼らの格好をしていてもアクション自体は「ゴーカイイエロー」である「ルカ」の動きになるわけで、でも、実際に演じているスーツアクターさんは「ゴーカイイエロー」も「ギンガイエロー」も「ゴーイエロー」も蜂須賀さんがオリジナル(という言い方でいいのかはわからんけど)だから、それって本物の「ギンガイエロー」と「ゴーイエロー」なんじゃないの?っていう。
でも、あくまで「ゴーカイイエロー」である「ルカ」が変身していることになっているわけだから、本物と全く同じ動きはしないというかできないわけですよ。
でも、中の人は同じ蜂須賀祐一さんなわけですよ。

これ面白いなー。

前々から、スーツアクターと素顔の役者さんってシュミラークル的な、というか、オリジナルの動きってもともとなくて、ふたりでひとりを演じてるみたいな、オリジナルって誰なの?って思ってたんだよね。
変身してからの仕草とかって、ある程度はスーツアクターが素顔の役者さんの動きを真似るってのができると思うんだけど、そうは言ってもアクション部分ていうのはほぼ全部スーツアクターがやるわけで、別に素顔の役者さんをもとにするわけではないでしょ。
逆に、普段のスーツアクターさんの動きに合うように素顔の役者さんたちが立ち回りをするようなこともあるはず。素面名乗りとか、素面アクションシーンとか。
そうすると、どっちが本物(って言うと御幣があるかもだけど)なのか、何がオリジナルなのかってわかんないじゃん。
しかも、各地でやってるヒーローショーは、全然違うスーツアクターがやってるわけですよ。
でも、それが偽者かっていうと・・・・・例えば本編でもスーツアクターの代役を使う場合ってのがあるわけだし、中の人が違うから偽者ってハッキリ言えるわけでもない。
もし中の人が同じなら本物で違ったら偽者って言うんなら、逆に、たとえ役が「ゴーカイイエロー」であっても、蜂須賀さんがやったら「ギンガイエロー」と「ゴーイエロー」は本物ってことにもなっちゃうわけだよね?

結局、ヒーローって誰なんだ。
オリジナルのない何か、だよね。
定番の動きとか、ポーズとか、そういう曖昧なものでヒーローってできてる。
それって面白いなーって、思ってたわけです。

それが今回のゴーカイジャーで色々と見られそうなのでとても楽しみです。
特に蜂須賀さんは、好きなので。

ま、子どもからしたら見た目が全てなんだろうけどね!

これにて一件・・・

2011年02月22日 02時48分03秒 | 特撮・アニメ・漫画・ゲーム・BL・歴史 etc
落着→真剣
コンプリート→刑事

今日は轟音の最終巻と真剣Vシネを見ました。

眠いですが非常に満たされました。

ツイッターでつぶやきすぎました。

とりあえず緑かわいいよ緑。

あー、千明はやっぱりいいなあ。

でも範人もいいなあ。

緑は基本的に私の好みすぎて困ります。

ドッゴイヤーも大好きだよ!

もはや何度目かも数えたくない特撮ブーム。

定期的にやってくるようです。

【豪快赤緑】そう遠くない未来に君と【短文】

2011年02月20日 18時58分15秒 | 創作-小説・詩
やってしまった。
豪快の赤緑。
気が向いたらちゃんとサイトにあげなおすかも。

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月を見ていた。
見慣れぬ月を見て、また、あの時のことを思い出していた。


どうしたの、消えそうな小さな声で話しかけられて、急に現実に引き戻される。

「ハカセ」
振り返ればそこにいたのは、やっぱり彼だった。
「難しい顔してる」
隣に並んで同じように外を見る。
地球から見る月。
見慣れぬ月。

「そんなに変な顔してたか?」
「なんか嫌なこと思い出したなあっていう顔してた」
どうしてこう、彼は妙なところで鋭いのか。
普段はルカの影に隠れて殴られてばかりいるようなやつなのに。
頭脳明晰、その頭で何度も俺たちを救っただけあるということか。

「あんまり強いのもどうかと思うよ」
「何がだ?」
「僕なんか平気で弱音も吐けるけどさ」
思うことがあって、悩むことがあって、だったら、強くない時があってもいいと思うな、はにかみながら彼はそう続けた。

なんだ、それ。
ちょっと、かっこいいようなこと、言ったりして。
そんな顔、普段は見せないじゃないか。

「あれ、え、怒った?」
返事なく険しい表情のままの俺に気付き、いつものようにすがるような目で見上げてくる。

「いや」
小さく首を振り、思わず笑みをこぼす。
「別に、嫌なことってわけでもないさ」

曖昧な返事でその場を濁した。


いつか、俺は彼の前で泣くのだろうか。
いつか、俺は彼に助けを求めるのだろうか。
いつか、彼は強くなり、俺は弱くなるのだろうか。

それはわからないけれど、たまになら、頼ってやってもいいか。

なんて、思いながら、また月を見上げた。

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まだ第2話なのに暴走した。
赤の回想より妄想。
来週、緑は勇気を魔法に変えられるのか!
しかしまぁ、いまいちまだキャラが掴めてない感が満載ですね!!

14巻の予感

2011年02月18日 22時23分35秒 | 特撮・アニメ・漫画・ゲーム・BL・歴史 etc
昨日、「そろそろ南瓜鋏の14巻出るんじゃないかな」とか思いながら、でも本屋閉まってる時間だし、とか思ってたんだが、今日調べてみたらマジで昨日発売でした。

↑頭悪い文章だなあ。


しかしこの話、ややこしいので、自分あんまりよくわかってない。
先が気になる。

岩永氏の言ってることは、わかりやすいよね。
たとえとか。
あと、私はこの人の考え方が結構好き。

フライング ドッゴイヤー

2011年02月10日 00時56分26秒 | 特撮・アニメ・漫画・ゲーム・BL・歴史 etc
ゴーカイジャー楽しみだなぁ。
今回も緑に注目しています。

ドン・ドッゴイヤー
通称:ハカセ

ひとりだけ通称があるっていうw
心配性で慎重派、だと・・・・・今回は、お気楽担当ではないようです、緑さん。
てことは6人目がお気楽キャラか?まあいいや。

髪の毛がほわほわしてて可愛いねぇ。
そして発明家。
どことなくシオンくんを思い出します。

フランイングドッゴイヤーですいません。
でも楽しみなんだもん!

第1話の34戦隊182人大集合がまじ楽しみです。
あと、タイムレンジャーに変身する回がとても楽しみです。あるかな?
3話はタイトル的にマジっぽいね。

中の人(スーツアクター)も楽しみ。
イエローが今回、蜂須賀さんなんだけど、もしタイムを同色でやることになったら、シオンだった蜂須賀さんがドモンやる、みたいになるんでしょうか。
そういうあべこべさがあるんじゃないかと、とても楽しみです。

さて、とりあえず明けて今日は無双の発売日です。


待っててね、左近。

夏(の陣)がだめだったり清正人参が好きだったりするのね

2011年02月08日 00時09分15秒 | 特撮・アニメ・漫画・ゲーム・BL・歴史 etc
無双の清左について。

つまりは単純にまさよしさんの「清正人参」もとい「セロリ」の歌詞って感じだよね。

育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイし、
ましてや東軍と西軍だからすれ違いはしょうがないし、
もともとどこ吹く他人だから価値観はイナメナイし、
性格曲げてまで気持ちおさえてまで付き合うことないし、

そしてこの部分↓

毎回毎回そんなにいっつも会えないから
一人で考えてたってにっちもさっちもいかない現状で
じゃ まぁいいかなんてそんなに簡単に片付かないから
こっちも そっちも どっちも 毎晩毎晩毎晩毎晩
会いたい

なんというきよまさこん。

がんばってみるよ東軍で
がんばってみてよ西軍で
なんだかんだ言っても
つまりは単純に三成(殿)のこと
好きなのさ

三成を介しての清左も萌えます。