久々の更新。パンプキンシザーズ18巻と同時発売のサイドストーリー集「Pumpkin Scissors:Power Snips」の感想を。ネタバレありますので注意。
【センチメンタル・セコイア】
背の高い女の子のコンプレックスと伍長への淡いモニョモニョ……!主計課という部署にスポットを当ててそこから見える3課を描いた、パンプキンシザーズらしいと言えばらしい話。
インターバルでの大人と子供の境界については、さすがの岩永節でした。うーん、この人のこういう例え好き。
【White&Black】
きましたコールド・ヴィッター!12巻の「極秘任務」13巻の「サウナ云々」の詳細がここに。
白でも黒でもない、灰色の子供。ヴィッターが救ってしまうのも仕方ないかな。見た目フランシアに似てるしね。名前が雪、というのはさすが。
関西弁のコーシカちゃんがまた良いキャラでした。
やっぱりヴィッターはムッツリロリコンだ。
【HUNGRY MAN】
アメコミ風に間男の話を描いた短編。本当こいつ女抱くの好きだな!
純情を奪われた彼女はこうしてクレイモア・ワンに入ったのね……!
あわやアッー!な展開でした(笑)
【雨宿りのネオテニー】
最初の話とちょっと繋がる、ステッキンとオレルドのエピソード。兄妹のようなふたり、軽そうに見えてステッキンのことを大切にしたいオレルド、大人でありたいステッキン。あのストーリーの陰にこのふたりのこんな話があったのかな、というのがほわっとします。
取って付けたサイドストーリーというより、本当に本編を補うような形の、本編におけるインターバル的なエピソードでとても面白かったです。
岩永節も炸裂してましたし、パンプキンシザーズ好きにはオススメできる番外編!