10月も半ばとなり、潮回りもいい事から1ヶ月も前から予約を入れての出撃です。
本命ターゲットは真鯛!
同じポイントでワラサも狙います。
猛烈な台風27号の接近前で、26号の時化が一段落した絶妙のタイミングか?と、荒食いを期待しての釣行です。
今回は初心者が2名参加しているため、初めは今やすっかり練習扱いとなってしまった近場のシーバスからスタート。
出船はAM5:30、総勢7名で朝マヅメを攻めます。
鳥山を探してやや東に移動すると、検見川浜の付近におなじみの光景が広がっていました。

怒涛の入れ食いがスタートです。
こうなると当然、ルアーのキャストどころかスピニングの使い方すら分からなかった秋葉さんにもヒットぉ~!


活性自体は前回よりも高く、今回はバイブレーションを着水させてカウントダウンするまでの間にすぐに食って来ます。
つまり、ルアーで底が取れない状態。
こうなると、ヒット数やゲット数なんて、もうど~でも良くなっちゃいます。
オカッパで2ゲットと10ゲットの違いは絶大だけれど、ボートでの100ゲットと150ゲットの違いは大した事ではないですからねえ~。
そんなことより、本命は「サバ!」
シーバスの猛攻を避けるために、リトリーブを速くしたりトゥイッチを入れたりと色々やってみますが、釣り分けはよ~分からん…。
5本に一本くらいはサバが混ざるので、とにかくかかった魚がサバだったら丁寧にランディングします。
とにかく、今のサバは型は小さいけれどとにかく激ウマ!
もし釣れたらキャッチ&リリースなんてカッコつけた事のたまわってないで、絶対に食べたほうが良いです!
魚のコンディションが分かります!
1時間半程度釣りまくり、とりあえずは初心者の方にも堪能していただいたところで、いよいよ本命の青物&真鯛ポイントへ!
しか~し、いつもながら天気予報では風が弱まるというはずだったのに、反対に強まる様子…。
北西風が10m近くも吹いています。
そのためポイントに着くと、船はドンブラコ…。
ボート初体験のビギナーさんには、非常に過酷な条件です。
さらに二枚潮…。
風の方向と潮の方向が逆なので、70g程度のタイラバでは底が取れませんT^T。
今回、私がベイトリールに巻いているドンペペの道糸の号数はなんと1.5号。
今まで主力で使っていたABUのモラムがついにぶっ壊れたため、急遽代理のリールを用意したのですが、PEラインの手配が間に合わず、やむなく家にあった1.5号を巻きました。
本来なら0.8号程度に細くしないといけないのですが、ほぼ倍の太さ…。
1.5号で水深40m程の二枚潮の底を取るわけですから、相当注意しながら小刻みにサミングします。
サミングしないと、表層では向こう側に流されて、中層から下ではこっち側に流されるため、ラインがS字にカーブしちゃうワケです。
放っておくとラインばかりが出て、ボトムが取れない…。
特に初心者にはキツかったようで、秋葉さんもジグを連続でロストしてしまいました。
おまけに活性もかなり低いようで、全くのノーヒット。
一度だけデスメタル部長にアタリがありましたが、無念にも乗せきれず…。
ブルボン川崎氏もワラサと思われる一発がありましたが、残念ながらフックアウト…。
そこで私は新兵器を投入です!
なんと、タイラバのフックに青イソメを房がけに!!
メタルジグに青イソメを房がけにして釣る「陸奥湾スタイル」と言うのがありますが、私はタイラバで使用。
禁断の生物兵器です。
やがて、根がかりか??と思って強引に巻き上げると、付いて来たのは「マダコ」!!
生物兵器に対して軟体系の反撃です!
釣った時の写真が無いから、持って帰って茹で上がったあとのタコ様の鎮座する写真…。

恐るべし青イソメ…。
そしてまたしても、生物兵器にヒット~!
本命の真鯛です。
何たってスカートとネクタイよりも強烈なイソメがヒラヒラしているものですから、食い込みが違う。
前アタリ無しに、一発で食って来た感じでした。
こちらもランディング時の写真がないので、家に連れ帰ってからのまな板写真がコレ。

いい色してますなぁ~。
そんなワケで、他の人がボウズだったのを尻目に、私は生物兵器で2ゲット。
まあ、ひとつテンヤなんてのもあるわけだし、もともとタイラバも餌の部分がネクタイやスカートに変わったのが起源だそうだから、良しとしましょ。
結局、風もさらに強まりウネリも酷いので、船は一路湾奥へ移動する事になりました。
しかし、途中でトラブル発生!
先日の台風による浮遊物の山に突っ込み、船が走行不能に!
スクリューに何か大きなゴミが絡まったようです。
とにかく今回は、海の状況が歴代最悪なくらいに悪い。
木の枝やら草やら、水面はゴミだらけ。
しかし、キャプテンはさすが海の男!
「ちょっと、潜って取って来るから。」
アッサリと言います。
しかし、すげえウネリで、しかも船上はかなり寒い。風はビュービュー。水深はたぶん50m…。
あっけに取られる我々を尻目に、キャプテンはウエットスーツに着替えて海の中へ…。
あっという間に、スクリューから麻袋とおぼしき巨大なゴミを回収して上がって来ました。
超、カッコええ…。
危機的状況時の男のあるべき姿を、学ばせて頂きました。
それを目の当たりにしたにも関わらず、またしてもカモメさんをヒットさせてしまった私は、カモメさんのクチバシごときにビビりまくり…。
これで今シーズン2羽目の鳥ゲットです。
「船上のテロリスト」とお呼びくださいまし。
船が千葉港付近に差し掛かったところで、いきなりサワラのボイル発見!
ミサイルのように海面からジャンプ!
サワラジャンプを見たキャプテンは「アドレナリン、ぶしゃ~~!」状態になり、マイクから「速く投げろ!」と怒声が飛びます。
さすが、サワラには並々ならね執念を燃やすキャプテン…。
シーバスの時のテンションと、えらい違い…。
さぞかしビギナーの方は驚いた事と思います。
ところがウネリと強風でなかなか思ったように攻められず、タイムリミットでサワラ撃沈。
デスメタル植木部長が、唯一、ソーダガツオを1尾ゲットしました。
しかし、いつもの近場のシーバスポイントで、まさかサワラがボイルするとは…。
余談ですがこの二日後、何と船橋沖でサワラが20本も揚がる大爆釣が繰り広げられました(T_T)。
またこの19日、ディズニーランド沖でもブリが出たそうで…。
結果的に、わざわざ三浦沖まで行った割には貧果となってしまいました。
こんな事なら波の穏やかな湾奥で、ルアー五目をやった方が、遥かにデカイのが釣れましたね~。
まあ最初にシーバスが入れ食ったのが、せめてもの救いです。
今年の秋の湾奥は、何が飛び出すか分かりません!
さて、帰った後はお楽しみの魚料理。
見て下さい、この艶やかな鯖の刺身。

釣り人しか食べられない、極上の一品です。
真鯛は久しぶりに普通に塩焼きにして、マダコはワサビとマヨであえたサラダ風に…。

とにかく、今の時期のサバは美味いです!
それだけで、やる価値アリ!
本命ターゲットは真鯛!
同じポイントでワラサも狙います。
猛烈な台風27号の接近前で、26号の時化が一段落した絶妙のタイミングか?と、荒食いを期待しての釣行です。
今回は初心者が2名参加しているため、初めは今やすっかり練習扱いとなってしまった近場のシーバスからスタート。
出船はAM5:30、総勢7名で朝マヅメを攻めます。
鳥山を探してやや東に移動すると、検見川浜の付近におなじみの光景が広がっていました。

怒涛の入れ食いがスタートです。
こうなると当然、ルアーのキャストどころかスピニングの使い方すら分からなかった秋葉さんにもヒットぉ~!


活性自体は前回よりも高く、今回はバイブレーションを着水させてカウントダウンするまでの間にすぐに食って来ます。
つまり、ルアーで底が取れない状態。
こうなると、ヒット数やゲット数なんて、もうど~でも良くなっちゃいます。
オカッパで2ゲットと10ゲットの違いは絶大だけれど、ボートでの100ゲットと150ゲットの違いは大した事ではないですからねえ~。
そんなことより、本命は「サバ!」
シーバスの猛攻を避けるために、リトリーブを速くしたりトゥイッチを入れたりと色々やってみますが、釣り分けはよ~分からん…。
5本に一本くらいはサバが混ざるので、とにかくかかった魚がサバだったら丁寧にランディングします。
とにかく、今のサバは型は小さいけれどとにかく激ウマ!
もし釣れたらキャッチ&リリースなんてカッコつけた事のたまわってないで、絶対に食べたほうが良いです!
魚のコンディションが分かります!
1時間半程度釣りまくり、とりあえずは初心者の方にも堪能していただいたところで、いよいよ本命の青物&真鯛ポイントへ!
しか~し、いつもながら天気予報では風が弱まるというはずだったのに、反対に強まる様子…。
北西風が10m近くも吹いています。
そのためポイントに着くと、船はドンブラコ…。
ボート初体験のビギナーさんには、非常に過酷な条件です。
さらに二枚潮…。
風の方向と潮の方向が逆なので、70g程度のタイラバでは底が取れませんT^T。
今回、私がベイトリールに巻いているドンペペの道糸の号数はなんと1.5号。
今まで主力で使っていたABUのモラムがついにぶっ壊れたため、急遽代理のリールを用意したのですが、PEラインの手配が間に合わず、やむなく家にあった1.5号を巻きました。
本来なら0.8号程度に細くしないといけないのですが、ほぼ倍の太さ…。
1.5号で水深40m程の二枚潮の底を取るわけですから、相当注意しながら小刻みにサミングします。
サミングしないと、表層では向こう側に流されて、中層から下ではこっち側に流されるため、ラインがS字にカーブしちゃうワケです。
放っておくとラインばかりが出て、ボトムが取れない…。
特に初心者にはキツかったようで、秋葉さんもジグを連続でロストしてしまいました。
おまけに活性もかなり低いようで、全くのノーヒット。
一度だけデスメタル部長にアタリがありましたが、無念にも乗せきれず…。
ブルボン川崎氏もワラサと思われる一発がありましたが、残念ながらフックアウト…。
そこで私は新兵器を投入です!
なんと、タイラバのフックに青イソメを房がけに!!
メタルジグに青イソメを房がけにして釣る「陸奥湾スタイル」と言うのがありますが、私はタイラバで使用。
禁断の生物兵器です。
やがて、根がかりか??と思って強引に巻き上げると、付いて来たのは「マダコ」!!
生物兵器に対して軟体系の反撃です!
釣った時の写真が無いから、持って帰って茹で上がったあとのタコ様の鎮座する写真…。

恐るべし青イソメ…。
そしてまたしても、生物兵器にヒット~!
本命の真鯛です。
何たってスカートとネクタイよりも強烈なイソメがヒラヒラしているものですから、食い込みが違う。
前アタリ無しに、一発で食って来た感じでした。
こちらもランディング時の写真がないので、家に連れ帰ってからのまな板写真がコレ。

いい色してますなぁ~。
そんなワケで、他の人がボウズだったのを尻目に、私は生物兵器で2ゲット。
まあ、ひとつテンヤなんてのもあるわけだし、もともとタイラバも餌の部分がネクタイやスカートに変わったのが起源だそうだから、良しとしましょ。
結局、風もさらに強まりウネリも酷いので、船は一路湾奥へ移動する事になりました。
しかし、途中でトラブル発生!
先日の台風による浮遊物の山に突っ込み、船が走行不能に!
スクリューに何か大きなゴミが絡まったようです。
とにかく今回は、海の状況が歴代最悪なくらいに悪い。
木の枝やら草やら、水面はゴミだらけ。
しかし、キャプテンはさすが海の男!
「ちょっと、潜って取って来るから。」
アッサリと言います。
しかし、すげえウネリで、しかも船上はかなり寒い。風はビュービュー。水深はたぶん50m…。
あっけに取られる我々を尻目に、キャプテンはウエットスーツに着替えて海の中へ…。
あっという間に、スクリューから麻袋とおぼしき巨大なゴミを回収して上がって来ました。
超、カッコええ…。
危機的状況時の男のあるべき姿を、学ばせて頂きました。
それを目の当たりにしたにも関わらず、またしてもカモメさんをヒットさせてしまった私は、カモメさんのクチバシごときにビビりまくり…。
これで今シーズン2羽目の鳥ゲットです。
「船上のテロリスト」とお呼びくださいまし。
船が千葉港付近に差し掛かったところで、いきなりサワラのボイル発見!
ミサイルのように海面からジャンプ!
サワラジャンプを見たキャプテンは「アドレナリン、ぶしゃ~~!」状態になり、マイクから「速く投げろ!」と怒声が飛びます。
さすが、サワラには並々ならね執念を燃やすキャプテン…。
シーバスの時のテンションと、えらい違い…。
さぞかしビギナーの方は驚いた事と思います。
ところがウネリと強風でなかなか思ったように攻められず、タイムリミットでサワラ撃沈。
デスメタル植木部長が、唯一、ソーダガツオを1尾ゲットしました。
しかし、いつもの近場のシーバスポイントで、まさかサワラがボイルするとは…。
余談ですがこの二日後、何と船橋沖でサワラが20本も揚がる大爆釣が繰り広げられました(T_T)。
またこの19日、ディズニーランド沖でもブリが出たそうで…。
結果的に、わざわざ三浦沖まで行った割には貧果となってしまいました。
こんな事なら波の穏やかな湾奥で、ルアー五目をやった方が、遥かにデカイのが釣れましたね~。
まあ最初にシーバスが入れ食ったのが、せめてもの救いです。
今年の秋の湾奥は、何が飛び出すか分かりません!
さて、帰った後はお楽しみの魚料理。
見て下さい、この艶やかな鯖の刺身。

釣り人しか食べられない、極上の一品です。
真鯛は久しぶりに普通に塩焼きにして、マダコはワサビとマヨであえたサラダ風に…。

とにかく、今の時期のサバは美味いです!
それだけで、やる価値アリ!