千葉西ポセイドン通信

ソルトウォーターゲームを中心にした、内輪ネタブログです! 様々なジャンルでのルアーフィッシング情報をお届けします!

隅田川シーバス攻略法

2012-09-15 20:24:09 | 釣りのうんちく
さて、前回の続きです。
めぼしいストラクチャーの無い隅田川本流では、魚の気持ちになってみると護岸のヘチが最高の身を隠す場所だと言う事が分かります。
そうなれば事は簡単。テクトロをすればいいんです!

さあ、それでは他のブログでは書かない、テクトロシミュレーションの旅へ、いざ!

スタートは永代橋から下流側にある大横川水門前!潮回りは小潮の下げ始めが良いでしょう。大潮や前後の中潮では流れがキツくて釣りになりません。
4~5mほどラインを出していざ出陣!
ルアーはラパラCD-7のチャートカラーで、出来たら板オモリなどで1~2g程度ウエイトUPしたものが、水を良く掴みます。歩く速度はCD-7がプルプルと泳ぐのを感じる速度で!あまり速いのはNGです。引く時の注意は、セオリー通りキワを引く事!30cm離れたら、ヒット率は一気に下がります。
ただし、水門前はキャストでいかにも釣れそうな雰囲気がムンムンですが、ほとんど出ません。対岸に渡って晴海運河との合流点の流心を攻める必要がありますが、今回は割愛させて頂きます。ここはあくまでもテクトロ!
さて、テクトロ時は護岸のところどころにハシゴと鉄柱があるので、注意して下さい。大抵釣り糸がゴッソリと絡んでいるので、引っ掛けるとまず取れません。

しばらく歩くと、永代橋が見えて来ました。橋の20mほど前から、注意願います!一気にヒット率が上がります。
そのまま永代橋の下をくぐって、上流側の少しカーブした付近まで行っちゃいましょう。カーブ付近は特に注意!対岸のIBM側から来る流れがぶつかって、微妙に魚が溜まるポイントです。
そこまで行ったら、一度戻って永代橋橋脚の上流側、下流側と明暗の境目を叩きます。無理に橋脚を擦る必要はありません。あまり出ないポイントです。
そして、再びテクトロ。隅田川大橋まで行ったら、永代橋と同様に一度数10mやり過ごして、まずは上流側の橋脚を丁寧に探ります。
橋脚の上流側5~8mで出来るだけ流心付近にルアーをぶん投げて(この時はラパラでなく、飛距離の出るシンキングを使って下さい。)、隅田川の流れにまかせて橋脚の向こう側に送り込みます。しばらく流してからリトリーブ。
橋脚の流れの当たる面を擦るようにゆっくり引きます。
魚がいればゴンっ!
ルアー深度とコースを変えて、数回攻めて下さい。でも、長居は無用です。
下流側は堆積物でちょっとした「瀬」になっているので、そこも攻めます。ここにはライトが入っているのですが、節電の関係で消えているかも知れません。ごく稀にここにベイトが溜まる場合があり、過去に私はここで2時間で36尾揚げた事があります。ただし、ベイトが溜まっていなければダメです。滅多にありませんので、悪しからず。
そして、明暗も攻めてから、再びテクトロスタート!
ここから清澄橋までは実績の高いエリアなので、集中しましよう!
この付近はライズも出やすいので、ライズリングを見つけたら即キャスト!
しばらく歩くと、水門が見えます。この水門の10m程度前からは要注意!特に水門で護岸が切れる直前は、ヒット率が高い場所です。
水門の内側は水が死んでいるのでやり過ごしますが、水門前の本流は流れの変化があるのでチェックをお忘れなく。
さて、水門を超えるとやや確率が落ちて来ますが、清澄橋から小名木川との合流ポイントまでは一応チェックを入れてみて下さい。ただし、深追いは禁物。ここで粘るなら、逆方向に向かって再度テクトロをしたほうが効率的です。

さて、ここまでで1クール終わりました。もしも、この間に数尾ヒット出来たなら、隅田川にそこそこのシーバスが入って来ている証拠です。逆走するも良し、対岸に渡ってIBM前から新大橋あたりまでテクトロをするも良し。
また、キャスト主体でランガンするも良いでしょう。
ただし、もしも1尾も出なかったら…。
残念ながら、その日はストックされていません。心して取り掛かるか、別の潮回りにリベンジする事にしましょう!

つまりテクトロで釣れると言うことは、隅田川にシーバスが入って来ているのかどうか?の一つのバロメーターになるのです
調子の良い時は、以上の流れで4~6尾程度は出ます。もちろん2桁の場合もあります。大体そう言う時は、他のポイント、つまり越中島公園前や相生橋下などでも出るんですねぇ~。
いわゆる「群れが入る」と言うヤツです。
反対に全く出ない時は、周辺のポイントでもせいぜい1~2尾程度です。
まあ、ほとんどがボウズですねぇ。

以上の事から、少しでも釣果を上げたいようでしたら、ぜひテクトロをしてみて下さいませ。

なお、シーバスの捕食がセレクティブになっている時は「エコギア グラスミノー MかL」に5g程度のジグヘッドを付けてテクトロしてみて下さい。ミノーで食わないのに、急に食う場合があります。

最後に。
テクトロしてて、当たりがあったのに乗らなかった場合は、再度引き返して流し直すか、時間をおいて再度流して下さい。また食ってきますよ!

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (りえパパ)
2015-09-11 17:28:47
ポセイドンさん、こんにちは。近所なのでこんどやってみます。昔、タックルは買ったんですがぶん投げ練習しただけで終わりました。確かラパラはあると思います。シンキングでとありますがバイブレーションでいいのでしょうか?ルアーのこと知らないので、教えてください。
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ラパラCD7がオススメ (ガルパー徳田)
2015-09-11 18:11:40
りえパパさん、最近あまり更新出来ていない当ブログをご利用下さり、ありがとうございます。
質問についての返答です。
バイブレーションでもダメではありませんが、カウントダウンのミノー系のほうが釣りやすいと思います。その理由は…。
バイブレーションはラインが上の真ん中あたりに付いているのに対して、ミノーはラインが全面に付きます。好みの問題かも知れませんが、ラインで引っ張る感じでテクトロ出来るミノーのほうが、バイトが取りやすいと思います。
隅田川は水深がそれほどあるわけではないので、ミノーで十分です。バイブレーションだと沈み過ぎる場合があり、中層以上にステイしているシーバスの下を通してしまうリスクがあります。
個人的には、ラパラCD7のレッドヘッドの下部にシール式の板オモリを貼り付けてウエイトアップしたものが1番プルプル感を感じながら引けるので、非常にテクトロに向いていると思います。(ウエイトアップは無くても可)
たくさん釣れると良いですね!
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Unknown (りえ)
2015-09-14 12:10:48
ポセイドンさん、
ご教授ありがとうございます。シール式の板おもりがあるんですね。押入れからルアーをこの週末に引っ張りだして調べてみます。いくつかかったので。隅田川でポセイドンさんのお薦めシーズンは3月―5月と10-11月ですか?雑誌とうにはそんなこと書いてありますが。また、わからないことあったら教えてください。
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