大体いつものパターンだと、幕張から稲毛海岸沖の水深6~7mくらいのところで1キャスト3ヒットになるはずです。
しかし、ここ2回の釣行では何故か入れ食いモードにはならず、せっかく来ていただいたゲストの皆さまにとってはイマイチ盛り上がりに欠ける結果となっていました。
何の遊びでもそうですが、やはり最初が肝心・・・。わざわざお金をかけて朝早くから来ていただいているワケですから、ホスト役としては腕が痛くなるくらい釣っていただき、釣りの楽しさを体験してもらいたいと思うのです。
サワラ狙いが終わった後は、今度はキャプテンは魚探を見ながらそれらしきところをランガンします。
朝一、鳥山が出ていた付近や、検見川浜周辺のシャローエリアを攻めますが、反応はイマイチ・・・。
潮回りが若潮で、ちょうど満潮から下げに入った時分ですが、今ひとつ活性が低いのです。
それらしきポイントには牛丼屋さんと同じ名前の船や、良くみかけるガイドボートなども集まってきますが、そちらも揚がっている様子がない。
ストラクチャー周りのいかにもなポイントでも、反応なし・・・。
「やばい・・・。今回も沈黙してしまうのかぁ~。」
しょうがないからキャプテンに耳打ちし、「サバでもいいから、数が釣れるとこない?」と聞いたところ「サバの方がいないよ。」と一喝されてしまいました。
やがて水深7mほどの特に何の変哲もない場所に到着。
風も止み、水面が鏡のようにまったりとしている状況で、おまけにどんよりとした曇り空。
水面をボラが跳ねまくり始めました。
実はこういう時って出るんだよな・・・と思っていたらまさにビンゴ!
ようやくシーバス祭りのスタートです。
結局のところ、レンジバイブがまたしても主役です。
つまんない・・・って言っても、釣れるんだからしょうがない。レンジバイブは本当に良く釣れるバイブレーションです。
そしてスペシャルゲストの柳田さま、塙さまも投げればシーバスが釣れる状況に突入。
特に塙さまにおいては、見るたびにシーバスがぶら下がっている爆釣状態・・・。普段からエリアフィッシングでトラウトを狙われているだけあって、フッキングからランディングまでの一連の動きが慣れています。
先ほどサゴシをゲットした柳田さまもすっかりキャストに慣れ、ビシバシとルアーを送り込んだ結果がこれ
はじめの頃はこんな感じで獲物を堪能してらっしゃいましたが、そのうちランディングするのも面倒になって必殺の空中リリースを連発。
船中、誰がかけているのか分からないくらいの状態が続きます。
しまいにはランディングしたシーバスが生きたまま足下にゴロゴロしている始末。ほとんどカツオの一本釣り!
ヒットするシーバスのサイズは大体50cm~60cmくらい。つまりフッコサイズですので、そろそろデカいのが来ないかな?と思っているところへ、今回絶好調のブルボン川崎にデカいのがヒット!
76cmのスズキサイズゲットです!
アイアン系の一回り大きなバイブレーション(赤金)を投入していた結果でしょうか?午前中のサワラといい、本日は絶好調です。
そして、押尾漁協長にも大きめのがヒット! 普段のイシモチよりはデカいでしょ??
結局、船中70尾くらいは出たのでしょうか・・・? 最後のほうは空中リリース連発だったので、何匹釣れたのかは、よく分かりません。
とにかくヒットルアーはレンジバイブをはじめとした沈み系。今回はフォールで食ってくるパターンが多く、ふわっと落とすとコンっ!て止まるので、グッと合わせると乗るという感じで、個人的にも釣った感のある釣りでした。
最後は港周辺にサバが出たという情報で鳥山目指して駆けつけましたが、残念ながら終わった後らしく、ビッグウェーブ鍋島がシーバスを1尾バラして終了となりました。
帰りの船から、港にきれいな虹が出ていました。滅多に見れない光景で、最後にふさわしいロケーションでしたね!
千葉西のこれからの門出を祝うような…(笑)(赤白の煙突のところに虹が見えるの分かります?)
さてそんなわけで、ほぼ1年ぶりの千葉西ポセイドン・シーバス祭りは終了しました。
ど~してもシーバスになっちゃいますね(笑)
次回はちょいとレベルの高い、寒サワラのジギングか、早春のマダイ、または寒いけどナイトでのロックフィッシュも楽しそうですね~。
また結局シーバスジギングになっちゃったりして・・・。
早くワラサのデッカいのが釣りたいですね!
ご参加いただいた皆さま、本当にお疲れさまでした。
<追記>
持ち帰ったシーバスは、今回アクアパッツァにしていただきました。
調理はいつものようにカミさんですが…。刺身でも食べたけど、思ったよりも脂が乗っておらず、ちょっと淡泊だったかな?
味に関しては、もうちょっと寒くなってからのほうがいいみたいですね。
サワラ・サゴシは今が絶品だそうで・・・。
釣りたかったなぁ~。