私が保護した雛ちゃんは 巣からコンクリート地面に落ちた時に
羽の骨が折れていたのだと思われます。
それを戻してくれた店主さんによって無事成長はした。が・・・
飛ぶことができないツバメだった。
巣から落ちる雛は珍しくないことから
私は 雛が落ちても大丈夫なように、落下場所にはやわらかい物を敷く
または巣の直ぐ下に フン受けを設置して地面に落ちないようにしています。
(カラスなど足場にならないような位置に)
保護した雛ちゃんの事を 気にされて 何度かお店の方に尋ねられた時は
「元気にしています~」と伝えると にこやかにされていたけど、
「旦那さんには何か言われなかった?」と 気にされていたり
保護を決めた時も 「大丈夫?」と 心配されました。
やはり野生の鳥を家で面倒見るにも 家族の承諾も必要かと思いますし
家は 反対する家族はいませんでしたけど 私は
時間の自由もありましたから 保護できましたが 一般的には難しい事なのだとも思います。
お世話してみて 確かに野生なので インコを飼うような訳にいかず
野鳥センタ―に問い合わせると 「緑の多い場所に放してください」と
それだけです。(飛べないと説明してもです)それ以外 言いようがないのだと納得。
お世話し続ける事は 大変 難しいとも思いました。
ただ もとは放置しておけば 生きられない命を 私がお世話することで
少しでも長く生きられた、という事では ぴぃちゃんを
保護したことに 全く悔いはないです。
今になると、 もっとぴぃちゃんが 長生きできた方法があったのではないか?
など思い当たることは あるので そんな面では 少し心残りですが
保護してお世話できて 本当に良い思い出になりました。
本当に犬と変わらないくらいの感情、表現をする カワイイツバメさんを
知れたので 良い経験になりました。
今、「また もしツバメが落ちていたら保護するか」と 聞かれたら
・・・「 迷わず 保護する・・・」と言いたい私です。
ツバメさんの営巣の時期 落ちていて保護をしてしまう方というのは
意外に多いと思いますし 保護ツバメさんが 長生きして ずっと保護生活を
今現在も続けてられる方々にも 人知れず 様々なことを犠牲にして、
大変なご苦労も おありだと思いますし そのおかげで 野生では生きられない命も
生き延びていられるツバメがいる、と思うと
私が言うのも変ですが 巣作りの場所を提供してくださり
見守りしていただいてる お家の方々や
保護ツバメさんのお世話されてる方々は 基本的に
動物好きな方が多く 自然とお世話されてるのかとも思いますが
(したくてもできない環境にいる方もいらしたり)
心より感謝したい思いであります。
近所のムクドリさん、いまだに戸袋の前に よく たたずんでいるので
まだ戸袋に寝泊りしているのだと思います。カワイイです。
…うちのお父さんツバメ来ません。
「寂しいよ~ いつお泊り来てくれるの~?? 」