goo blog サービス終了のお知らせ 

 幸せになる方法

  「幸せになる方法」で幸せ
    斎藤一人さん、他
  趣味の話、燕さんの話
     

保護生活を振り返ってみて…

2020年06月25日 | ツバメさん
私が保護した雛ちゃんは 巣からコンクリート地面に落ちた時に
羽の骨が折れていたのだと思われます。
それを戻してくれた店主さんによって無事成長はした。が・・・
飛ぶことができないツバメだった。
巣から落ちる雛は珍しくないことから
私は 雛が落ちても大丈夫なように、落下場所にはやわらかい物を敷く
 または巣の直ぐ下に フン受けを設置して地面に落ちないようにしています。
(カラスなど足場にならないような位置に) 
保護した雛ちゃんの事を 気にされて 何度かお店の方に尋ねられた時は
「元気にしています~」と伝えると にこやかにされていたけど、
「旦那さんには何か言われなかった?」と 気にされていたり 
保護を決めた時も 「大丈夫?」と 心配されました。 
やはり野生の鳥を家で面倒見るにも 家族の承諾も必要かと思いますし
家は 反対する家族はいませんでしたけど 私は
時間の自由もありましたから 保護できましたが 一般的には難しい事なのだとも思います。
お世話してみて 確かに野生なので インコを飼うような訳にいかず
野鳥センタ―に問い合わせると 「緑の多い場所に放してください」と
それだけです。(飛べないと説明してもです)それ以外 言いようがないのだと納得。
 お世話し続ける事は 大変 難しいとも思いました。
ただ もとは放置しておけば 生きられない命を 私がお世話することで
少しでも長く生きられた、という事では ぴぃちゃんを 
保護したことに 全く悔いはないです。
今になると、 もっとぴぃちゃんが 長生きできた方法があったのではないか?
など思い当たることは あるので そんな面では 少し心残りですが
 保護してお世話できて 本当に良い思い出になりました。
本当に犬と変わらないくらいの感情、表現をする カワイイツバメさんを
知れたので 良い経験になりました。
今、「また もしツバメが落ちていたら保護するか」と 聞かれたら
・・・「 迷わず 保護する・・・」と言いたい私です。
ツバメさんの営巣の時期 落ちていて保護をしてしまう方というのは
 意外に多いと思いますし 保護ツバメさんが 長生きして ずっと保護生活を
 今現在も続けてられる方々にも 人知れず 様々なことを犠牲にして、
大変なご苦労も おありだと思いますし そのおかげで 野生では生きられない命も
生き延びていられるツバメがいる、と思うと
 私が言うのも変ですが 巣作りの場所を提供してくださり
見守りしていただいてる お家の方々や
保護ツバメさんのお世話されてる方々は 基本的に 
動物好きな方が多く 自然とお世話されてるのかとも思いますが 
(したくてもできない環境にいる方もいらしたり)
心より感謝したい思いであります。
 
近所のムクドリさん、いまだに戸袋の前に よく たたずんでいるので
まだ戸袋に寝泊りしているのだと思います。カワイイです。
 …うちのお父さんツバメ来ません。
「寂しいよ~ いつお泊り来てくれるの~?? 」



保護つばめちゃんとのお別れ

2020年06月24日 | ツバメさん
保護したばかりの頃は家の車庫にも雛を巣立ちさせたあと、
親だけ たまに来ていたりしたので、ぴぃちゃんを窓から見せてみたのです。
ぴぃちゃんは「ウィッ、ウィッ、」と呼び 
お母さん 「なんで家の中に雛がいるの?うちの子じゃないわよね」 的な・・・? 
「この子は、飛べないからお家にいるの、よその子なの」 と私は説明しましたが
 気になるようで 何度か 車庫に来ていたお母さんツバメ。

ぴぃちゃんは 全く飛べるようになりませんでしたし、それどころか
何となく 筋力も衰えてきたように思い 止まり木から落ちたりするのも気になり
 下から止まり木に自分で乗れるのか 練習させたりしました。
羽ばたき やっとの思いで 低い止まり木に あがると
「ジュジュジュ」 と 不満そうな 文句を言っているようでした。(笑
思えば段々、パチパチとくちばしを鳴らして、怒ることもなくなり、
鳴く事も減ってきて、体力は 落ちてきていたのかも知れません。
ぴぃちゃんと 一緒に昼寝をしたり パソコンに向かっていても
私が カラオケの練習をしているのを 傍で見ていたり…
そんな日々も終わりを迎えようとしていました・・・。
・・・もうお別れ・・・? と予感させるぴぃちゃんの様子、明らかに元気なし。
娘が 「大丈夫?」 と のぞき込むと ぴぃちゃんの表情に元気が出てきたよう、
心配されてる、気にしてもらえるのが まるで 嬉しいかのようでした。
止まり木にとまれなくなり ボックスから出して とアピールします。
私は 時間の許す限り 包むように手の上に乗せていました。
ただ 家族が帰宅し 夕食の準備が忙しくなり
「ゴメンね待っててね、」と 言うとボックスに入れました。
もう止まり木にとまれなくて 下に へたりこむような格好でした。
 かまって欲しい様子、でも かまってあげられない時間帯、 ところが
私の仕事が終わるまで おとなしくしていたので きっと、わかっていたんだね。
私の仕事が終わり、直ぐに またぴぃちゃんを出してあげました。
その時を待っていたかのように 私の手の中で おとなしく目を瞑ります。
「ぴぃちゃん、ありがとう、楽しかったよ・・・」 と言うと目を開けました。
そして また目を閉じると 羽を一瞬 少し広げたあと,息を引き取ったようです。
できる限りの事はしました、  でも もう少し生きていて欲しかった・・・
 という思いはあったけど・・・
こうして思い出して 文章にしていたら 今になって 涙が出てきました‥。

ぴぃちゃん、ありがとう、 今度は飛べるようになって 私の傍へ戻ってきてね。
家の車庫に遊びに来てね・・・。

ぴぃちゃんが天国へ逝った翌日の明け方 ぴぃちゃんの
羽ばたく音、 頭の上を見ても もう ぴぃちゃんボックスも片づけていて
 ないのに 確かに ぴぃちゃんの羽ばたく音を 私は聞いたので 
「あぁ ぴぃちゃんが 挨拶してくれたのかな・・・」と思いました。
       もう 2年以上前の事です。










保護ツバメちゃん観察

2020年06月23日 | ツバメさん
ぴぃちゃんを、日光に当ててあげようと日当たりのよい部屋に行くと 
独特の羽を開き気味の日光浴の体制をするので
私は 始め 具合が悪いのかと勘違いしたくらいです。
顔も、ボーッとして 口を開けて、アホみたいな顔になるので 面白いです。
鳥は 表情があまりないかと思いましたが この時は「おかしい顔!」
 と思いました。 いつもは 真ん丸の目で かわいい顔ですが 
アップの写真を撮り続けていた時は 険しいキツイ顔に 
撮れたりした事もあったので、 「もうやめてよ」と 機嫌悪くしていたのかな・・??と思う事も。

日光が当たり 暑くなると エサの横にある、、飲み水の中に顔を突っ込み
体にかけるようなしぐさで ブルブルと水浴びのようなことを いつもしていました。

寝るときは 自分の頭の上あたりに ぴいちゃんボックスを 置いて寝ていました。 
夜中に止まり木から 何度か落ちたりもして バサッと羽の音がして
慌てて起きたりしていました。
 なので止まり木は 低くして下には 紙くずをたくさん敷いていました。
 昼間も 出して欲しい時は 羽ばたき ボックスの中で バサバサしていました。
羽ばたく音に気が付き 出してあげるのですが 就寝中も 頭の上で羽ばたく音には 敏感になっていました。

私は日常生活でも 以前からツバメの事を 優先していたりして 
友達にもランチなどに誘われても 「巣立ちの日だから」と 延期してもらったり
お正月も 義父母の家に挨拶に行くのに ぴぃちゃんがいる年は 心配なので
長時間は 放置しておけなくて 行っても 家族を残し 一人先に
 帰宅して来た時は 少し気まずくて 義母に 多少 イヤミの様な事も
言われてしまいましたが 気にしないことにしました。 
私の価値観? であるので仕方ありません。
と言っても ツバメのせいで 行かなかった という訳ではないし、
それに 私一人が早めに 帰宅しただけですから・・・。

私の大好きな 織田裕二さんは動物好きで カブトムシも好きで
 「カブトムシの幼虫も、【命】だから 捨てるわけにいかない。」と
言っていたことを思い出すのですが、 私は虫については わかりませんが、
生物の命を大切にするという意味では 同じ心情だと思いました。
   ☆~~長くなってしまったので また明日に続きます。~~~☆







保護ツバメちゃん

2020年06月21日 | ツバメさん
「チュチュ…チュィ、ピ、ピ、ぴぃちゃん ぴぃちゃん、 ぴぃちゃん、、、
チュチュ、ピピィ ピピー,ぴぃちゃんぴぃちゃん、ぴぃちゃん、ピピィ チュチュ・・・」
という風に ぴぃちゃん、と 本当に 繰り返し言っていました。
聞き取り方で そう聞こえたと思われるかも知れませんが 家族もハッキリ
「ぴぃちゃん、って言ってたね」と驚きました。
それっきり 一度限りの事でしたが。
保護していて 普通は暖かい国へ渡る鳥、ツバメが 日本の冬を越す為に
 色々調べて 寒さに弱いらしいので 保温できる専用の「ぴぃちゃんボックス」も作りました。
お留守番や 寝るときに入っていて あとは 家の暖房が
点いてる部屋にいるときは専用のカゴにいて よく話しかけていました。
父が来ていて見ている前で ぴぃちゃんが エサを咥えて飛ばしたりすると
「ダメじゃないか~飛ばして」と言い 投げたエサを皿に戻すと
またそれを投げ捨てたりして 「俺が戻したら また投げてるよ」とか言いながら
遊んでいました。 気に入らないエサだったのかな??
私の兄弟夫婦が遊びに来て、ぴぃちゃんを「偉いね~」と 褒めた時は
 パタパタ羽を震わせ 止まり木を移動して近くに来て 
喜んでいるかの様で 「あ~ わかるんだね、喜んでる~」と 感動してました。
すり餌も よく与えていたのですが それはヒナに食べさせる専用の器具で
口を開けた時に 入れるエサなのですが それを食べる時は 嫌なのか?
やけくその様な食べ方をするのにも笑ってしまいました。
あとは 色々な エサを皿に入れておき、自分で啄んで食べて
お留守番も できるようになりました。
ある日 少し元気なくなり 具合悪そうで もうダメかなぁ~と思った時もあり
色々 考えてできる手を尽くして また元気になった時は
「ぴーちゃん!! 元気になって良かったねーー!!?」と 声をかけると すかさず
「ぴーーーっ!!」 と 大声で返事をしたので 笑ってしまいました。
人間みたいだと思いました。
私に 連絡してきた店員さんの店に 連れて行った時もあるのですが
車酔いしたのか 吐いたりしていた ぴぃちゃん。
お店の店員さん(友達になりました)には 「ぴぃちゃんが 心配で出かけられない」とも話したので
 「大変になっちゃったね~ 悪かったわね~」と 言われたので
「いいえ、ツバメさん好きなんで 可愛がってます。」と言いました。
もとはと 言えば私は お店にいくら何度 通っても
お店のオーナーや店員さんと仲良くなるほど 話などするタイプじゃないんですが
そこは 父が常連さんで 父の紹介で 私も行くようになり 父の顔?で私も何となくそのうち慣れてきたと言うか これが 私と全く対照的な性格の父
誰にでも すぐに話しかけ直ぐに店員さんなど女性に 「きれいですね」とか
言うタイプなのです。私は 子供の頃から一緒にいて 恥ずかしい感じがしていました。(父の日なので私の父の話をしました)(笑












久しぶり~のツバメさん達

2020年06月20日 | ツバメさん
昨日、夕方 ツピー!ツピー!ツピーッ!! の声。
お父さん??
5~6羽のツバメさんが家の上空を舞っていたと思ったら
家の駐車場に入ってきた~4羽止まり木にとまっていた(中には幼いツバメも)
すごいスピード、 ツバメ返しと言われるような
鋭角カーブで飛んで来たり 惚れ惚れするほど
ツバメの飛び方は独特で カッコイイ!?(と いつも思う)
ひとしきり、団体さんが 上空を舞い、お父さんがツピーと
追い払っていたようで 皆で、飛んで行っていなくなった。

 そんな飛び方のできないツバメさんは とても可哀想に思えたけど、
私が お世話しなければ生きていけないので 保護したヒナちゃんに名前を付けた。
止まり木にいるとごく普通で少し羽が傾いている程度で なのに
やはり まったく飛べなかった。1メートルくらい飛んで落ちてしまう。
私はいつもそばにいたけど、家族が帰ってくると「誰?」と言う顔して見たりしていた。
夕食の準備を始めると 決まって しきりに鳴き出して 「私にもご飯、ちょーだい」と言わんばかり。かわいかった。
(オスのさえずり鳴きをしないのでメスだと思いました)
私が手を近づけるとパチパチ、くちばしを鳴らして怒るようになったり。
「触らないで。」と言う感じだ。 野生の鳥が 人間の手で掴まれるのは嫌だったのかも知れない。
外の見える窓近くへ連れて行くと 外を眺めて 仲間を呼ぶような
飛び立ちたいかのように カゴに飛びついたりして 切なくなった。
可哀想だけど、 外へ行けないね、と話しかけたりしていた。
ある時 リビングに家族といると、 とても悲しそうな つぶやくような声でぶつぶつ言い出した。
「ピチピチ、ちゅいちゅい、ピィピィ‥・ピピ・・ピピ・・・」と言うような
今までような、私の知るツバメの鳴き方と全く違い 聞いたことのないような、
何か話しているような 消え入りそうな声で
5分くらい 独り言を言ってるかのようでそのうち なんと 自分の名前を、
私が 付けた雛ちゃんの名前を 何度も言ったのです、ピチピチ言いながら・・・
確かに 言ったのです。
きっと 自分は 外の家族と暮らせないけど 名前を付けてもらって 
ここで暮らすよ。 という 寂しい思いを 話していたのかな…と感じたのは
そんな さえずり?を聞いたのは それ一度限りだったからです。
あとは その後は ごく普通のツバメの鳴き方でしたから・・・。