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チェルノブイリ子ども基金・事務局だより

チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。

ウクライナ ジトーミル州オヴルチ「子ども芸術アカデミー」

2022-12-31 13:17:02 | Weblog
昨日、12月30日にジトーミル州オヴルチの「子ども芸術アカデミー」で、
子どもたちのための集まりが開かれました。
子ども基金の支援により購入したクリスマス用のお菓子やジュースが手渡されました。
芸術アカデミーのニコライ校長は、前日から、森へ行ってクリスマスツリー用の木を切ってきてホールに運び、
地下にある部屋で集いの準備を行っていました。


「2023年チェルノブイリ救援カレンダー」を手にしています。
この芸術アカデミーに通っている子どもたちの写真も、カレンダーに掲載されています。
手前の箱に入っているのは、お菓子とジュース。子ども基金のシールが貼られています。

前日、12月29日にウクライナ各地にミサイル攻撃がありました。
そして、この集いが始まる前に、オヴルチに空襲警報が鳴ったため、
両親は子どもたちが外出するのを恐れ、多くの子どもが不参加となったそうです。


オヴルチ病院にも届いた「2023年チェルノブイリ救援カレンダー」。

向かって右が、院長のワレンチーナさん。
この病院と、ナロジチ「初期医療・衛生支援センター」への支援については、
2月号ニュースレターで報告します。

空襲警報が鳴る中、子どもも親も不安な気持で過ごしています。
停電が続く中、病院では懸命に患者の治療を続けています。
子どもたちが、すべての人たちが、安心して日常を過ごせる日が一刻も早く訪れてほしいです。



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