ロケ地の誘惑

金城武さんを母の愛で見守りつつ、応援しているうちに、出演映画のロケ地探訪にはまりました。そのウロウロふらふら旅日記です。

竹林禅院

2010-05-31 14:42:01 | 傷城

旺角からMTRに乗り、荃湾線の終点で下車。
さらに、兆和街から緑のミニバス85号に乗ります。

Googleで、荃湾駅から行人橋を渡り、右側にミニバスがたくさん停車している通りが見えたら、そこが目指す兆和街だと、確認してます。
案外簡単に行けるわ~と高を括っていました。

しかし、行けども、行けどもミニバス乗場が見えてきません。
下の道へ降りて、しばらく探しても兆和街がみつからない
いったん駅へ戻ったほうがよさそうです。
しかし、目指す方向がわからない。
歩き回っているうちに、完全に迷った


尋ねようと「香港街道地方指南」を見せたら
なぜか首を横に振って逃げられちゃうし、
もし答えられても広東語じゃ理解できないかも。
中環や尖沙咀だったら、高層ビルが目印になるのに…
立ち止まっては地図を見て、半べそ状態でなんとか駅に戻ってきました。

落ち着いて構内の案内図を確認したら
7本伸びてる行人橋のうち
一番東側を渡るべきだったのです。

単純に目の前の行人橋を渡っちゃったのが間違いの元でした。
ホント、おっちょこちょいで困ったものです。

今度は大丈夫、緑のミニバスがたくさん止まっています。
85号を見つけました! 前に芙蓉山(竹林禪院)の表示もあります。
さぁ、緑のミニバス初挑戦!

『有落、唔該(ヤウロ、ンゴ~イ)』と叫ばねばならない赤のミニバスには絶対に乗れませんが、
緑のほうは一応バス停があるから大丈夫、、だと思う。
竹林禅院のバス停は映画でも写っていたし、
なんせあの大きくて派手な門構えですからね。
しかし、念には念を
運転手さんに門のキャプ写真を見せて
私はここで降りたいんです、ここで降りる乗客がおりますよ~とアピールしておきました。

そろそろかなぁとキョロキョロしてたら、あの壁が!


あれ~、門の横ではなくて、↑歩道が少し引っ込んでいる辺りでバスが止まって1人降ります。
ここがバス停か? Googleと違うなぁと考えているうちに
バスが出発しちゃいました。
そして、また停車。今度は門の前です。

すると、
隣に座っていたおばあさんが
私に降りる合図をするので、慌てて下車。
運転手さんにアピールしたところを、
このおばあさんがちゃ~んと見ていてくれたんですね。ありがとう
無事到着。ずっと来たかったんです、ここ



せっせと門を撮影していたら、
さっきのおばあさんが近づいてきて、お寺の中を指差します。
うんうん、大丈夫。写真を撮ったら、もちろんお参りしますよ~

門をくぐると、まず駐車場です。
想像よりもはるかに狭い。



同じように階段の上から撮影

阿邦が座っていた場所には……自販機が

その代わり、ほら車の左前方に排水枡(っていうのかな)がありますよね。


この辺りかな、立ち位置を特定

ようやく(笑)、中へ入るとすぐ右手にあの部屋が

レンズをガラス戸にくっつけて…

さて、部屋の前を通り過ぎると、中庭へ出ます。
見上げると、もう1つ大きな建物、開鏡式をした場所です。

キョロキョロ、ふらふらしてると、例のおばあさんが近づいてきました。
今度もやっぱりお寺の中を指差します。
うんうん、お参りしますよ。
どうしても私が気になるようです。
かといって、香港式のお参りの仕方を教えるところまではしない。
ここが台湾人と違うところかしら。

中では、数人の方が熱心にお参りされています。
さあ、次の場所を探しましょう。
端から端までぐるぐる…
こんな所まで入っていいのかしらと思いつつ、うす暗がりの廊下を進むと



向かって右の奥にありました、マカオ!

2階から下に向かって尼さんが洗い物をしているおばあさんに声をかけています。
おおらかなのでしょうか。
写真を撮っている部外者の私、完全に無視されてます。

あと1つ、あの場所を探さねば…

つづく