紅茶とワインとエトセトラ~そして時々JAZZ~

紅茶とワインが大好きな私charlie440が発信する日記。 食べることや映画・音楽・ビールやスイーツも好きです。

2022-これから10年、活躍できる人の条件

2012年05月13日 16時43分55秒 | 
 タイトルに惹かれて購入した本。神田昌典さんのお話はたまに雑誌などで見かけていますが、今回の本はその中でも強烈に印象に残るような内容でした。衝撃を受けて色々と自分の中で咀嚼するまでにすごく時間がかりました。

 日本の歴史には約70年のサイクルがあるらしいということを初めて聞いたのは去年の末頃だったと思いますが、今回のこの本の中にも大きな根拠となっている部分を占めています。そして、この大きな変革が起こるごとに、確かに歴史を振り返ってみると、うる覚えの高校の授業レベルのお話を思い出してみても、価値観ががらりと変わることが多々あったなぁということを感じながら本を読み進めました。とするとしたならば、太平洋戦争の頃から作り上げられてきた価値観が大きく変わる、そんな変革期に今、突入しつつあるということがいえるのだと思います。

 そんな中でつづられているストーリーは現在の普通の価値観という物差しであてはめてみると、どう考えても納得できかねるないようであると思うのですが、その予兆のようなものを最近読んだ雑誌や、インターネットなどで入ってくる情報をリンクさせていって考えると、確かにつながってくる部分が多々あると思います。今まで考えられなかったようなことが、もう既に動き始めていて、先駆者がもういるということなのだと、神田さんのこの本を通して理解するきっかけになったような気がします。

 実際にこの本に書いてあるのと同じことが実際に起こるのかどうか、これから10年体感していくことになるのだと思います。しかしながら、後から気づいても遅いことがあるのではないかと思うので、その来たるべき時に向けて自分自身が新たな行動を起こしていくことが必要なのではないかと、この本を読んで感じました。

 キーワードとして個人的にまとめると、大きな中央から小さなコミュニティへ、経済の論理から精神的な価値判断の基準へ。そして、既存のものを守っていくのではなく無から有を生み出すこと。これらが求められるのだと、感じました。

 この本の中で紹介されている、読書の部分について、インフォメーションから段階を経てトランスフォーメーションへと変革していっているという部分について、現在会社の中でも行っている、月刊誌、『理念と経営』を使った勉強会もこの段階に進むためにすごく重要な意味を持っているということも感じ、現在お世話になっている会社とグループで取り組んでいることが新時代につながる一つのきっかけにもなっていくのではないかと思うとすごくワクワクしてきました。こうやってブログを使って情報発信をしていくこと、アウトプットをしていくことも、今後どんどん重要になってくると思うので、さらに色々な勉強や体験をしつつ、密度の濃い情報発信をしていけるようになっていきたいとあらためて感じました。

タイトル:2022-これから10年、活躍できる人の条件

著者:神田 昌典

発行:株式会社PHP研究所

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