苦痛と記憶

「初心者で何もわからないので、教えてください。」

何を教えてください。じゃなくて、何を教えてもらおうとすることすら分からない。

いわゆる、努力も何もしないで教えてもらおうとする典型『教えてくれくれくん』ですね。

20年くらい前は、インターネットもまだまだ発足したばかりの状態で、独学で調べるにも本くらいしかありませんでした。

ところが今はどうですか！？インターネットが普及しすぎてしまって、ケータイでもなんでも、ポチッとしらべられるじゃぁありませんか！

昔と比べて格段に精度の高い情報を、手軽に調べることができる環境がすぐ手の届くところにある。

これはとても素晴らしいことだと思います。

さて、話を戻します。

人というのは、物事を覚えたり、習得したりするとき、苦痛を感じないとなかなか物事を覚えません。覚えてもすぐ忘れます。

覚えたつもりになっているだけなのです。

その苦痛にはいくつもの種類がありますが、

例えば、「書道を覚えよう」となったとき、初めは誰も上手に書けません。

何千回、何万回とくりかえし書き、練習し、ああでもない、こうでもないと悩むんですよ。

そして少しずつ、本当にすこしずつ上手くなっていくんだと思います。

この世の中に『天才』はいると思いますか？

私は個人的にはいないと思っています。

いるのは『秀才』です。

同じことをしても、短い期間で上手くなった人を、世間では『天才』と呼んでいるのだと思います。

要は、努力して努力して、努力しまくった秀才のことでしょう。

まぁ・・・、今日はどんなことを感じたかっていうと、

「教えてくれくれくんは、嫌われますよ。」ってことですね。

もしかしたら、教えることが大好きで、そんなことないよ！っていう人がいるかもしれませんが、

皆さんどう思われますか？





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