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アニキのちゃりバカ日誌(入門編)

世の「ちゃりバカ」な人達のブログに刺激されて自転車ブログを始めてみました。

北アルプス縦走1日目(黒部湖~奥黒部ヒュッテ)

2014-08-03 21:36:42 | 登山
毎年夏連休はチャリで遠出していますが、今年は登山。
北アルプスを3泊4日の予定で縦走してきました。

北アルプスは2年前に、上高地から穂高岳に登ろうとして
天候不良&残雪のため、涸沢までで断念した経験があります。

今回は出発前の天気予報で晴れだったので期待していたのですが…。



予定はこんな感じ。

【1日目】自宅~(車)~穂高駅~(電車)~信濃大町~(バス)~扇沢~(トロリーバス)~黒部ダム
     黒部ダム(1450m)~奥黒部ヒュッテ(1476m) (コースタイム:6時間20分)

【2日目】奥黒部ヒュッテ(1476m)~赤牛岳(2864m)~水晶岳(2986m)~水晶小屋 (コースタイム:10時間20分)

【3日目】水晶小屋~鷲羽岳(2924m)~槍ヶ岳(3180m)~槍ヶ岳山荘 (コースタイム:11時間)

【4日目】槍ヶ岳山荘~水俣乗越~大天井ヒュッテ~燕山荘~中房温泉(1450m) (コースタイム:12時間15分)


今回の目的は景色&トレーニングなので、健脚向けコースです。
歩ききれるか不安だったけど、小屋泊で荷物は軽めなので、まぁなんとかなるっしょ。
軽めといっても10kgはあったけど。



朝3時出発で、穂高駅近くの駐車場へ。
電車出発の10分前に到着し、大慌てで駅までダッシュ。
大糸線で信濃大町駅へ。




信濃大町からバスで扇沢まで行き、トロリーバスで黒部ダムへ。
この関電トンネルトロリーバスは今年開通50周年とのこと。




黒部ダム。ちょうど観光放水をしていました。
黒部湖の左奥に見える山が明日登る赤牛岳。けっこう遠いな…。




大迫力ですねぇ。




黒部湖の奥にある平ノ小屋まで、黒部湖沿いに歩きます。



黒部ダムまではたくさんの観光客がいましたが、登山道に入った途端、誰もいなくなりました。


途中、沢を何度も横切ります。中には増水してたら渡れないでしょ!っていう所もありました。




黒部ダムと平ノ小屋は標高がほぼ同じだけど、かなりアップダウンがあるし、
しかも湖の地形に合わせて迂回するので、予想以上に疲れます。



観光船がたまに通りかかる度に乗せてほしかった…。
(ちなみに観光船は黒部ダムから出発して湖を一周して元の場所に戻るんで、
 途中で降りることはできないんです。)


ようやく平ノ小屋に到着。




ここから渡し船に乗って対岸に渡ります。1日5~6本運行していて料金はタダ。
平ノ小屋のご主人が運転してくれます。




登山に来て船に乗るとは思わなかった。




途中、湖のど真ん中で止まったと思ったら、ご主人が釣竿を引き上げ、
なんとイワナが釣れてました!




ご主人は小さいなぁと言ってたけど、けっこうな大きさでした。



まさか渡船の途中で釣りをしているとは…。
だてに「釣りバカ一代」のTシャツを着てないですねぇ。



対岸の道もけっこうエグかった。登山道が崩れ落ちた所を丸太のハシゴで渡って行きます。




ハシゴの急登が連続し、かなり体力を奪われます。




ようやく本日のお宿「奥黒部ヒュッテ」に到着。



9時30分に黒部ダムを出発して、到着したのが16時30分。
平ノ小屋で渡船を待っていた時間を考慮すると、ほぼコースタイム通りでした。


この日は空いていたようで、一部屋貸し切りでした。広い!




しかもなんとお風呂まであります! まさか山小屋でお風呂に入れるとは思わなかった。




夕食もけっこう豪華。ご飯とみそ汁をおかわりしまくったよね。



テレビもあって、小屋の方と泊まっていた方と一緒に軍師官兵衛を見てましたww
21時に就寝。いつ寝たのかも分からないくらいの爆睡でした。



初日の行程をかなりなめてましたね。
黒部ダムと奥黒部ヒュッテの標高がほぼ同じだけど、アップダウンがめちゃくちゃ多い。
明日から本格的な登山なのに既に疲労困憊。



「北アルプス縦走2日目(奥黒部ヒュッテ~水晶小屋)」へ続く。



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