アニキのちゃりバカ日誌(入門編)

世の「ちゃりバカ」な人達のブログに刺激されて自転車ブログを始めてみました。

絶景はどこへやら ~御坂峠・湯之奥猪之頭線~

2014-07-21 21:11:15 | 静岡県
先週、三ツ峠山に行った際に、御坂峠を上っているチャリダーを車の中から発見し、
「そういや、御坂峠ってまだ上ったことがないなぁ。これは行くしかない!」
ということで、早速翌週に行ってきました。我ながら行動が速い。

御坂峠を下った甲府盆地からどのルートで帰還するかですが、
これまた行ったことのない林道湯之奥猪之頭線をチョイス。
林道湯之奥猪之頭線は下部温泉~朝霧高原へ抜けることができる峠道です。
富士山の絶景が拝める峠らしいので、これは期待大。


【道の駅朝霧高原~河口湖~御坂峠~笛吹川CR~下部温泉~林道湯之奥猪之頭線~道の駅朝霧高原】







今回の起点は「道の駅朝霧高原」。
本栖湖、精進湖、西湖、河口湖を巡ってから御坂峠を目指します。

国道139号って、車通りが多いし、路肩が狭いから危ないですね。
もう一本、富士山寄りを走ってる県道71号を走った方が良かったかな。


本栖湖にて。




国道139号を離脱して、湖北ビューラインにて西湖へ。




西湖にて。なんか天気があやしくなってきた…。




河口湖を通過して、国道137号で御坂峠ヒルクライム開始。
少し上った所にある新御坂トンネル手前を右折して旧道に入ります。



この辺りで雨がポツリと降り始めてきました。天気予報では晴れだったのになぁ。
濡れるの覚悟で先に進みます。


途中に三ツ峠山との分岐があります。右に行けば三ツ峠山登山口。




分岐からちょっと行くと御坂峠(標高1300m)に到着。天下茶屋があります。



河口湖側からだと斜度、距離ともに大したことないですね。

【御坂峠(河口湖側)】 距離:8.1km、獲得標高:383m、平均斜度:4.8%



ここから河口湖が見渡せます。
ホントは河口湖の後ろに富士山バーンのはずだったのに( ノД`)シクシク…




御坂隧道を抜ければ笛吹市です。




ヘアピンカーブを幾つも回って、高度を下げていきます。




そして新御坂トンネルを抜けてきた国道137号と合流して、さらに下っていきます。
ここのダウンヒルが最高に気持ち良かった~!
御坂峠(標高1300m)から笛吹川(標高250m)まで約1000mの爽快ダウンヒルです。


途中、リニア中央新幹線の線路がありました。この辺りを通過するんですねぇ。




甲府盆地を見渡しながらのダウンヒル。御坂峠を越えたら天気良かった!




ここ笛吹市八代町は、桃とぶどうの町とのことで、至る所に果樹園と直売所がありました。




桃!




ぶどう!




笛吹川に合流。にしても暑い!天気回復し過ぎでしょ!




笛吹川沿いのサイクリングロードで、富士川を目指します。
ちなみに、笛吹川は富士川水系で、中部横断自動車道の増穂IC辺りで釜無川と合流して、富士川となります。




富士川大橋。




ここから下部温泉を目指しますが、国道52号で行くのも面白くない(いつも車で通っている)ので、
あえて富士川左岸の身延線沿いの道で行くことにしました。


途中、中部横断自動車道の工事現場を何度も見かけました。
増穂ICからいっこうに進まないなぁと思ってたけど、着々と作っているんですね。
増穂ICから新清水JCTまでが2017年度に開通予定らしいです。




意外とアップダウンのある道を走って、国道300号(本栖みち)に合流。




そして下部温泉に到着。




温泉街を徐々に上っていきます。




温泉街を抜けると、いよいよ本日のメインディッシュ?「林道湯之奥猪之頭線」です。
ここまで走行距離100kmだけど、さらに標高差1000mのヒルクライムが残っています…orz




この道、滅多に車が通りません。車2台とすれ違ったのみ。
代わりにサルがたくさんいました。めっちゃ威嚇された…。




この道は毎年12月~5月中旬まで冬季閉鎖となります。




山深い道が延々と続きます。そして結構えぐい斜度。




絶壁の上に道が。




絶壁の上から。




予想以上にきつかった。炎天下の中100km走った後だからだな。
ようやく、峠にある湯之奥猪之頭トンネル(標高1240m)に到着。

【湯之奥猪之頭線(下部温泉側)】 距離:14.1km、獲得標高:958m、平均斜度:6.8%



写真だと分かりづらいけど、トンネルから白いガスがひょ~~~っと噴き出していて、めっちゃ怖かった。

さらには、トンネルの真ん中が峠(最高地点)になっているもんだから、出口が見えない!
当然、灯りなしの真っ暗(((( ;゜Д゜)))ガクブル



猫目のHL-EL540二刀流でいったけど、それでも辛うじて足元が見える程度でした。
暗闇+濃霧のトンネルは怖さmaxですね。


それでもこのトンネルを抜ければ、富士山バーンの絶景が待っていると信じて!



















えぇ、まぁそうですよね。
トンネルからガスが吹いてきてるってことは、トンネルの向こうは真っ白ですよね…orz


ちなみに、こちら↓が富士山があるはずの方角。



心の目でも見えませなんだ。


真っ白の世界を慎重にダウンヒル。




下りきると霧は晴れました。振り返れば、雲を被った山。あの中を走ってたわけだ。




国道139号に合流して、道の駅朝霧高原へ帰還。




<走行データ>
  距離:131.6km
  走行時間:7時間24分
  獲得標高:1865m
  速度:平均17.8km/h,最大67.7km/h
  消費カロリー:3462kcal



<走行ルート>

(画像をクリックするとルートラボに飛びます。)




湯之奥猪之頭線はなんとなく、山伏峠や安倍峠に似た印象でした。
山伏峠や安倍峠は未だに通行止めなので、その代わりにこっちを走るってのもアリですね。

今回は富士山の絶景を逃したので、絶対リベンジします!
やっぱ秋晴れの日かな。








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