ケアマネの…

ケアマネのひよこっちも、最近壁にぶちあたってばかり。長い間さぼっていましたが再び復活です。タイトルが思いつかないので

看取り

2009-09-16 23:10:27 | お仕事

がん末期で最後は自宅で…と希望された方が今日亡くなりました。
担当させていただいた時には既に状態が良くなかったので、私たちもご家族様も最初から常に死を意識したお付き合いでした。

介護ベッドのレンタルの手配、退院時の通院乗降介助の手配、付き添い、要介護申請代行、各種サービス導入時の顔合わせ、フェース・ケアプラン作成、事業所間への連絡…などなど。数えるほどの短期間であっても介護保険を使う以上はきっちりした流れが必要になります。

表だってはご本人の体にふれることもなく、介助をすることもなく、ケアマネはすべて裏方に徹します。
家族さんやご本人さんが頼りたいのは主治医や看護師やヘルパーだけで、ケアマネの仕事なんてきっと最後まで理解されずに終わってしまうんだと思います。

しばらくしたら看護師さんのグリーフケアに同行させてもらったり、時期をみてまだご契約のこととかで訪問させていただくことになりますが、本当に事務的な契約事項が多くて亡くなられたかなり後に介護認定の結果が出た場合などはその時点で初めて計画書をつくり各事業者さんに請求をだしたり、順序は逆なんですが誰からも見えないところで事務処理は続きます。

それでも大変苦しまれた中で、最愛の家族に囲まれ、大好きな自宅で死の時を迎えられたご本人様は幸せに旅立たれたと思います。

   ー合掌ー

 


THE BOOM

2009-09-06 12:47:28 | 日常思うこと

この間、なぜか今頃「島唄」にハマっていると書きましたが、あれから私の中ではTHE BOOMがマイブームとなっております。

「島唄」のイメージのみでBOOMを捉えてしまっていた私には、最初「なんだこれ」という(ごめんなさい)拒否反応が出てしまったのですが、宮沢氏の顔見たさに(歌っている時の目がすご~く素敵なのです)YOUTUBEにかじりついていると、あまりに幅の広い音楽の世界に戸惑いながらも、ある意味怖いもの見たさのような感じで…どんどん引き込まれてしまいました。

めちゃくちゃ失礼なことを言っていますね、私。
でも、私が本当にハマるのは最初から受け入れられる曲ではないのです。
宮沢氏の声ももちろん素敵ですが、バンドの演奏が、複雑な音の重なりが本当に素晴らしい

なぜ同じ時代を生きてきたのにこの歳まで「島唄」でしかBOOMの存在を知らなかったのでしょう。
本当の名曲は必ずしもヒットするわけではないんですね。
デビューから今年でちょうど20年、出会えたことに感謝です


惚れっぽい

2009-09-02 20:58:10 | 日常思うこと

ヘルパーだった頃と一番変わったなぁ~と思うのが、仕事で男の人と喋る機会が格段に増えたこと
若いお兄ちゃんから利用者様と間違えるくらいの年輩の方まで、いろんな年代の方と一緒に仕事をさせていただく機会がたくさんあるので、真剣に仕事に取り組む姿に惚れてしまうことしばしば… それはもう年齢問わず。

若いころと違い、さすがに外見だけで好きになることはないですが、いつも普通に話をしている人がある時から急にまぶしくみえてしまったり、これはもう仕事に支障が出てしまうので自分でもなんとかしたいのですが、惚れっぽいのは性分なのです。。

そしてまた同性でも頭の切れる姉御肌の人にも、ときめいてしまいます。

人の悪い面ばかり気になるよりは、すぐに「惚れてまうやろ~」のほうがまだ良いかと諦めていますが、なにしろ平静を装うのが大変~
 
落ち込んだり、ドキドキしたり本当毎日疲れます。

 


救い

2009-09-01 21:45:31 | お仕事

ここ最近、ちょっと閉鎖的で悲観的だった私の心。
何があったわけではないけれど、自分の存在が小さく見えたり孤独に襲われたり…

今日はあんまり煮詰まってしまったので、事務所を抜け出して隣の病院に行ってみた。
此処には絶えず私の関わっている誰かが入院している。
様子伺いに病室をのぞいた。

「来てくれたん?!」声をかけた瞬間から笑顔で迎えてくれた。
「あんたの顔見てたら元気が出てきたわ」半分お世辞かもしれない。でも、自分を受け入れてくれる人がいるという現実に逆に元気をもらえた。

人間つくづく孤独には弱いなと思った。
ひさしぶりに心から笑うことができた。