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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

「ロックオペラ モーツァルト」@渋谷シアターオーブ

2013年02月19日 | 舞台
先週の金曜日に「ロックオペラ モーツァルト」を観に行ってきました。



会場は渋谷のヒカリエのビル内にあるシアターオーブ。こちらで観劇するのは初めてでした。

シアターオーブはまだ出来たての劇場なので、ロビーも客席もとっても綺麗。ロビーからは渋谷の夜景が見渡せて、ちょっと気分がよかったです。

ロックオペラ モーツァルトはフランスで圧倒的な人気を博したミュージカルで、今回が日本初上陸とのこと。

音楽家モーツァルトとサルエリ、2人の光と影を描いた作品。

その2役を、俳優の山本耕史くんと、中川晃教くんが日替わりで交互に演じ分けます。

山本君がモーツァルト役を、中川くんがサリエリ役を務める「インディゴバージョン」と、中川くんがモーツァルト役を、山本くんがサリエリ役を務める「ルージュバージョン」があり、私が観たのはインディゴバージョン。

私は山本くんが2004年の大河新選組!の時から大好きでして、それ以来彼の出ているお芝居は全て観に行ってましたし、一時期はファンクラブにも入ってました。

嵐ファンになってからはお芝居を観に行く機会は減ってしまったんですけど、それでも彼を好きなことには変わりなくて常に応援しています。

彼のすごいところは、とにかく器用で(努力のたまものなのですが)歌に芝居に踊りに、なんでもパーフェクトにこなしてしまうところ。

日本の俳優さんは歌もお芝居もどちらもできる人ってそんなにいないと思うので、山本君って日本の演劇界にとって貴重な存在だって私は思ってるんですけどね~。

今回のミュージカルはロックオペラと言うだけあって、全く堅苦しくはなくて、POPな曲からロック調の曲までバラエティに富んでいて、しかも明るい曲調も多いので気づいたら体が揺れている、楽しい舞台でした。
いまだに耳に残ってる曲ありますもん。会場でCD予約受付してたから買えばよかったなあ。
と言ってもストーリーはモーツァルトの絶頂期から死に至るまで描いているので切ない部分もあったんですけど。

山本くんの歌声は力強くて、高音がハスキーでとっても色っぽいところが好きなんです。
歌詞も聞き取りやすいし、久々に彼の歌声聴いたけど上手いし、安定感があるし、やっぱり好きだなって再確認。

中川君=アッキーはサリエリだったので、この日は前半はそんなに歌はなくて。後半のソロやモーツァルトとのデュエットでは、ハイトーンボイスでのびのびと歌い上げていて、この人のモーツァルトもちょっと見たかったかもって思いました。

他のキャストはAKBの秋元さん、キムラ緑子さん、鶴見辰吾さん、高橋ジョージさんなど、TVでおなじみの方が多かったのでどうかな?って思ったのですが、皆さん存在感を発揮されててさすがと思いました。
あ、Gの嵐などでよくお見かけした酒井敏也さんもいらっしゃってとぼけたお芝居が可笑しかったです。

高橋ジョージさんなんて、ロード以外の歌うたってるとこほぼ初めて聴いたけど、めっちゃ歌上手くてびっくりでした(爆)
しかし鶴見さんは・・・実はメイクしてるから後半までどの役だか分からなかったんですよね~(^_^;)
なんせデーモン小暮みたいなメイクと衣装で、台詞も一言もなく、ただたたずむだけ・・・という役だったもので、周りの席の方も、鶴見さんっていた?なんておっしゃってましたから(笑)

オペラを歌った北原さんの歌唱力もすばらしく、後半のロック音楽とオペラが融合したナンバーは迫力あって鳥肌ものでした。

今回の舞台、キャストの歌とお芝居の他に目を引いたのが舞台演出と衣装。
美術は宮本亜門の舞台など数々の舞台を手掛ける松井るみさんによるもので、シンプルかつ大胆な舞台セットでしたし、衣装は宝塚の衣装で評判の高い有村淳さんが担当されてました。
奇抜なんだけど、キッチュで華やかな衣装は見ていてすごく惹かれるものがありました!

観に行った日は上演後、山本くん、アッキー、キムラ緑子さん、鶴見さんによる、アフタートークショーがある日でした。

役柄そのままで20分位お話してくれたんですけど、鶴見さんが家族にも自分だって気付いてもらえなかったとか、実はステージが斜めなので立ってるだけでもキツイとか、キムラさんは衣装ふんずけちゃって大変だったとか、アッキーは役柄が抜けたらキャピキャピしてるってのを山本君につっこまれたりとか、リハで山本君が出してしまったミスの話とか、色々お話してくれて楽しかったです~。

しかし鶴見さん、ラストホープでは橘先生のお父さん役という、シリアスな役柄を演じているのに、舞台じゃデーモン小暮閣下メイク&衣装着てるっていうね・・・なんて振り幅の大きい役者さんなんだって思っちゃいました(^_^;)

こちらのミュージカル、22日~24日まで大阪公演があるそうです♪行かれる方は楽しんで来てくださいね!


『ロックオペラ モーツァルト』
【スタッフ】演出=フィリップ・マッキンリー
【キャスト】山本耕史、中川晃教/秋元才加/菊地美香/AKANE LIV/酒井敏也/コング桑田/湯澤幸一郎/北村岳子/北原瑠美/上山竜司/栗山絵美/平田小百合/鶴見辰吾/キムラ緑子/高橋ジョージ ほか

■東京公演
2013年2月11日(月・祝)~17日(日)
*プレビュー公演:2月9日(土)・10日(日)
・会場=東急シアターオーブ

<ストーリー>
幼少期から神童と呼ばれ天才としてもてはやされたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。故郷ドイツで宮廷作曲家となり、将来への夢と希望に満ちあふれていたが、コロレド大司教が権力を握ってからは運命が一変。自由を求め、ヨーロッパ演奏旅行へ旅立つが、待っていたのは音楽活動ができない葛藤の日々だった。一方、オーストリア宮廷でエリート作曲家の道を歩み続けていたアントニオ・サリエリは、モーツァルトに出会いその圧倒的な音楽に強烈に惹かれ、憧れ、そして嫉妬の闇に落ちていく。互いに強く惹かれあいながら、それぞれの音楽を創り続ける2人。やがて孤独の底に落とされたモーツァルトは、運命に導かれるように、“レクイエム”の作曲に立ち向かう。モーツァルトとサリエリの2つの人生が交わり奏でた、強く美しい音楽が今奏でられる。


最後に自分のために、とこれからシアターオーブに行かれる方のために書いておきます。

・シアターオーブの3階席は音響はそれほど悪くないものの、舞台が非常に観にくい!(手すりが視界を邪魔する)
・段差がありすぎるから背の低い人は足が地面につかない(153センチの私は足が宙ぶらりんでした)

よって、次回観に行く時は3階席は絶対に避けよう、そう思いました。







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