千秋楽を無事見届け、今帰りの電車です。
友達と軽く打ち上げしてたら、うっかり終電逃すところでした(-.-;)
助六の幕が下りると鳴りやまぬ拍手の中、
「長年のご愛顧ありがとうございました、三年後新しい歌舞伎座にもお越しください」
とアナウンスが流れ、カーテンコールなどはありませんでした。
実は期待してたんですけどねぇ。
終わっても去りがたくて館内を見て回ってたら結局歌舞伎座を出たのが最後のほうになってしまいました。
そしていよいよ入口の扉が閉まるという時、従業員の方が出てこられて「ありがとうございました」と挨拶があり、この方達のお顔を見ることはもうないのかもしれないと思ったら悲しくなりました。
歌舞伎座を出たあともしばらくはその場を離れられず、ライトアップされた歌舞伎座をぼーっと眺めてましたが、回りには同じような方がいっぱいいて、皆気持ちは一緒だよな~って思いました。
これで通い慣れた歌舞伎座ともお別れです。
まだあまり実感ないけど、あとからいろんな思いが込み上げてくるんだろうなぁ。
あ、これ書いてたらなんだか泣けてきた。
観劇の感想はまた改めて。
実録先代萩も、助六も素晴らしい芝居でした。
歌舞伎座さよなら公演
御名残四月大歌舞伎
平成22年4月2日(金)~28日(水)
第三部
一、実録先代萩(じつろくせんだいはぎ)
乳人浅岡 芝 翫
松前鉄之助 橋之助
局錦木 萬次郎
局松島 孝太郎
腰元梅香 児太郎
亀千代 千之助
千代松 宜 生
局呉竹 扇 雀
局沢田 芝 雀
片倉小十郎 幸四郎
歌舞伎十八番の内
二、助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
花川戸助六 團十郎
三浦屋揚巻 玉三郎
通人里暁 勘三郎
福山かつぎ寿吉 三津五郎
三浦屋白玉 福 助
男伊達 山谷弥吉 権十郎
同 田甫富松 松 江
同 竹門虎蔵 男女蔵
同 砂利場石造 亀三郎
同 石浜浪七 亀 寿
傾城八重衣 松 也
同 浮橋 梅 枝
同 胡蝶 巳之助
同 愛染 新 悟
金棒引 種太郎
同 萬太郎
同 廣太郎
同 廣 松
禿たより 玉太郎
白玉付番新梅ヶ香 歌 江
奴奈良平 亀 蔵
国侍利金太 市 蔵
遣手お辰 右之助
番頭新造白菊 家 橘
朝顔仙平 歌 六
曽我満江 東 蔵
三浦屋女房お松 秀太郎
髭の意休 左團次
くわんぺら門兵衛 仁左衛門
白酒売新兵衛 菊五郎
口上 海老蔵