日曜日の話ですが、相葉ちゃんのご両親がやっている中華料理屋さんにランチを食べに行ってきました。
テレビでもよく話題になっているのでファンの間では有名なこのお店。
お友達が近くに住んでるとのことだったのでせっかくならってことで行ってきました。
住宅街の中にあるお店はとても綺麗で、お料理も美味しく、しかもリーズナブル。
地元にあったら普通に通いたい位です。
五目あんかけご飯、エビそば、春巻き、餃子、カニ玉を3人で分けて食べました。
どれも食べやすくさっぱりしていて美味しかったです、最後デザートの杏仁豆腐が絶品。また食べたいです。
面白いのが、この日のメンバー3人の内2人が熱狂的な堺雅人さんファンだったということです。
お店にいる間ほとんど堺さん話しかしてないですから。周りは全員嵐ファンなのに、かなりシュールでした。
でも私も堺さん大好きなんでとっても楽しかったです。
で、本題。
夜は池袋サンシャイン劇場での「桂小米朝、柳家花緑2人会」を聴きに行ってきました。
小米朝さんは人間国宝桂米朝師匠の息子さん、花緑さんは故人間国宝5代目柳家小さん師匠のお孫さんです。
まさに2人はサラブレッドなのですが、落語の世界は歌舞伎などと違って世襲制はないので、逆にめずらしいことなのだそうです。
小米朝さんはスラッとしていて一見落語家には見えない位素敵で、大阪の人なのに物腰が柔らかく、声も聞きとりやすく好印象。
なんでもお芝居やピアノなど、多趣味で色んな活動をされているそうで、そのせいかトークも話題が豊富でとっても面白い方でした。
10月から米團冶を襲名するのでこの日が東京では小米朝最後なので貴重な公演を聴くことができました。
トークでは小米朝という名前が嫌だったということと、米團冶は米朝師匠のお師匠さんの名前で、とても大きい名前なので気を引き締めていきます、と正直に色々と心境を語ってくれました。
また、大阪の堺には現在落語を聴ける場所が1つしかないので、自分が襲名することによって、上方落語界を盛り上げて発展させていきたいとも言っていて、襲名って想像以上に重大なことなんだということがわかりました。
襲名披露公演、行きたかったんですけどね、チケ代がお高かったので悩んでいたらあっという間に売り切れちゃってちょっと後悔です。
花緑さんもお爺さまが人間国宝ですが、花緑さんはそういった状況を逆に感謝し楽しんでいるようでした。
小さん師匠が夢に出てきたという永谷園のCM秘話や、お墓のCMの話がとても興味深く面白かったです。
ちなみに花緑さんは私去年だったかな?「宝塚ボーイズ」という舞台で拝見していて、落語家さんなのにすごいなーと思ってました。最近の落語家さんは色々な才能にあふれている人が多いですね。
個人的にはまだ若さの残る花緑さんよりも、落ち着いていて経験もある小米朝さんの落語の方が好きだなって思いました。
なんか落語会に行けば行くほど好きな落語家さんが増えちゃって困ります・・・。
★演目★
・看板の一(かんばんのピン)・・・桂雀喜
若い者が博打で隠居に堂をとってもらうことになり、隠居が看板として壷の外に出していたサイコロに騙されお小言をくらい、
それに懲りず別の賭場で自分も隠居の真似をしようとした男が、外に出した看板の目と同じ目をだしてしまうという噺。
まくらでは、雀喜さんが米朝師匠に未だに名前を覚えてもらえないという話が、面白かったけどちょっと切なくなりました。
雀喜さんは表情がくるくる変わって面白かったです。
・親子茶屋・・・桂小米朝
茶屋遊びが好きな若旦那が父親の意見を聞き流して茶屋に行く。
そこには粋な旦那がいて、相席させてもらうことに。
狐釣りの遊びが終わって扇子をとると、実はその粋な旦那は父親だった...
お茶屋遊びのシーンでは鳴り物も入ってとても華やか。三味線に合わせて歌い踊る小米朝さん、キマッてました。
2人がいよいよ顔を合わせるまでのドキドキ感がすごく面白かったです。
・粗忽長屋(そこつながや)・・・柳家花緑
往来の死体を見て自分の友人だと確信した男と、まだ生きているその友人本人が巻き起こす奇妙な騒動を滑稽に描いたナンセンスな喜劇。
よくよく聞くとありえないしバカバカしい噺なんだけど、花緑さんの話術に見事にはまってしまい、笑いっぱなしでした。
5代目古今亭志ん生、7代目立川談志、5代目柳家小さん等の十八番。
・仲良しトーク・・・小米朝、花緑
・初天神・・・花緑
毎年1月25日に天満宮で行なわれる年の初めの祭りに出掛けた、父親と息子の絆を描いた物語である。
良く晴れた1月25日、男が天満宮に参拝に出掛けようとした。すると妻は、息子も連れていってくれと頼む。男は、息子が好きな物を買ってくれと頼むのが分かっていたので、全く乗り気ではなかった。それでも息子にどうしてもついて行きたいと懇願されて、渋々連れていくのだった。
花緑さんの勢いとテンポの良さがとっても良かった。お父さんと息子の演じ分けは見事でした。
最後に買ってあげた団子を食べてしまうところが最高!
・青菜・・・小米朝
小米朝の名と、夏の終わりを惜しんで夏の落語「青菜」を披露。
庭仕事を終えた植木屋さんと旦那の酒の席でのちぐはぐなやり取りが前半の見どころ。
風が吹き抜ける夏の夜に、鯉の洗いを肴に冷酒を飲む風景が目に浮かぶようです。
奥さまの気転に感心した植木屋が家に帰り自分の妻に同じことをやらせようとするも、全く上手くいかずやることなすこと裏目に出てしまうというおかしな噺。
風情のある前半部分はなるほど~上手いこと言うね!って感心してしまいます。
ドタバタコメディっぽい後半では小米朝さんの語り口調に惹きこまれました。お客さんの笑い声も一番大きかったと思います。
テレビでもよく話題になっているのでファンの間では有名なこのお店。
お友達が近くに住んでるとのことだったのでせっかくならってことで行ってきました。
住宅街の中にあるお店はとても綺麗で、お料理も美味しく、しかもリーズナブル。
地元にあったら普通に通いたい位です。
五目あんかけご飯、エビそば、春巻き、餃子、カニ玉を3人で分けて食べました。
どれも食べやすくさっぱりしていて美味しかったです、最後デザートの杏仁豆腐が絶品。また食べたいです。
面白いのが、この日のメンバー3人の内2人が熱狂的な堺雅人さんファンだったということです。
お店にいる間ほとんど堺さん話しかしてないですから。周りは全員嵐ファンなのに、かなりシュールでした。
でも私も堺さん大好きなんでとっても楽しかったです。
で、本題。
夜は池袋サンシャイン劇場での「桂小米朝、柳家花緑2人会」を聴きに行ってきました。
小米朝さんは人間国宝桂米朝師匠の息子さん、花緑さんは故人間国宝5代目柳家小さん師匠のお孫さんです。
まさに2人はサラブレッドなのですが、落語の世界は歌舞伎などと違って世襲制はないので、逆にめずらしいことなのだそうです。
小米朝さんはスラッとしていて一見落語家には見えない位素敵で、大阪の人なのに物腰が柔らかく、声も聞きとりやすく好印象。
なんでもお芝居やピアノなど、多趣味で色んな活動をされているそうで、そのせいかトークも話題が豊富でとっても面白い方でした。
10月から米團冶を襲名するのでこの日が東京では小米朝最後なので貴重な公演を聴くことができました。
トークでは小米朝という名前が嫌だったということと、米團冶は米朝師匠のお師匠さんの名前で、とても大きい名前なので気を引き締めていきます、と正直に色々と心境を語ってくれました。
また、大阪の堺には現在落語を聴ける場所が1つしかないので、自分が襲名することによって、上方落語界を盛り上げて発展させていきたいとも言っていて、襲名って想像以上に重大なことなんだということがわかりました。
襲名披露公演、行きたかったんですけどね、チケ代がお高かったので悩んでいたらあっという間に売り切れちゃってちょっと後悔です。
花緑さんもお爺さまが人間国宝ですが、花緑さんはそういった状況を逆に感謝し楽しんでいるようでした。
小さん師匠が夢に出てきたという永谷園のCM秘話や、お墓のCMの話がとても興味深く面白かったです。
ちなみに花緑さんは私去年だったかな?「宝塚ボーイズ」という舞台で拝見していて、落語家さんなのにすごいなーと思ってました。最近の落語家さんは色々な才能にあふれている人が多いですね。
個人的にはまだ若さの残る花緑さんよりも、落ち着いていて経験もある小米朝さんの落語の方が好きだなって思いました。
なんか落語会に行けば行くほど好きな落語家さんが増えちゃって困ります・・・。
★演目★
・看板の一(かんばんのピン)・・・桂雀喜
若い者が博打で隠居に堂をとってもらうことになり、隠居が看板として壷の外に出していたサイコロに騙されお小言をくらい、
それに懲りず別の賭場で自分も隠居の真似をしようとした男が、外に出した看板の目と同じ目をだしてしまうという噺。
まくらでは、雀喜さんが米朝師匠に未だに名前を覚えてもらえないという話が、面白かったけどちょっと切なくなりました。
雀喜さんは表情がくるくる変わって面白かったです。
・親子茶屋・・・桂小米朝
茶屋遊びが好きな若旦那が父親の意見を聞き流して茶屋に行く。
そこには粋な旦那がいて、相席させてもらうことに。
狐釣りの遊びが終わって扇子をとると、実はその粋な旦那は父親だった...
お茶屋遊びのシーンでは鳴り物も入ってとても華やか。三味線に合わせて歌い踊る小米朝さん、キマッてました。
2人がいよいよ顔を合わせるまでのドキドキ感がすごく面白かったです。
・粗忽長屋(そこつながや)・・・柳家花緑
往来の死体を見て自分の友人だと確信した男と、まだ生きているその友人本人が巻き起こす奇妙な騒動を滑稽に描いたナンセンスな喜劇。
よくよく聞くとありえないしバカバカしい噺なんだけど、花緑さんの話術に見事にはまってしまい、笑いっぱなしでした。
5代目古今亭志ん生、7代目立川談志、5代目柳家小さん等の十八番。
・仲良しトーク・・・小米朝、花緑
・初天神・・・花緑
毎年1月25日に天満宮で行なわれる年の初めの祭りに出掛けた、父親と息子の絆を描いた物語である。
良く晴れた1月25日、男が天満宮に参拝に出掛けようとした。すると妻は、息子も連れていってくれと頼む。男は、息子が好きな物を買ってくれと頼むのが分かっていたので、全く乗り気ではなかった。それでも息子にどうしてもついて行きたいと懇願されて、渋々連れていくのだった。
花緑さんの勢いとテンポの良さがとっても良かった。お父さんと息子の演じ分けは見事でした。
最後に買ってあげた団子を食べてしまうところが最高!
・青菜・・・小米朝
小米朝の名と、夏の終わりを惜しんで夏の落語「青菜」を披露。
庭仕事を終えた植木屋さんと旦那の酒の席でのちぐはぐなやり取りが前半の見どころ。
風が吹き抜ける夏の夜に、鯉の洗いを肴に冷酒を飲む風景が目に浮かぶようです。
奥さまの気転に感心した植木屋が家に帰り自分の妻に同じことをやらせようとするも、全く上手くいかずやることなすこと裏目に出てしまうというおかしな噺。
風情のある前半部分はなるほど~上手いこと言うね!って感心してしまいます。
ドタバタコメディっぽい後半では小米朝さんの語り口調に惹きこまれました。お客さんの笑い声も一番大きかったと思います。
私、米朝一門会ではじめて小米朝さんを拝見してから、
吉弥さんとはまたちがう魅力にノックダウンされてます。
小米朝さんのお噺は、何とも艶っぽい雰囲気があって素敵!!
(*≧m≦*)
やはり経験がモノをいうのか、それとも天性のモノなのかはわかりませんが、
ハメモノがこれ程よくお似合いになる方はそうはいらっしゃいますまい。
福岡では、今月末から来月2日まで「博多天神落語まつり」という
「大銀座落語まつり」の福岡バージョンみたいな寄席があるのですが、
その初日には小米朝さんの米團治襲名披露寄席もあって、
吉弥さんとWで拝聴できるのがすんごーく楽しみです☆
正統派でかわいらしい印象の吉弥さんとは違った魅力がありますよね!
マディさんのおっしゃるとおり艶っぽくて素敵でした~
襲名疲労行かれるんですね、なんて羨ましい!
私も行きたかったなぁ。