闘病日記

これは私の独り言に過ぎません。「SLE」との出会いから共存に至るまでの体験談です

第二ステージ

2009年10月20日 22時53分03秒 | 日記
なんとなく、酸欠状態!?

話しているときに、途中で息が切れる。

ちょっと歩くと、苦しくて。呼吸を整えてまた歩く。

とにかく何をするにもすぐ息があがる

なんかおかしくな~い

いつもの定期外来の日。

余談だが、この病院は患者に優しくない病院だと常々思っていた

駐車場から病院入り口まで急な上り坂なのである

体の不自由な人も、妊婦も、車椅子も、子どもも、年よりも、

で来院した患者はみなこの坂を上らねばならない

定期外来で来院したわたしも、この状態でこの坂を上らねばならない

少し歩いては、息が切れ。また歩いては息が上がり。その都度足を止め休憩し

息を整え、また歩く。。。やっと入り口にたどり着き、診察前の採血をして

待合室でようやく落ち着く。

いざ診察。

「どう?」とドクターに聞かれ、「息切れがひどくて赫々云々。。。」

話を聴きながら、青ざめていくドクターちょっと焦り気味に

動脈採血しましょう。レントゲンと血圧測って

血圧測れば160/100。あらっちょっと高い!?

動脈採血、赤血球が減少している→酸欠である!

レントゲン、心肥大!!!

「心不全です。入院だね」

。。。。。心不全って死んじゃうやつ

何がどうなってどうしてこうなったのか???

原因ははっきりとなく、血圧が高くなったことにより腎臓に負担がかかり

腎機能障害をおこして尿量が減少。むくみが出て心臓が肥大。。。

よって心臓が過剰に動き酸欠を引き起こした!

ということらしい

ふ~~~んこれがSLEによる症状のひとつである

またも緊急入院を余儀なくされ、難病病棟に空きがなかったので

消化器病棟に一時入ることに。。。

外来から病棟に行くにも車椅子。病室に入ったら鼻から酸素。

ベッドは柵を上げられ、ベッド上にて絶対安静!!!

歩く事は許されず、トイレにもいかせてもらえず

ついさっきまで普通??に生活してたんじゃ

あの坂を上り、自分の足で歩き、ここまで来たんじゃ

なんだこれはトイレくらい歩いて行けるわい

と、激怒したが状況は変わらず。いつもと勝手の違う病棟ということもあり

ナースは耳も貸さず、ただ淡々と「ダメです」の一言

なんて冷たいの再々入院の幕開けである!!!