闘病日記

これは私の独り言に過ぎません。「SLE」との出会いから共存に至るまでの体験談です

いつも留守

2009年10月01日 21時17分21秒 | 日記
基本行く場所は、当時まだ院内にあった喫煙所

ほとんど入り浸り状態と言っても過言ではないほど

あまりにも部屋にいないので、研修医が迎えに来たこともあった程である


お気に入りの散歩コースがあって朝はよくそこを散歩をした

まだ診察が始まる前の時間帯人気がなく静かで暗くて心地がいい

まずは4階にあった病棟から階段で2階まで下りる。

50mほど廊下を行くと突き当たりに手術室がある。その横に家族待合室があって

紙コップ式の自販機が院内でただ一箇所そこにだけ設置されていて

まずはコーヒータイムソファもちょっとだけいいものが設置されていたっけ

飲み終わったらまた階段で地下まで行く。ここには新聞の自販機があるので、

新聞を購入し、まだ動いていないエスカレーターを上り2階の喫煙所へ行き

しながらしんぶんを読む朝食の時間が迫ってくると

それまで暗かった院内に電気がつき、エスカレーターが動き出す

これを合図にエレベーターで4階の病棟へ戻る

そして日中はまた喫煙所へ通うのであった



ふと我に返って、なんで私はここにいるのかと疑問に思った

こんなに元気なのに、なぜ入院なんてしなくてはならないのか

治療といえば、毎食後薬を飲むだけである

ほかにやることはない

点滴や注射をうつわけでもない

手術をするわけでもない

ただひたすら薬を飲み、早朝に大量の血を採られる事の繰り返し

薬がまたちょ~苦い

その薬の名は「副腎皮質ホルモン剤」俗にいう「ステロイド」である