
■原題:빠담빠담 그와 그녀의 심장박동소리 ■演出:キム・ギュテ「IRIS-アイリス-」「彼らが生きる世界」
■脚本:ノ・ヒギョン 「彼らが生きる世界」「グッバイ・ソロ」■出演:チョン・ウソン、ハン・ジミン、キム・ボム、イ・ジェウ、チェ・テジュン
初め見た時は、天使が出てくるし、時間が何度も交差してどんな空想的な話で わたしゃ~~大丈夫かと心配しましたが、
どっぷりと楽しんで見ることが出来ました。
まずは、キャスティングが ぴったりと。
チョンウソンの出所したばかりの前髪ぷっつんの田舎ヘアースタイルが格好良い男なんて 他にはいないかもしれません。 正統派良い男で、 彼の寝ている顔、鼻水たらして泣いている顔、苦しんでいる顔、 子供みたいに喜んでいる顔、 甘えている顔、 歌を歌って嬉しがっている顔。 どれも堪能させていただきました。
ハン・ジミンが 急に都会風の良い女になったような気がしました。 彼が最終話で「見るのももったいない程の美女」って言ってましたけど、 まさに・・・
そこに、頭が悪いのか?って心配したけど、キム・ボム君の天使。 違和感無かったです~~~ この天使が彼だったからこそ、このドラマがすんなりと受け入れられたのかもしれません。 彼の線の細い美しい横顔・・・堪能しました。
そして、彼が息子だと連れてきたチョン・ウソンの息子、チェ・テジュンが またまた良い男で。。。
ドラマというのは、 こうやって 良い男、女を集めてくれると グレードが上がるものだと 変に感心したりしました。
そして、見せてくれる美しいシーン。
ストーリーの方は、無実の罪で服役して出てきた男が 高校生のころから監獄にいたせいで、世の中の事をあまり知らず、 恋愛・デートも初めて・・・ そして、本当の犯人探し。 彼の病気・・・へと
その中で、田舎の風景と無条件で愛してくれる浪花節のような親子の愛情と演歌。
ラブスーリーだけではなく、親子の情の深さを見せてくれるところがこのドラマならではでしょうか。
最後、母親を連れて旅行に行くシーンがありましたが、 どこかで 自分の馬鹿息子がこんなことをしてくれたらどんなに幸せだろう?と思いながら、自分を投影させてみていました。
「愛の群像」の作家さん。 愛の群像のように、彼の死までを描くかと思っていたら、ドラマでは、体全部で雪を味わいたいって、(誰の発想か) 裸でふざけまわるチョン、ウソン氏を見ることが出来ましたけど。 あ、そうそう、もちろん大きなチェックの毛布を被って・・・
キム・ボムが役のためとはいえ、あんなに痩せてほっそりした顔になっていたのにビックリ。
ちょっとほっぺの丸い可愛い顔に笑うとえくぼが出来て、おばちゃんはあの笑顔にメロメロだったのに。
しばらくはあのシャープな顔に馴染めませんでしたが、段々とこの天使の役にピッタリの顔立ちで、この顔もいいかもと惹きつけられていきました。
そしてハン・ジミン、すんご~~~く綺麗になりましたよね。
オトナの女性になって、見事に演じきってました。
なんといっても主役のチョン・ウソン、彼以外にこの役を出来る人いないと思いました。
ちょっと抜けてるようなしぐさ、肉体美をみせたり、物悲しい顔をしたり、すべてが彼そのもののような気がして、実際のウソンってこんな人じゃないの?って錯覚するくらい。
最後は幸せな場面のまま終わらせるのも、またいいなぁといつまでも余韻に浸っていたい気分のドラマでした。
私、ロケーションもとっても素敵だと思ったことです、、美しい自然や入り江、雪
そして主人公が彫る可愛い人形たち
この作家さんが次はチュジフンとやってみたいといってましたが、わたしもそんな作品見たいです