果南の姿

～茶房 菊泉～
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「いらっしゃいま…せ!?」
鞠莉「Hey 理亞!久しぶりデースネ」
善子「ヨハネ…降臨…ギラン!」
理亞「ど、どうも…ゆっくりしていって」
理亞ちゃんの元へ駆け寄り小声で会話する…
梨子 [果南は?]
理亞 [今は、姉様達の部屋…起こしてくるって…]
梨子 [分かった…とりあえず理亞ちゃんは普通に接客をしておいて…]
鞠莉「善子…何にする?」
善子「やっぱり…餡蜜じゃない?」
理亞 [ヨハネよ!って言ってない…]
梨子 [好きな人には善子って呼んで欲しいって言ってたわ…]
理亞 [分かった…とりあえずあの2人は私に任せて]
梨子 [ありがとう]
理亞ちゃんにお礼を言って果南の元へと急ぐ…
鞠莉「ところで…梨子はなんでここに…ってあれ?」
理亞「お二人さん、注文は決まった?」
善子「もう少し考えてからにするわ」ﾆｺｯ
理亞「そう…まぁ、ごゆっくり」ﾆｺｯ
梨子「果南!大…変?」9th Anniversary コスプレ衣装
果南「あ、梨子…助けてぇ…」
ダイせら「」ﾊｸﾞｩ…
そこにはダイヤさんと聖良さんにサンドされてる果南の姿があった…
梨子「どうして…こうなった」ﾊｶﾞｼﾊｶﾞｼ
果南「いやぁ、助かったよ…起こしに来たら抱き枕にされちゃって…」ﾊｧ…
ダイせら「…!?」
ダイせら「私の果南さんが消えた(消えましたわ)…」
梨子「私のです」ﾊﾟｼﾝﾊﾟｼﾝ
ダイせら「痛っ!?」
果南「…///」
梨子「おはようございます」ﾆｺｯ
ダイせら「おはようございます…」
梨子「昨日はお楽しみでしたね…もっと早く起きてください…」
ダイせら「…!?///」
聖良「な、何を仰っているのかさ、さっぱりですね///」
ダイヤ「そ、そうですわァ///」
なんともまぁ…忙しい人達だ…
果南「はぁ…それで急にこっちに来たけど…何かあったの梨子?」
梨子「それがね…来たのよ…」
果南「来たって…お客さん?」
梨子「そうなの…ってあれ?あの2人は…?」
果南「そういえば…さっきドアを出て…ってお客さんがいるのにマズくない!?…まだパジャマだよ!」ﾀﾞｯｼｭ
梨子「…ｯ!? 果南!待って」ｵｲｶｹ絢瀬絵里 フラワーブーケ コス衣装

 

きらめいた笑顔

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にきらめいた笑顔と、勢いよく飛び出した色とりどりのクラッカーに――わたし、近江彼方は、
「みんな……ありがと～。彼方ちゃんは幸せ者だよ」
　目をいつも以上に「ふにゃっ」と下げて、お礼を返す。
　急に冬の寒さが厳しくなってきた、十二月の半ば。
　――今日、十六日は、彼方ちゃんの誕生日なのでした。
　正直、自分では今朝まで忘れていたのだけれど。普通に早起きして、遥ちゃんとの朝ごはんを作っていたら――お姉ちゃんおめでとう、って、遥ちゃんが普段とは違う朝のあいさつで起きてきて。両手に、おっきな紫色のプレゼントボックスを抱きかかえていて。
　そこでやっと、今日が自分のお誕生日だ、ってことに気付いたんだ。
「そのプレゼントが、いま彼方の持ってる新しい枕なのね」
「そうなの～。嬉しくて、つい学校にも持ってきちゃった」Aqours5周年 小原鞠莉 コス衣装
　遥ちゃんには、夜はケーキも買ってくるから、とも言われちゃったし。
　だから、いつも朝から感じていた眠気はどこへやら。るんるん気分で学校に来て、やる気まんまんで授業も受けられて。
　それで放課後、部活も頑張るぞー、なんて、エマちゃん果林ちゃんと部室に来たら、
「まさか、みんなからもお祝いされちゃうなんて」
「当然ですっ！　私の時もお祝いしてくれましたし、スクールアイドル同好会全員のお誕生日は、やっぱり一緒にお祝いしたかったんですっ！」Aqours5周年 桜内梨子 コス衣装

 

泣く絵里ちゃん。

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だよ。
昨日の夕方、希ちゃんと海未ちゃんに
逃避行をされた後の私達は
こんな状態でした。
絵里「っ…！っ…！
っぅぅぅ…！
ぁはぁぁぁぁっ…！」
コンクリートに突っ伏して泣く絵里ちゃん。
私は悔しくて悔しくて…
凄く悔しくて、
拳を強く握りながらうつむいていました。
海未ちゃんがこういう性格なことは、
私が一番よく知っています。
いつも海未ちゃんとケンカする所は…
そういう所です。絢瀬絵里 スターライトセーラー 服
だから、絵里ちゃんと私が
付き合ってることを
海未ちゃんにどう伝えたらいいか…
ずっとずっと悩んでいました。
ことり「だいじょうぶ…？穂乃果ちゃん…」
凛「絵里ちゃんもしっかりするにゃ！」
花陽「う…海未ちゃんと
希ちゃんはなんなの…！
2時間ドラマの修羅場のシーンかと
思っちゃったよ…！」
ことりちゃん、凛ちゃん、
花陽ちゃんが心配して声をかけてきてくれる。
凛「絵里と別れて！」西木野真姫 スターライトセーラー 服
ことり「穂乃果と…別れて下さい！」

 

 

アイドル的な観点

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のせい、だと言われるのは覚悟して、
重い口を開きました。
希「言ったやろ？女やからって」
海未「どういうことですか…？」
希「気まぐれってこと…かな」
希はいつものタロットカードを出しました。
私服でも持ち歩いてるんですね…
希「初めて…カードに逆らってしまったんよ…。
今日…」
えっ…？
希「だから…間違ってるのかもしれない。
けど…もう止められんよね？」
海未「……」
希「帰るところは…もうないよね？」
海未「こ、ことりなら園田海未 あなたを応援 コス衣装
話を聞いてくれるかもしれません…！
そ、そうだ…！
にこなら…アイドル的な観点から、
アイドル同士の恋愛は
反対だと言ってくれるかもしれません…！」
それでも、過半数は
絵里と穂乃果の交際に賛成するでしょう。
分かっています。
私だって…本当は、反対なんてしたくなかった…
けど…
希「もう忘れや？μ'sのみんなのことは…」
海未「希…！本気で言ってるんですか…！？」
希「えりちと穂乃果ちゃんの
交際に反対なんは…
うちと海未ちゃんだけや。
どう頑張っても２人だけや。東條希 スターライトセーラー 衣装
だから…覚悟はせなあかんよ」

 

プンプンにゃ!!

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1年生がμ’sに入って間もない頃、わたしと凛ちゃんは些細なことで喧嘩をしてしまいました。その理由なんだけど――。
凛「今日は、凛のおすすめのラーメン店に行くにゃ!」
花陽「凛ちゃん!!今日は美味しい白米が有名なお店に行きたいのだから今日はわ・た・し・に!!譲って!!てか、譲れよ!!!」
凛「かよちん……花陽こそ譲れにゃ、このくそメガネ!!」
花陽「な、なんですと、このバカネコが～、ぱ、ぱなーーーーー!!!<(｀^´)>」
凛「バカネコって酷いにゃ!!<(｀^´)><(｀^´)>もうかよちん、何て知らない!!プンプンにゃ!!」
花陽「わたしだって!!猫凛のことシーらない!!」
凛「シャー!!」園田海未 あなたを応援 コス衣装
花陽「ぱな~!!」
まぁ、今となってみたら本当にしょうもない理由でした。でも、凛ちゃんがラーメン好きなようにわたしは、白米が好き!!日本の米は世界一！日本人なら米を讃えよ!!なのです!! そして、この日は、2人がそれぞれ気になっていたお店に行きたがっていたようで、練習が遅くなり、閉店が近づく中でのこの言い争い。あぁ、やっぱり食べ物に関することって本当に怖い、怖い。よね？
　それで、ことりちゃん、海未ちゃん、真姫ちゃんに頼まれ、穂乃香ちゃんが喧嘩の仲裁に入ってきたんだけど、これが更に、というか決定的になったの。
穂乃香「ねぇねぇ、2人とも喧嘩はやめようね？その代わり、穂乃香のおすすめの美味しいパン屋さんに行こうよ!」
ことり「穂乃香ちゃん……。」
海未「あぁ、私としたことが人選を間違えました。この人は、絶対パンを勧めてくる。そうでした。」
真妃「はぁ、そうね。今のあの2人に火に油を注ぐのと同じだったわ。」
凛・花陽「いいえ!結構です!」
穂乃香「なんだとー!上級生に向かってー!もう穂乃香も怒った!こうなったら、パンとご飯とラーメン。どれが一番いいかはっきり討論しようじゃない!!」東條希 スターライトセーラー 衣装
花陽「分かりました穂乃香先輩。こうなったら徹底的にやりましょう!!」
凛「そうにゃ。食べ物の恨みは、人間の恨みにゃ!!」
3人『バチバチバチバチ<(｀^´)>』