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スクールアイドル

2021-03-25 10:26:53 | ラブライブ

『スクールアイドル虹色Passions! 虹ヶ咲学園 コスプレ衣装


活動』を標榜した同好会に所属している上原歩夢。他に9人の仲間を擁する同好会となる。スクールアイドルというと、実際にステージで歌い踊る者を連想するが、同じ同好会に所属する上原歩夢の幼馴染み──今、彼女の胸を傷ませている張本人は、ステージには立たず、応援してサポートする立場として、同好会に参加している。限りなくファンに近い同士という参加形式だ。
 私は諸般の事情でスクールアイドル活動に否定的な立場を取っている。
 しかし生徒会長として同好会のサポートは必要だし、大事な友人の相談事に、個人的主観の話は関係ない。
 スクールアイドル同好会は当初、五人により発足したが、紆余曲折あり活動を休止した。それから更に色々あり、上原歩夢とその幼馴染みを加えた7人態勢となった。今は更に人足を増やして10人の同好会となる。
 活動報告書によれば、最近ではお台場のアミューズメント施設でのライブや、大がかりなライブフェスへも出場し、活発に活動をしている。
 一見、順風満帆に見えていたのだが──。
「おかしなやつだ、って思わないで聞いて欲しい」
「ええ」黒澤ダイヤ AZALEA コスプレ衣装
 そう前置いて上原歩夢は語り出す。
「私はね、あの子に見て欲しくて。歌を聴いて欲しくて。ただそれだけにスクールアイドルを始めたの。もちろん、同好会には他の子もいるけど、それはいいの。あの子に見てもらえさえすれば。でも……」
 彼女は苦しげに続けた。
 そんな表情をさせるのは忍びない。だが一聴せねば出る答えも出せない。
「あの子はね、スクールアイドルのための曲を作りたいって言い出したんだ。見ることや応援することだけじゃなくて、自分も何かしたい。新しい夢を目指したいって、言ってたから」
「夢を追うことは素敵なことだと思います。一見、問題はありませんが……」
 上原歩夢の幼馴染みとは面識もある。彼女に音楽の適性があるのか。それは今は分からないが、そういう諸々を今は伏せた。そういうことで上原歩夢は悩んでいるわけではない。
「私はスクールアイドルを名乗っているけど、ライブで歌いたいとか、みんなと盛り上がりたいとか、そういう気持ちはぜんぜんないの。ただ、あの子に見てもらえて、応援してもらえればそれだけでいい。でも私とか、せつ菜ちゃんのために、音楽を作りたいからって、こっそりピアノも練習してたみたいで、キーボードとか部屋に準備してて……私の知らない間に、せつ菜ちゃんには話していたのに……っ」鐘嵐珠 ライブ衣装


 


 


川沿いの花畑

2021-03-19 10:28:12 | プロジェクトセカイ カラフルステージ!

そん草薙寧々 コスプレ衣装
なえむくんに寧々が心配そうに顔を覗き込む。
「…へ?あ!えへへ!わんだほーい☆」
「どうしたえむ!来週が本番なんだから気を抜くんじゃないぞ!今回はお前もメインなんだからな!」
「ごめんね司くん!大丈夫だよっ!」
(…ん?)
僕は違和感を感じながらも、練習はスタートした。
シーンは森の奥深く、川沿いの花畑でいつも1人でいる少女を天使が励ますところ。
『…天使さん、どうしていつも私の所に来てくれるの?』
『それはねー!あなたにこれから幸せが訪れる予感がするからだよ!』
『幸せ…?そんな…友達も家族もいない私が幸せになんて…』
(そしてここで天使が満面の笑みで励まし…)
『なれるよ!だってあなたはとっても心が優しい女の子なんだから!』
「!」


僕の違和感の正体がわかった。
「ストップ!」
「「え?」」プロセカ 朝比奈まふゆ コス衣装
舞台上の寧々と、舞台袖にいた司くんの声が重なる。
そんな2人にお構いなしに、僕は真っ直ぐ寧々の隣にいるえむくんの元へ向かった。
「えむくん、ちょっと失礼するよ」
「ほえ?」
そして僕はえむくんの顎に手を当て、顔を上に向かせ、自分も身を屈ませて顔を近づける。
僕とえむくんは28cmも身長差があるからこうしないと顔を近づけられない。
「ぬあ!?」
「ちょ、類…!?」
こつん。
えむくんのおでこに自分のおでこをくっつける。プロセカ 制服 コスプレ衣装


雛菜負けた〜

2021-03-18 11:09:28 | アイドルマスター

円香シャニマス 樋口円香 コス衣装


 


 

「巻き込まないで。どっちも思ったことないから」
雛菜「あは〜、円香先輩、ノリ悪〜い」
円香「悪くてけっこう」
透「どっちかで言うとでいいからさ」
小糸「い、嫌なら別に言わなくていいんじゃないかな」
雛菜「え〜? なんで嫌なの〜? 円香先輩プロデューサーのこと嫌い〜ってこと?」
小糸「それは……ど、どうなの円香ちゃん?」
円香「…………」
透「え、そうなの?」
円香「…………まあ」
透「まあ?」シャニマス 市川雛菜 コス衣装
円香「……どっちかで言うなら―――」
ガチャ
P「ちょっといいいか? 次回用の資料のことなんだけど」
円香「―――プロデューサーはかっこいい方……だと……」
P「……ん?」
小糸「ぴぇ……! ぷ、プロデューサーさん!」
雛菜「え〜。雛菜負けた〜。プロデューサーはかわいい〜だと思うのにな〜」
透「私はかっこいい派だから、プロデューサー」
P「いや、なんの話!?」


円香「……ミスター耳なし芳一」
P「え!? なんか俺、過去一無理のあるミスターの称号と共に耳引きちぎられそうになってない!?」
円香「さっきの……私が何言ったか聞いてないですよね」福丸小糸 ユニット衣装
P「……いや、大丈夫だ。分かってる。どうせ罰ゲーム的なので言わされてたんだろう。俺は気にしてないか……痛っ! なんで叩いたんだ!?」


心は繋がったままですよ

2021-03-17 11:02:52 | ラブライブ

果南ユニティ 桜内梨子 コス衣装


「今更隠し事するような仲でもないでしょ?」
果南「ましてや、それで一度は離れちゃったんだから」
果南「ただ、楽しいなって思ってただけ」
果南「もっともっと一緒にいたいな……って」
鞠莉「なに言ってるの」
鞠莉「これからもずっと一緒、ね?」
ダイヤ「たとえ、この海を隔ててずっとずっと遠くにいたとしても、心は繋がったままですよ」
鞠莉「それに今は便利な時代になってるのよ?」
鞠莉「ボタン一つでどれだけ離れてったって、声が聞こえる顔が見える」
果南「もちろんわかってるんだけどね?」ユニティ 黒澤ルビィ コス衣装
果南「さぁさぁ、湿っぽい話はおしまい!」
果南「もっともっと私をおもてなししてよね」
ダイヤ「それはもちろん!」
鞠莉「そうよ!果南の誕生日はまだまだこれからよ!」
鞠莉「さぁ、ケーキでも作るわよ!」
果南「え?鞠莉変なことしないでよ?」
鞠莉「するわけないでしょ!」
ダイヤ「うーん、味は問題ないのですが、見た目が……その……」
鞠莉「普通に作れば大丈夫よ!」
果南「私とダイヤがちゃんと見てれば大丈夫か」Aqours5周年 渡辺曜 コス衣装
ダイヤ「幸い、とんでもない材料があるわけでもないですし……」


 


 


熟練の戦士

2021-03-12 10:24:21 | 原神

ふとした原神 モナ コスプレ衣装


 


 

仕草からも、彼女の未熟さは見て取れる。熟練の戦士とは程遠い振る舞いだ。少なくとも戦場において、その一瞬のよそ見は致命的だった。蛍の視線は目の前で第二撃を繰り出さんとしているタルタリヤではなく、遠く飛ばされて行く彼女の武器に向けられた。
それどころか、追い縋るように彼女の右手は武器の方に伸びていて。
「ハッ、甘いね!」
タルタリヤは苛立ち混じりにそう叫んだ。戦いにおいての優先順位が何もかも違う。制御しきれない無意識の言動が命取りになるのだと、彼女は何故分からないのか。
タルタリヤにとってこの戦いはご馳走であり、神の心がないと知った今となってはただの八つ当たりでもあった。蛍の命を奪うつもりは少しもない。彼にとっての醍醐味はいかにこの戦いを楽しむか。
ただ、それだけ。
それだけのことで、蛍の命はどうにか首の皮一枚繋がっている。

そうでなければタルタリヤは今から繰り出すこの一撃で、彼女の首を刎ね飛ばせる自信があった。それをしないのは彼の慈悲であることに、この旅人は気付きもしないのだ。
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殺すつもりはない。けれどタルタリヤには手加減する理由もメリットもない。

それなのに彼は振りかぶった武器を納め、戦うことを止めてしまう。そのまま彼女のぴんと伸ばされた右手を掴む。まるで遠くへ行こうとする蛍を引き止めるような動きだった。
勝手気ままに動き回る子供を留めるような。博愛さえ感じ取れるような。

がらんがらんと、遠くで彼女の片手剣が床を転がる音がする。

そちらに向いていた蛍の瞳がタルタリヤの方に向けられる。その目はちらりと掴まれた右手を見たかと思うと、すぐ驚きに見開かれた。なぜ、と彼女の口が動いたのはタルタリヤにも分かった。
さっきまでの敵意とも害意とも違う無垢なそれは、彼女をほんの少し子供っぽく見せる。

そのことにタルタリヤは満足し、ふわりと甘ったるい笑みを浮かべた。

「本当に、甘いね?」

ぱちり、とタルタリヤの邪眼が薄く光を放つ。蛍がハッと息を飲む。

瞬間、タルタリヤは彼の持つ最大火力で蛍に雷を叩き込んだ。落雷に似た閃光が二人を包む。轟音が空気を震わせる。蛍の口から発せられたであろう絶叫を覆い尽くすほどの轟音だった。

タルタリヤに掴まれたままの蛍の右手が、だらりと力を失った。
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蛍は唇をぎゅうと噛み締める。どうにか足に力を入れ、そのままの姿勢を維持しようとした。だが、もはや平衡感覚すら狂わされ、まともに立つことさえ叶わない。彼女は苦痛に顔を歪ませたかと思うと、そのまま膝から崩れ落ちた。