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ドミナント賛

2009年08月09日 | チェロ
  
今日は昼前と夜に合計1時間半ほど練習。(夜の練習の前に震度3の地震がありました。この辺では久し振りの揺れでしたね。)
昨夜張り替えたドミナントは見事に下がっていたが,しだいに振幅が少なくなっていくように思う。強靭な音ではないが,明るくてよく響く。年寄りの私の楽器には合っているのかも知れない。

練習時間のほとんどを昔の曲を弾いてみて比較することにあてた(最近はいつもこれだ(笑))。バッハのト長調のプレリュードでは,H-G-H-Gのアルペジオがよく響く。思わずそこを強調して弾いてみたりする。どうしてこの部分を三度の連続にしたのか,バッハの意図は何だったのか。エコー効果か,隠れ旋律か,単なる作曲上の都合か。なぜ重音にしなかったのだろう。チェロの性能を見極めたかったのか,別の楽器のための曲だったのか。

とりとめのないことを考えながら弾くからまったく練習にならない。しまいにはバロック弓の持ち方で弾いてみたりする(写真)。確かにバロックの曲では弾きやすいが,ダイナミックは出ない(ように思う)。しかし,そんな妄想ばかりで,今日の練習はほとんど無意味であった(笑)。

それはともかく,そうさせるほどドミナントは私の楽器にあっているようだ。収穫である。と,思うわりにはまだG線がピラストロのままなのだが(笑)。
そのうち,張り替えよう。

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