みなさん、こんにちは。今回は旧ユーゴスラビアの中核、セルビアの鉄道について紹介します。現在は国際列車が運行されていないため、今となっては貴重かもしれません。私の乗車年は2015年です。
セルビア鉄道の1等車
ハンガリー・ブダペストからセルビアへ列車で入りました。乗車した車両はセルビア鉄道所属の1等車です。なおハンガリー鉄道の客車はセルビアへは乗り入れず、セルビア鉄道の客車だけセルビア・ベオグラードに乗り入れます。
こちらが1等車の車内です。1列+2列のシートと座席の白カバー以外は2等車とは変わらないような気がします。リクライニングもしませんから、「1等車」と期待したらがっくりするでしょう。反対に書くと、東欧らしい味のある車両といえます。
ソ連臭がしないセルビアの鉄道
セルビアだけでなく旧ユーゴスラビア諸国の鉄道はあまりソ連臭がしません。こちらは旧ベオグラード駅構内です。機関車はスウェーデン・ASEA社のライセンスを得て、セルビア国内の会社で製造されました。この機関車の形式は444系です。
電車はスイス製「FLIRT3」で、413系として活躍しています。とある資料によると2014年9月に導入されました。私が訪れたのは2015年10月ですから、まだ新車ホヤホヤだったのですね。
19世紀末開業の旧ベオグラード中央駅は閉鎖される
2015年当時は19世紀末に開業した旧ベオグラード中央駅から乗りました。残念ながら旧駅は2018年に閉鎖され、現在は街はずれの新駅を使用しています。今から考えると旧駅を利用して良かったなと思います。
おまけ 車窓から写真撮影する際
セルビア鉄道の客車から写真撮影をする際のワンポイントアドバイス。残念ながら汚れている窓が多いため、乗車したら少しでも綺麗な窓を探しましょう。写真はモンテネグロでの車窓です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます