当初は、血管系の病気の除外診断のために蛍光眼底造影をやっておきましょうとのことであった。
この日は、検査のみで帰宅。 生食をつないだ点滴の側管からごく少量の造影剤を入れながら、左右何枚も眼底写真を撮るものであり、5分ほどで終わった。
一週間後の教授診察の予約をとり、結果を待った。
教授診察日も朝早くから受付をして、1時間ほど待って診察が始まった。
教授の横に主治医もいて、教授の言葉をメモしていた。
両眼ぶどう膜炎だからベーチェットやサルコイドーシスを疑い採血やその他検査を進めるよう指示があった様子。
私には教授より膠原病の疑いがありますよとの説明であったと記憶している。
診察後、歪んで見えるようになってしまった左眼にステロイドを注射するとの説明があった。
テノン嚢注射といって眼球に針を刺して、裏側の黄斑と網膜の間にステロイドの液を置く処置であり、若干痛かった。
すっかり夕方になり、でっかいガーゼを左眼に張ったまま電車に乗って約束のあった飲み会に行ってしまった。
酒で血行が良くなったのか何なのか後からすごく痛くなった。
翌日からベーチェットの本を数冊集め、通勤電車で情報収集した。次回はぶどう膜専門医の予約5日後、有給残7日ほど。。
眼・口・皮膚・外陰部の炎症をくり返す―ベーチェット病難病と「いっしょに生きる」ための検査・治療・暮らし方ガイドクリエーター情報なし保健同人社