早春の花たち

春は球根の花の季節。
いちばん花屋さんに多くみられるのはチューリップだけど、
鉢で育てるムスカリやヒヤシンスが好きだ。
ヒヤシンスは水栽培も子供の頃よくやったなぁ。
根が伸びていく様子がみられて楽しかったなぁ。

今年は花屋さんでみつけたヒヤシンスの球根3個の鉢と、
ムスカリとヒヤシンス2個の鉢のふたつを
日当たりのよい窓辺で育てた。
もうすっかり大きくなって花も終ってしまったけれど、
冬の寒い日々、春の芽を育てるのは楽しかった。

毎日毎日少しずつ大きくなって、見事な花を咲かせてくれた。
そして気が付けば、空気も暖かくなり、日も伸びて春はもうそこだ。
朝になれば、ほのかな甘い香りで春の気配を感じさせてくれた。

来年もまた育てよう。今度は違う色にしようかな？
水栽培もいいな。



ヒヤシンスはスペイン語で「ハシント」という。
ぜんぜんちがうようだけど、綴りを見ると似ている。
hyacinthとJacinto
ムスカリもヒヤシンスの仲間なんだね。
ギリシャ神話のヒュアキントス。
なんだか心惹かれる素敵な花。