馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ベトナム 2日目ー2

2010年05月26日 23時36分38秒 | 旅行

次はダム市場へ。
2階建ての円形の市場で、1階は洋服や電化製品、時計屋など、2階はみやげ物売り場、更に建物の周りを囲むように乾物屋や八百屋が並んでいてものすごい車と人です。
自転車をどこに停めたらいいのかわからず、パパは車の駐車場に停めようとして警備員に追い散らされ(笑)、ちょっと困ってうろうろ・・・
八百屋が並ぶ一角の奥まったスペースに多数の自転車を発見したので入ってみると、そこが自転車置き場でした。
2枚組みのチケットの半券を渡され、もう半分は自転車のかごに入れられました。
自転車置き場のおじさんはチケットに書いてあるのと同じ番号をチョークでサドルに書いています。
もらった半券を見ると、1000ドンと書かれています。
一台5円くらい。

市場の周りはすごい人だけど日本人はもちろん、欧米人もまったく見当たりません。
いるのは皆ベトナムの人たちばかり。
なのでめっちゃ目立ちます。
歩く私たちを誰も彼もが注目していてなんかすごく場違いな感じ・・・
一応図書館で借りたガイドブックに書いてあったし、2階は土産物屋なんだからもっと観光客もいると思っていたんだけど・・・
建物に入ってみると外よりは人も少なく、どのお店も所狭しと山ほどの品物を並べているわりには全然売れてない感じ。
一応お土産物やも見に行きましたがまったく欲しいものが見当たらなかったので写真だけ撮ってすぐ外へ。
でもあれほどいろいろなお土産物を売っていて、外人客が全然いない状態で一体誰が買うんだろう?
他の場所からニャチャンへ観光に来たベトナム人が買っていくのかしら?



外に出て左手側は乾物屋ばかりなので見に行かず、右手側の八百屋さんへ。
王子が買いたがったのは台湾でよく食べていたレンウーという小ぶりの赤い皮のあまり甘くない身のしまっていないリンゴのような感じの果物。
私はもちろんドラゴンフルーツです。
ドラゴンフルーツは朝食ビュッフェにも置いていましたがせっかくなので一個買うことに。
果物は量り売りなので、おばさんがくれるビニール袋に買いたいものを種類ごとに欲しいだけ入れて量ってもらえばオーケー。
痛んでいるものもあるので一つ一つ手にとって良く見てから袋に入れます。
レンウー5個で20000ドン(100円くらい)。
大きいドラゴンフルーツ1個で5000ドン(25円くらい)。

自転車置き場に戻り、おじさんにさっきもらった半券を3枚渡すと「3000ドン。」と言うので10000ドン渡しました。
7000ドンのお釣りをくれたのですが、その中の一枚が真っ黒でくしゃくしゃの古くて汚いお札だったので交換して、と言うと、硬貨を渡そうとします。
今ほとんど流通していない硬貨をもらうのも困るので苦笑いして首を横に振ると、冗談だったらしく笑いながらきれいなお札を渡してくれました。
その時他のお客さんが同じように半券とお金を渡しながら何か話しかけてきたのでおじさんの注意はそちらへ・・・
私はお金を渡したので自分たちの自転車を出そうとしたのですが、そこへさっきのお客さんとの会話の終わったおじさんが来て私たちを止めます。
片言の英語と身振りで半券をくれと言います。
さっき渡したよ、といっても、もらってない、チケットの半券がないといくらなのかわからない、と言います。
どうやら一台1000ドンではなく、一時間1000ドンのようです。
たぶん半券に預けた時間が書かれてあるのでしょう。
でもほんのついさっき半券を渡しておじさんが3000ドンというからそれを払ってお釣りまでもらったばかり。
途中で他の客に気を取れたからと言ってついさっき会話した外人の私を忘れるはずがないよね??
ぼったくるつもり????

何度渡したといっても笑いながら首を横に振り、渡せと言う。
何処かに持ってるはずよ、ポケット探してよ!といっても持ってないという。
お金も渡したよ、といっても半券渡せの一点張り。
ぶち切れたパパが「いくら欲しいんだ!」と声を荒げても笑って首を横に振る。
埒があかないので無理やりもう3000ドン渡すと、行っていいよと通してくれました。
やっぱりぼったくるつもりだったのか・・・
最初から6000ドンって言えばいいじゃん。
意味わかんね~~。
王子が言うには私がお釣りのお札を交換してって言ったから嫌がらせされたんじゃないかと。
そうなのかな~~~。
ガイドブックにあまりに汚いお札は支払いを拒否されることがあるのでお釣りや両替でもらわないようにと書いてあったので実践したんですが・・・

気を取り直して今度は地元のスーパーへ。
店の前に来ると道端で座り込んで友達と話していた若い男の子がすぐにやって来てここへ置け、と自転車を道の端に誘導してくれました。
さっきと同じように半券をくれます。
ここは自転車置き場ではなく、お兄ちゃんは自転車が盗られないように見ているかわりにお金をもらう商売をしているのでした。

スーパーの入り口で荷物を預けて財布だけ持って中へ。
田舎のスーパーなので品揃えはたいしたことありませんが何でも安いです。
コーラ4本、ポテトチップ3袋、グアバジュース1リットル、エビチップス1袋で、74500ドン(373円くらい)。
自転車を見ていてくれたお兄ちゃんには3000ドン(15円くらい)。



ニャチャン大聖堂も見に行きましたが既に日が沈みかけていて薄暗いなかで下の道から写真を撮ったのであまりうまく撮れませんでした。
中に入ることも出来たのですが、特に入りたくもなかったので(笑)写真を撮っただけでホテルに戻ることに。

帰り道どんどん暗くなってきて、車もバイクも数は減るどころか増えるばかり。
パパはまた出てくるのが面倒なので夕ご飯を途中で食べて帰ろうといいますが、真っ暗になったら自転車で走るのがさらに危ないと思い反対しました。
相変わらずパパは一人だけどんどん先に行ってしまうし、昼以上に交通量が増えてきて何度かヒヤッとする場面もあってほとほと疲れました。
何でパパは王子を置いて平気で行けるのかしら・・・

帰る途中でホテルの近くに結構お客がたくさん入っている大きいレストランを見つけていたので今夜はそこで夕ご飯にすることにしました。
一旦ホテルで一息ついてから歩いてレストランへ。
ホテルを出て右へ5分くらい歩いた向い側にあります。
入り口に置いてあるメニューを見るとシーフードレストランのようです。
しかしお値段が空欄の所が何箇所もあり、これはグラム売りだったり時価だったりという事では・・・?
大昔、ハネムーンで行ったオーストラリアのシーフードレストランで時価で量り売りだったロブスターとクラブで痛い思いをした記憶がよみがえり、「パパ・・・ここって危険では??」というと、疲れて不機嫌なパパは「じゃあどこで食べるの?」と嫌な顔。
確かにもっと離れたところにはこの規模のレストランもあったけどかなり遠かったし、そばにあるお店は本当に小さな汚いお店や大きいのにがらがらの店ばかり。
明るくきれいでお客でいっぱいなのはここだけです。
しかたないので覚悟を決めてはいることに。

お店の人は感じがよかったし、メニューは英語表記がありおすすめ商品は写真も載っていたので選びやすく便利。
外のテーブルだったので、虫除けスプレーを持って来ればよかったなあ・・とちょっと後悔。
ニャチャンは漁港があるのでシーフードがおいしい、しかも日本では高価なソフトシェルクラブが安価で食べられるとガイドブックに書いてあったので、絶対食べなきゃと思っていました。
メニューにありました~~!ラッキー!
ソフトシェルクラブのから揚げをオーダー。
青菜の炒め物はスピナッチとモーニング・グローリーの二種類がありました。
スピナッチってほうれん草だよね?モーニング・グローリーって何???
わからないので無難にほうれん草を頼みました。
フレッシュジュースは氷無しを頼むと若干割増料金になります。
私と王子は氷無しでマンゴジュースとパッションフルーツジュース、パパはビール。
エビとカニの揚げ春巻き、チキンのレモングリル、カニチャーハン、おしぼり3つ、これで384000ドン。
1920円くらい。



お料理が出てくるのはとても早く、どれもとってもおいしいです!
特にソフトシェルクラブのから揚げは絶品でした
思い出したら食べたくてたまらなくなります(笑)。

お値段も安かったしとってもおいしかったしホテルからすぐだし、アナマンダラに泊まるならこのレストランは絶対お勧めです!
お会計をしてもらったレシートを見てみると、お店の名前は[NGOC SUONG]。
そうです、ここがネットで調べたクチコミで一番人気だったゴック・スーンだったのでした。
大きな風車が目印なのですぐわかると思います。
是非行って下さ~い!

ホテルに戻る道に出ていた露天の針金細工を王子が欲しいというのでしゃがみこんで見ていると、シクロ(自転車の前に客席をつけた人力車)のおじいさんがやって来て話しかけてきました。
どうやら露天のお姉ちゃんは英語ができないらしく、通訳を買って出てくれたようです。
王子は巨大な鳥のオブジェが欲しいといいますがそんなもん部屋に置く所ないし持って帰ってるうちにぺちゃんこになる、と却下。
次に選んだのは手のひらに載るくらいのかわいいシクロの置物。
とっても良く出来ています。
うん、これならかわいいしベトナムっぽいしいいかも
40000ドンというので30000ドンにして、と言いましたが通訳を聞いたおねえちゃんが困ったように笑って首を横に振るので、たいてい何でも値切る私ですが疲れてたし安いのでそのまま40000ドン(200円)で買う事にしました。
商談が成立すると立派に英語で通訳して得意げなシクロのおじいさんに、お姉ちゃんとその彼氏が拍手してお礼をいっていたのがちょっと微笑ましかったりして




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