45歳で前立腺癌になってしまいました!

入院から退院まで、詳細を記載するつもりです

診察結果

2011-06-23 09:56:22 | 日記
昨日、診察を受けました。
ブログの更新が今日になってしまうほど、通院だけで疲れてしまいました。
つくづく情けない限りです。


結果ですが
「回復が遅れているね。でも、それだけ酷い状態で普通の人より多く切り取ったのだから・・・」と言われました。

改めて、病巣が大きかったこと、周囲への癒着があったこと、転移直前だったこと、骨盤内リンパ節郭清を実施したことを思い知らされました。
結構な大手術だったんですよね。

当然、前立腺の周囲にある神経は全て切除もしくは切断されたのですし、筋肉や膀胱の一部を切除してしまったのですから、以前の状態には完璧に戻ることはできないのは覚悟していました。
でも、実際にその状況になってみると、何と苦しいことか・・・
できていた事ができなくなった辛さです。

リハビリは継続です。
尿失禁改善の投薬は中止になりました。あまりにも副作用が強すぎたためです。
(私は薬が良く効くが、その分副作用が強く出るタイプのようです)

会社には本当に申し訳ないのですが、病気休暇を延長させて頂き、出社トレーニングも含めて復帰を目指していこうと思い、昨日その旨連絡させて頂きました。
結構長引いていますので、呆れられているかもしれませんが、自分でも上手くコントロールできず、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

ちなみに昨日の検査結果で異常が出た数値ですが・・・
◆白血球数:10.2(H)→通常4.0~9.0
◆GOT:49(H)→通常10~30
◆GPT:133(H)→通常5~35
◆血糖:198(H)→通常70~105
◆テストステロン:0.26(L)→通常2.07~7.61:一般的に言われる男性ホルモン値です

まあ、血糖や肝臓の数値(GOTやGPT)は、尿失禁を恐れる余り、動かないでいるために体重増加が招いた結果です。一部肝臓の数値はホルモン剤の影響があったかもしれませんが、非ステロイド系だったため、疑問です。
白血球数は主治医も首を傾げていました。どこか炎症し続けているのでしょうか?
テストステロンの減少は抗がん剤の影響が残っているとの事で、更年期障害の症状や体重増加に悪影響を及ぼしているとの事でした。

結局悪循環です。
男性ホルモンが戻らない→体重が増える→腹圧が上がる→尿失禁が多くなる→失禁を恐れて運動をしない→体重が増える→・・・・・・・・

先ずは、男性ホルモンが戻ってくれることが第一
それに伴って体調不良が改善されること
体重を減らして腹圧を下げること
血糖値の改善と肝臓機能の回復
通勤できる体力作り
の順番で徐々にやっていくしかないのかもしれません。

今までは少し焦っていた自分がいました。
若干無理して、尿失禁を以前より酷くしてしまった時もありましたので・・・
(まだ、腹筋や階段昇降の運動は早すぎたようで、反省しています)

そういえば、尿失禁改善体操も腹筋を使わないで実施してくださいと、看護師に指導されたことを思い出しました。