デザイン制作の極意~谷宜樹~

デザイン制作の極意を紹介していきます。

CTAはどこに設置する?WEBページ全体から考えてみよう

2022年04月11日 | WEBデザイン

前回は、「CTA」についての概要を解説しました。
私たちWEBデザイナーは、サイトのイメージに合わせてCTAボタンのデザインを考えています。
今回は、谷宜樹がCTAボタンを設置する場所についても解説していくので、サイト運営者の方はぜひ参考にしてみてくださいね。


■どこに設置したらいい?効果的な場所は?

「資料請求」「ご注文はこちら」などのボタンを設置するならどこが良いと思いますか?
ページの一番上、ヘッダーでしょうか。
それともページの一番最後に出てくる方が良いでしょうか。
サイトによって異なりますが、一般的によく置かれている場所にはこんなものがあります。

・ヘッダー
ページの一番上に表示される部分です。
ここに会社のロゴや、ホーム画面・企業説明・注文・お問合せなどの子ページに移動するボタンを設置することが多いでしょう。
どこにCTAを設置しようか迷ったらとりあえずヘッダーに置いておく、という人もいます。

・フッター
サイトページの一番下です。
最近では企業のイメージや会社の外観とともに、電話番号・住所(アクセス方法・駐車場の案内など)をデザインするホームページをよく見るようになりました。
その下に「予約はこちら」「お問合せメール」などのボタンが設置されています。

・グローバルメニュー
ヘッダーに組み込んで使うメニューバーです。
どのページに移動しても常に表示されるため、ユーザーが「注文したい」と思った時にすぐCTAボタンを探し出すことができます。
コンバージョンに誘導するために最も効果的で簡単ではないかと谷宜樹は思います。
グローバルメニューがないと、1ページ1ページを確認しながら探さないといけないのでとても不便です。
特に企業サイトは、これを設置するのが必須かもしれません。

・サイドメニュー
ページの右側・左側に表示されるメニューです。
ページ数が多いサイトの場合、一覧にして目的のページを探しやすくすると良いでしょう。
サイドメニューをお問合せページにして、ユーザーが入力した内容によって表示するページを変えるのも面白いですね。
例えば、保険会社のホームページなどは、サイドメニューに簡単なアンケートを載せ、該当する項目にユーザーがチェックするとおすすめの保障内容が表示される仕組みになっています。
これで「オンライン見積もり」というコンバージョンが1つ達成できますね。
上手く考えたな…と谷宜樹も思いました。

・ファーストビュー
サイトにアクセスした時に、一番初めに出てくる場所です。
スクロールしなくても見えている部分ですね。
ここに「初回無料!」とか書いてあれば、ついクリックしたくなります。
まずCTAボタンを堂々と設置し、その下で詳しい説明をするというのも1つの手です。


CTAを設置できる場所は、他にもあります。
今回はWEBページの構成全体から考えてみました。
次回は、本文の上下、中に盛り込んでいく方法について見ていきましょう。