U2のNEWアルバム、NO LINE ON THE HORIZON を購入しました。
当初は3月頭に発売される豪華限定版を予約購入しており、それまで我慢して待つことにしていたのだが、上記U2公式サイトで全曲試聴(あたまの40秒ほど聴ける)したところ、どうしてもすぐ聴きたくなってしまいもう居ても立ってもいられなくなり(笑)、本日休みなので日本版通常版を買ってきてしまい、ただ今リピートしまくって聴いている状況なのだ。
しかも豪華限定版がそこのSHOPが発行しているチラシによると3/4発売ではなく3/18発売に変更されていたのだ。しかも6500円から7500円に値上げ(泣) あぶねえ~、ほんとかどうかにしても3/18発売が本当なら今日買いに来て正解だった。とても上記の試聴版を聴いてしまったからには3/18まで待つことなど出来やしないですぜ。
で、聴いてみての第一の感想は、今回はサウンドのグルーブ観がすごいということと、ボノの声が素晴らしいということで、1曲目のNO LINE ON THE HORIZON からボノの気合の入った叫びがあるし、2曲目のMAGNIFICENTのグルーブ観の出し方もいままでのU2のサウンドの出し方とはちと違う感じがして新鮮だ。
まあ、そういった小難しい薀蓄の感想は抜きにして、今はただU2の新曲を聴けるというこの幸福感に浸りながら聴きまくりたい。ああ、この5曲目も素晴らしい~(うっとり)
いままでの経験からいうと、ファーストシングルの「GET ON YOUR BOOTS」はアルバムの1曲目で、最初に聴いたファンになんだこの新曲は?・・と期待を裏切らせておいてアルバムの中には本来のU2らしい珠玉の名曲がちりばめられているのがパターンであったが、特に「アクトンベイビー」以降ね。
今回このファーストシングルはアルバムではなんと6曲目であり今までのパターンではない。それ以外に、これも今までのパターンではあるが、最初に聴くとヒット性がありシングルカットされる曲はアルバムの前半部分で、その後繰り返し聴いていくうちにアルバムの後半部分にある曲こそU2の真髄であり、隠れた名曲であることに気付かされるということがこれまでだった。
前のアルバムの「ハウ・トウ・ディスマントル~」なんかは正しくそれで、「City Of Blinding Lights」 「Orignal Of The Species」 「Yahweh」なんかは最初気付かない曲だものね。つい最近になってこの「ハウ・トウ~」のアルバムの方が代表作の「ヨショア・トリー」より素晴らしいアルバムなのではないのかと思うようになったくらいだもの・・
誰かが解説で書いていたのだが、U2の曲は後から突然後光のように射してくると言っていたのだが、正にそれでスルメみたいなものであって噛むほどに味わいが出てくるのだ。
だからU2の曲は色褪せしないしそれ故に普遍的なものなのだろう。
最後に最初に聴いてもう一つ思ったというか感じたことはU2は変わらないな、ということ。やっぱりすごい。
U2はいつもアルバムを作るときに、これが最初で最後のアルバムだと思って作っているという。
世界NO1バンドにしてこの謙虚な姿勢! 天晴れです! m(__)m
このアルバムのツアーでまた日本に来て欲しいね(絶対行くので)