この火曜・水曜の朝方
2日連続で同じような夢をみました。
両日とも朝起きると、すごく首と肩が凝っていました。
その
内容とは・・
4月の発表会に向けて練習に励んでいる
クラシコ・エスパニョールのクラスで
私が「ラ・ビダ・ブレベ」(はかない人生)を
何とか形になるように教えたり、どう構成したらこの人達の良さを出せるんだろうと
必死に悩んでいるという夢なのです。
現実のままじゃないかい!(自分で突っ込む)
クラシコ・エスパニョールというのは、
フラメンコと同じにスペイン舞踊の一種で
簡単に言えば、
スペイン音楽にのせてフラメンコやクラシックバレエ等
様々なスペイン舞踊の要素を必要とする高度な踊りなのです。
バレエだけ踊れても、フラメンコだけ踊れても、カスタネットだけ上手くても・・
う~ん。ダメなのです。
バランス良くテクニックがなければ
上手く踊れない・・
でも逆を考えれば、
クラシコ・エスパニョールを練習すると
カスタネットが上手くなり、ブエルタも機敏になり、
舞踊的な身の振る舞いも上達し、音楽にあわせて表現するようになれる・・etc
出来なくても挑戦してみる価値はある。
<エル・フラメンコにて・マエストランサ/赤いのが私>
フラメンコを始めて3年ぐらいまで、
私はカスタネットが苦手で、嫌で嫌でどーしようもありませんでした。
セビージャでは、踊りを習っていない人でも
フェリア(春祭り)の頃になると、家の中から
バリバリのカスタネットの音が聞こえてくる。
なんでスペイン人は、あんなにカスタネットが上手いんだろう?
指の力が強いのか?など、
自分と比較しては一段と暗くなっていました。
このままでは、
ずっとカスタネットの練習さえも、やらなくなってしまいそうだったので
わざと人前でカスタネットを使って、踊って苦しんでみれば
自分が変わるかもしれないと思い、
セビージャのタブラオふうレストランで働いていた頃
カスタネットを使って「ラ・ビダ・ブレベ」を踊ることに挑戦してみました。
もちろん最初は、恥のかきっぱなしでしたが
挑戦したことで、だいぶカスタネットの音も出るようになったし
カスタネットに対する抵抗感もなくなりました。
目標を決めて最後までやり通すことは大変なことですよね。
<カスタネットを背負うジェイ>
昨年の春ごろ、約一年後に予定されている発表会を目指し
クラシコ・エスパニョールをやってみたい!
という人たちの希望で、特別クラスが発足しました。
教える方も結構大変なのですが、
「クラシコに挑戦して頑張ってみたい!!」という気持ちが
私は嬉しくって始めました。
最初は月2回だったレッスンも、今年からは毎週になり
あと2ヵ月後に迫った発表会を目指し
今一番の頑張り時です。
だから、夢までみたのですね。
バレエもやったことがない人がほとんどですが、
足が高く上がらなくっても、とんでもない方向に回って大騒ぎしていた人達も
感心するほど良くなってきました。
もう一息なんです。
発表会までに、見違えるほどの踊りを披露してくれると信じています。
とにかく、本番の舞台に立つまでの目標を達成させようとしている
みんなに感心しています。
頑張れっ!!
みなさん4月の発表会
クラシコ・エスパニョールメンバーの踊りを楽しみにしてくださいね。