鈴木敬子のフラメンコな生き方

スペイン舞踊家の鈴木敬子が、
日常の生活からフラメンコの舞台裏までをつづるブログ

スペイン旅行記・最終回

2006-10-31 12:48:26 | スペイン生活

 

<セビージャの家>

 

約1ヶ月間もの大作になってしまった

鈴木敬子と行くスペイン短期留学

旅行記の最終回です。

<セビージャの床屋> 

こんな道を歩き 

毎日、みんながクラスを受けているときは

ひとりでレッスンしていました。

 <狭い貸しスタジオ内で撮影>

 

名前まで覚えられてしまったバル(いつも通っていたからです。)

気さくなカマレロたちの顔は忘れられません。

 

スペイン滞在の最終日は、思いっきりセビージャ観光。

まず、朝はエスペランサ・マカレーナの教会に行きました。

日曜日でミサをやっていたので、

美しいマカレーナ(この教会のマリア様)を

近いところで見ることは出来ませんでしたが、十分満足です。

 

その教会の前で、チュウロ屋さんを発見。

すごい行列でしたが、”並ぶほど美味しいんだ” と思い

チュウロを買い、目の前のバルに持ち込んでみんなで味見する。

チュウロは、スペイン人の朝ごはん。

濃いココアみたいなチョコラーテ(チョコレート)をつけて食べるのが普通です。

もちろん、そのままでも軽い塩味でパリパリッとしていて美味しい。

特に揚げたては最高です。

夜パーティなどで遅くなって、

朝帰りするときなんかも、このチュウロを食べるんですよ。

「日本にも、チュウロ屋さんがあったらいいな~」

って、いっつも思うのです。

 

このあと、馬車に乗って約50分のセビージャ観光!

 <プラサ・エスパニア>

車ではゆっくり見れないし、歩くとすごく時間がかかるコースを

馬車だとちょうど良い速度で街を巡れます。

そして何といっても、優雅な気分になるのです。

ひとり3000円くらいで楽しめます。

 

お昼を食べる前の空いた時間は

Museo del baile flamenco (フラメンコダンス博物館)へ

<ファルーコ>

 

 

<アントニオ・ガデス(左)とマヌエラ・カラスコ(右)>

この博物館はまだ新しく、近代的な設備でフラメンコの様々なものが展示されています。

セビージャに行ったらぜひ行ってみてください。

スペイン語が出来なくても、日本人のスタッフもいるので安心ですよ。

 

お昼を食べて、最後の買い物をし

夜は、この日もビエナルへ

この日は、メルセデス・ルイス。

日本にもよく来日して、人気のある彼女ですが

この日は、素晴らしく良かったと思います。

すごいサパテアードのテクニックで男性にも負けません。

きっと・・・これから、もっともっと有名になる人だと思いました。

 

公演が終わり、劇場の前で

「今日の公演も良かったよね!」 と、みんなで大満足。

良い舞台を観た後って、爽やかな気分になれますよね。

 

<今回のスペイン短期留学に参加したみんなと記念写真>

 

第3回・鈴木敬子と行くスペイン短期留学は、今回も無事に終えることが出来ました。

 

フラメンコは練習するだけでは上手くなれません。

 

スペインの空気を吸って、スペイン人の生活を知り

フラメンコな街を歩いてみる。

そして、

スペインで生まれたアートをたくさん見て、その土地の美味しいものを食べて・・・

たまには、思いっきり楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

小さなことは気にしない性格になりますよ。

来年もまた楽しみです。

 

私と一緒にスペインに行きましょう!

 

 

 

次の日の朝5時にはホテルを出るのに

みんなで、またいつものバルへ

ビールとラ・イーナ(シェリー酒)を飲み

ハモンやケソ(チーズ)を注文する。

もう夜中の1時が過ぎ

「そろそろ帰ろうか・・」

「ラ クエンタ ポル ファ ヴォール」(お会計お願いします。)

カマレロのおじさんが、

「シイ、アオラ ミズモ」(はい、今すぐ)

お会計が済み、帰り際に

「タルエゴ! マニャーナ ミズマ オラ ノス ベレーモス」

(またね! 明日同じ時間に会いましょう)

 

また明日ね! と言いたいところだが・・ 

あーあ~

明日は来れないけど、来年の同じ時間だね。

 

「アスタ プロント!!」(また近いうちにね!!) 

 

よく働くバルのカマレロたち 

 


充実した日々

2006-10-26 12:31:19 | スペイン生活

 

さて、スペイン短期留学も

レッスン最終日になりました。

私は、

みんなと別に

自分のレッスンをしていたので、

レッスンが上手く行っていたのかは知りませんが・・・

 

レッスン最終日は、

みんなのレッスン風景のビデオと写真を撮るために

またまた、カメラマンです。

さあ、どうでしょうか?

上の写真は、初日のレッスンのより上手くなっているでしょうか?

 

その結果は、

今度のクリスマスパーティー(12月17日日曜日)で発表してくれると思います。

みなさんお楽しみに!!

 

そうそう、カデーナ フラメンカのクリスマスパーティーについては

また詳しくご紹介しますね。

誰でも参加できますし、見に来るだけでもOKでーす。

 

 

セビージャに滞在中は、

「どーうしても、もっと美味しいもの食べた~い!

という人たちと高級レストランにも行きました。

 

グアダルキビル川沿いにある「リオ・グランデ」です。

 

 

出ました!!

 

高級なパエージャです。

サスガ!  魚介類専門店だけあって美味しい!!

この味は忘れられませ~ん。

でもまた、量が多いんだ!!

このパエージャも写真では分かりにくいですが、タップリどんぶり2杯くらいですよ。

来年スペイン短期留学に行く人は、一緒に行きましょうね。

 

そして、冷たいビールと

きりっと冷えた辛口の美味しい白ワイン。

これらのお料理に合います。

ぺスカード・フリート(魚のから揚げ)

ガンバス・コシード(ゆでた海老)

ガスパチョも飲みましたが、食べてしまったため撮影できませんでした。

ザンネン。

これらも、セビージャの代表料理です。

写真美味しそうでしょう?

 

スペイン旅行記最終回へつづきます。


お知らせ

2006-10-23 15:46:10 | ベリーダンス情報

 

秋の特別オープンクラス

秋のベリーちゃん

 

フラメンコのためのベリーダンスレッスン

ただいま募集中です!

まだまだお申し込みOK 

今回は、まだ参加者が少ないのでゆったりとレッスン出来まーす。

(10月23日の状況です。)

 

初めての方、お待ちしています。

 

 忘年会で踊ろう~~~~~~

 それと、ただいま来年4月の発表会で踊る曲を考えていま~す。

ヤル気のある人集まれ!!

 

日時:10月29日(日)11:30~13:00

       31日(火)19:30~21:00

 

詳しくはこちらへ

 http://www.cadenaflamenca.com/jpn/modules/news/article.php?storyid=17

 


アルハンブラの思い出

2006-10-22 13:29:45 | スペイン生活

 

アルハンブラの思い出 Ⅰ 

 

アルハンブラには猫がたくさんいる。

観光客に、なんだか有名人のようにチヤホヤされている。

カメラにも慣れている。

「僕は、有名なアルハンブラ宮殿に住んでいるんだぞ!!」

と言っているようだ。

アルハンブラ猫は頭が良い。

排水口に落ちたものを、 なんと! 

自分の手でアミをはずして、とったんだよ。

たくさんの人に囲まれて見られていても、動じない。

フラメンコをやる人も、こうでなくっちゃね。

勉強できました。

 

 

 

アルハンブラの思い出 Ⅱ

 

すごいヒゲおじさんを発見!!

真ん中の背広の人です。

よーくみてね。 

 

 

 

もう少し、近くで撮影。

 

 

 

 

もっと、ヒゲおじさんの近くに・・・

おじさんは、いろんな人から声をかけられ人気者。

みんなから注目されてます。

 

 

 

 

 

さらに、ヒゲおじさんに接近。

 

 

 

 

 

ますます、ヒゲおじさんのそばに・・・

 

 

 

失礼して、真後ろで。

 

 

そして、

 

 

勇気を出して前の方からも撮影。

すごい立派なヒゲですよね~。

いいアルハンブラの思い出になりました。

 

 

 

おまけショット!

 

ヒゲおじさんは、宮殿の中でも

キマッテル!

カッコイイポーズだ!!

 

スペイン旅行記つづきます・・・

 


グラナダにて

2006-10-20 16:51:31 | スペイン生活

 

ここはグラナダ

アルバイシン地区

サクラモンテの丘です。 

<グラナダでも自分で自分を撮影>

 

私たちは、日帰りでグラナダにも行きました。

グラナダに行くには、セビージャからバスで片道約3時間です。

もちろん、一番の目的はアルハンブラ宮殿。

 

入り口には、長い列がいくついくつもいくつも。。。

アルハンブラ宮殿にスムーズに入場するには、前もって入場予約が必要です。

急に行っても入れません。

予約してないと、長い列に並んで予約を入れて、

もう一度別の長い列に並んで、予約確認手続きを受けなければならないのです。

わざわざ外国から、アルハンブラを見るために来たのに

入り口で、諦めて帰る人たちも大勢いるようです。

入場するのも大変です。

 

 

手続きを済ませ、ようやくアルハンブラの中へ。

ニョキニョキの木が多い。

そして空気もキレイ。

 

私たちには、ガイドさんはいません。

私が、ガイド&添乗員&その他なんでも兼ねています。

とりあえずガイドブックを持って

それを見ながら、歩く。

 

分からない所では

「ここは、たぶん有名な場所です。」(私)

「ワァ~。コワッ! 暗い場所だよねぇ。昔はナンだったんだろう?」(質問者)

「たぶん・・・召使の部屋だったのかも。」(私)

「そうかな??」(質問者)

「ここは、ゴミ捨て場だったのかも?」(私)

私の勘だけで言っている適当なガイドを聞きながら

みんなは

「へぇ~、ふぅん~。」

と信じてしまったりしてましたが、すいません。

自分でガイドブックを見てくださいね。

(きっと全然違っていますので、)

 

有名な宮殿の中

<柱のいたるところに、アラベスクの彫刻が刻まれている。ガイドより

 

私は、もうここに来るのは6~7回目。

毎年のように来ています。

 <ライオンの中庭・王以外の男性の立ち入りが禁止され、愛人たちの火花が散ったところだという。ガイドより

 

アルハンブラ宮殿はと~っても広い。

何度行っても、全部を見ることが出来ません。

 

日帰りではなく、

たっぷりと時間をかけて行ってみたい場所です。

 

<アルバイシン地区を背に記念撮影>

 

「アルハンブラの思い出」につづく・・・


セビージャの中心街

2006-10-19 16:03:05 | スペイン生活

 

 

セビージャのセントロ(中心街)には

靴屋さんが多い。

 <色とりどりの靴>

スペインの女の人はお洒落です。

石畳が多くて、ヒールで歩くと歩きずらいし傷みもはやいのに

ヒールの高い素敵な靴を履いています。

 

ちょっと歩くと、フラメンコ用の靴が売っている靴屋さんも有る。

 

豪華なアバニコが売られているお土産屋さん

スペインでは女の人が、夏に使います。

 

 マントンもあります。

  宝石店も多い。

 これは高級品です。

 

今は日本でも知られている「ZARA」

スペインでは「サラ」と読みます。

  

「サラ」はスペインで生まれたお店。

若い女性に人気のお店です。

私もよくココで買い物をするんですよ。

 

皆さんご存知のマクドナルドでーす。

街の建物の色合いに合わせているので、

日本のマクドナルドの外観とは少し違いますよね。

  マクドナルドは、やっぱり若者が多いです。

 

スペインのタクシーのドアは、手動です

自動ではありません。

ときどき間違って、乗ったままドアが閉まるのを待っていて・・・

あっ、そうか! 閉めなくっちゃ。となります。

逆に、日本に帰ってきてから

間違って、タクシーのドアを手で閉めてしまうこともあります。

  <セビージャのタクシー>

タクシーの運転手さんの中には、几帳面な人もいて

強くドアを閉めると、「車が壊れるじゃないか!!」 と

言われ、いやーな顔をされます。

私は何度か言われたことがあるので、

タクシーのドアを閉めるときは、もうドキドキします。

そ~っとしつつ、

バシッ!とドアが閉まるように・・・

最後に運転手さんに何も言われないとホッとします。

スペインは日本に比べるとタクシーが少なく

いざというときに、全然タクシーが来ないことが多いです。

セビージャでは、歩くのが一番時間に確実ってことでしょうか・・・

むこうでは、ホントによく歩きます。

 

つづく・・・


旅の目的

2006-10-18 17:27:48 | スペイン生活

 

鈴木敬子と行くスペイン短期留学の目的は、

 

1、フラメンコを観る・踊る。

2、日常の簡単なスペイン語から使えるようになる。

3、セビージャの人たちの生活や街を知る。

4、美味しい料理を食べ、楽しいお酒を飲む。

 

ざっと言うと、こんなでしょうか。

10日間ほどの短い期間で、生まれて初めての刺激的な経験にたくさん出会います。

そして、なんといってもリフレッシュ出来るんです。

帰国後は、普段の仕事においても、フラメンコのレッスンに関しても

一段とヤル気が出ます。

来年もきっと、催されると思いますので

(期間は2007年9月末・春ごろから募集します。)

行ってみたいなぁ・・・と考えている人は、今回の旅行記を参考にしてくださいね。

 

さて、今年は2年に1度のビエナル・デ・アルテ・フラメンコの年。

9月半ばから10月半ばの約1ヶ月間、

ほぼ毎日のように、フラメンコの催しや公演が行われました。

 <ビエナルのポスター>

私たちは、合計5公演を観ました。

 

イスラエル・ガルバンから始まり、

来年2月来日の、アドリアン・ガリアとステラ・アラウソを中心とする

新生アントニオ・ガデス舞踊団

 

(この公演に関する私の感想文が、今パセオのホームページに掲載されています。ぜひ読んでくださいね!)

http://www.paseo-flamenco.com/guide/2006/08/post_87.html 

 

90分間、ほとんど一人で踊り通したベレン・マジャ 

                         

 などなど、レベルの高い公演を観れて

毎晩、大興奮です。

 

そうそう、劇場ばかりではありません。

 

ちゃんと、地元のタブラオにも行きましたよ。

 <タブラオ・アレナル>

お料理のコースを選べば、前の席に座れます。

 

私たちは、お昼でまだお腹いっぱいだったので、

タパスコースで予約したところ・・・

下の写真のお皿の料理だけだと思ったら、

ボリュウムあるもう一皿が 出てきたのです。

これには、サスガの私も参りました。

 <タパスセット>

ほとんど食べれず残念!料理の記念写真だけ撮影。

ここのお店のコンセプトは、

質の良いセビージャのフラメンコと料理を味わってもらうこと。だそうです。

素晴らしい!!

2時間ちかくショーは続いた。

サービス満点のショーで楽しんだ後、お会計の請求金額を見て・・・

えぇ~!! 計算が違うんじゃないの とビックリしてしまう。

カマレロに「ひとり分はいくらですか?」聞きなおすと

ひぇ~。。合っているぅ。

日本円にすると7~8千円。 セビージャのタブラオも高くなりました。

 

別の日は、サンタクルス街にあるタブラオ・ロスガジョスへ

 <入り口も混雑している>

ここは、お料理を食べながらではなく

飲み物をオーダーする。

お店も他より狭いし、席も幅が狭いけど

純粋なセビージャのフラメンコを、たっぷりと魅せてくれる昔ながらのタブラオです。

<タブラオの舞台> 

このように、私たちはセビージャに滞在中

昼はフラメンコのレッスン

夜は連日フラメンコを観るという

幸せな日々   を過ごしました。 とさ。。。 めでたし。めでたし。

 

スペイン旅行記つづきまーす。 


スペインのスーパー

2006-10-17 12:58:38 | スペイン生活

 

スペインの市場をメルカードといいます。

 

メルカードとは体育館くらいの大きな建物の中に、

果物屋さん・肉屋さん・魚屋さん・パン屋さんなど、

多くの種類のお店が入っているところです。

そしてそこは、おもに量り売りです。

ゆっくり自炊が出来るような時間があれば、

絶対メルカードの方が楽しいし、お得です。

 

今回紹介するのは、旅行中でも入りやすいスーパー・マーケットです。

スペイン語でスーぺル・メルカード 。

日本とだいたい似ていますが、その量や売り方には驚くところがあるのです。

 

 

スペインではお米が、

豆のようにして売られています。

 <お米売り場>

だいたい、1キロが一袋で売られています。

肉売り場では、

 <豚肉> 

日本のように、1パックづつに分けられてきれいに並べられています。

でもサイズが大きいのです。

 <鶏肉とウサギ肉>

そう、鶏肉はまるまる一羽分。 ウサギもですよ。

もちろん、切り分けられても売っていますし、

メルカードのように、量り売りのコーナーもあります。

 

こんなふうに、お手軽なセットになったパックもありますよ。

  <プチェロセット・牛肉と鶏肉があります>

相変らず量が多い! みぃ~んなファミリーサイズ。

デッカイといえば・・・

洗剤類もなんです。

  <漂白剤と柔軟剤>

日本の製品の1.5倍はあるのかな?

<ボディシャンプー>  

どれも大きいです。

だから、10日から2週間くらいのために

洗剤とかシャンプー、リンスなんかを

スペインで買うと、ほとんど余ってしまいます。

旅行のときは、日本から持っていった方が良いですね。

 

 

それと、ビックリするのは

スペイン人もたくさん食べますが、スペイン犬もたくさん食べるのでしょうか

ドッグフードも量が多い

<ドッグフード>   

写真で分かりにくいのですが、

左上のカリカリごはんは、米10キロぐらいの大きさですよ!!

缶のドッグフードも、日本のに比べると2倍くらいです。

 

変わった果物や野菜、不思議なものなど・・・

スーパーの中を見ているだけで、楽しくなりますよ。

スペインに行って時間の余裕があるときには、

スーパー見学をおすすめします。

デパートの地下などにありまーす。

 

スペイン事情記まだまだ・・・・

 


スペイン人と犬

2006-10-16 16:40:27 | スペイン生活

 

スペイン人は犬が好き!

 

その中でも、小型犬では

特にヨークシャ・テリアが好きなようです。

私の知っているスペイン人だけでも、

たくさんの人が、ヨークシャ・テリアを飼っています。

 <街で見かけたヨーキー>

上の写真は、チョロチョロとすごい元気の良かった子で

やっと撮れた一枚の写真です。

ジェイと同じく体が黒で、頭がベージュ。なぜか、ちょんまげの部分だけ黒い!

・・・で、ジェイよりちょっと大きい。

日本に比べると、同じヨークシャ・テリアでも全体的に大きく顔が長いです。

 

スペインでは、どの街でも犬を連れている人を、たくさん見かけます。

ただ、以前より良くなりましたが、

飼い主が、フンの後始末をしないんです。

道にはたくさんの落し物があるので、注意して歩かないと・・・

思いもよらぬ所に落ちているので、大変なことになります。

スペインに行ったら気を付けてくださいね。

 

私のスタジオに来るスペイン人のアルティスタ達も、

犬好きが多いです。

だから、ジェイが好きで会いに来る人もいますよ。

 

 <今日のジェイ>

久しぶりに登場です。

昨日、美容院に行ってきました!

 

スペイン事情記はつづきます・・・


ビール工場

2006-10-12 12:00:02 | スペイン生活

 

あま~いものの次は、お待たせいたしました。

ビール です。

 

セビージャには、「クルスカンポ」というメーカーの有名なビールがあります。

ビールはどこのお店で飲んでも、昼から飲んでも美味しいです。

今回は、ビール工場を紹介します。(クルスカンポではありません)

私の宿泊していたホテルの隣には、

ファブリカ(工場)と言う名前のバルがあります。

このバルのカウンターの中には、

大きなビール樽がいくつかあり(上の写真)

  テーブル席では、

なんと 自分でここの樽から出てくるビールを注いで飲めるのです。

このように注ぎ口が3つに分かれています。

手前の茶色のは黒ビール 

黒い取っ手からは、この工場の出来立てである普通のビールが出てきます。

ビールを注ぐ楽しさと、美味しさで

ついついたくさん飲みそうになります。

 上手くビールを注げたらいいのですが、

どうしても泡だらけになってしまうのです。

結局

カウンターでお店のカマレロ(ウエイター)に普通にオーダーした方が、

上手く注いでもらったビールの、もっと美味しいのが飲めるんでしょうね。

何度も注ぐ練習をするうちに、

自分の普段飲んでいる量を、簡単に超えてしまいそうになっちゃいます。

危険です。

そして、みんなから見えるところには

各テーブルの飲んだ量を表す掲示板があり、トップを争います。

(勝手に私が思っているだけですが、)

でも、もしかしたら・・・この写真の下の文章を見ると、

駐車場代が無料とか・・なんとか・・って書かれていますよ。

文章全部が写真に写っていないので分かりませんが、

優勝または何リットル以上飲んだら駐車場代が無料になるのかもしれませんね。

そう、このバルの下は大きな駐車場になってるんですよ。

ぎゃ~。。でも怖い!!恐ろしい!!

ここで駐車場無料になって、喜んで車で帰るのかな??

見てください!

私たち15番テーブル(私一人ではありません。5名です。)

約2.29リットルで、今のところ今日の4位と出ています。

ビールを注いで、失敗して流れてしまった分も換算されます。

うぅ~ん。。

失敗を恐れると、泡が立つ。

勢いよく注ぐとこぼれる。

悩むところです。

ビールで、楽しみながらも悩み・・・

まッいいかーといい気分になる。

 

さあ、

ここは、タパス(おつまみ)なども美味しいお店です。

 <ロモ・豚肉のひれを焼いてパンにはさんだもの>

<エスピナカ・ほうれん草をくたくたに煮込んだ料理>

このエスピナカはセビージャの家庭料理。

野菜不足のときにいいです。

  <アリーニョ・デ・ウエバ>

アリーニョはビネガーがきいていて、疲れたときに食べたくなります。

”ウエバ” とは ”たらこ” のことです。

<アドボ>  

アドボは、お酢につけたサメをフリートしたものです。 

ここで、でてきた写真のタパスはセビージャでよく食べられます。

今度、セビージャに行く人は、

ぜひ タパスのメニューを選ぶ参考にしてくださいね。

 

つづく・・・