Asterisk 電話 日誌

AsteriskとKX-UT136を使った小規模電話システム構築まで

Asterisk 短縮ダイアル

2017-07-28 18:10:52 | Asterisk
KX-UT136Nに電話帳があり、入力して見たが、電話帳から電話するのに、検索をするが、
行数が少ないせいか、思ったより使いづらい。
そこで、Asteriskに電話帳を作成できないものかと、Asterisk短縮ダイアルで探してみると、

SEYA.ORG さんのところに Asterisk短縮ダイアルというところで、実現していましたので、
参考にさせていただいて、6を短縮番号にしていたが、私は8をえらび、800から899
を短縮に使用と考え、下記のように入力して見ました。

まず、/etc/asteriskの中に、speeddial-list.confというファイルを作って、
SD_00=08012345678
;携帯
SD_01=0123456789
;連絡1
SD_02=05012340000
;IP電話
と入力しました。

また、extensions.confの中に、
[globals]
;[glabals]のところに追加する。
#include "speeddial-list.conf"


[default]
;デフォルトコンテキストに追加する。
;通常呼ばれるコンテキストで短縮ダイアルを有効にする
include => speeddial


;
;短縮ダイアル
;
[speeddial]
;コンソールに短縮番号表示
exten => _8XX,1,NoOp(短縮ダイアル : ${EXTEN:1})
;短縮登録されてなければガイダンス
exten => _8XX,n,GotoIf($["${SD_${EXTEN:1}}" = ""]?null)
;マクロで外線発信
exten => _8XX,n,Macro(outbound,${SD_${EXTEN:1}})
exten => _8XX,n,Busy
exten => _8XX,n(null),Answer()
exten => _8XX,n,Wait(1)
;「番号が間違っています」
exten => _8XX,n,Playback(privacy-incorrect)
exten => _8XX,n,Busy

;
;外線発信マクロ
;
[macro-outbound]
; ${ARG1} - ダイアル番号
exten => s,1,NoOp(ひかり電話発信)
exten => s,n,Set(CALLERID(num)=${MYNUMBER1})
exten => s,n,Set(CALLERID(name)=${MYNUMBER1})
exten => s,n,Set(DYNAMIC_FEATURES=automon)
exten => s,n,Dial(PJSIP/${ARG1}@hikari-trunk,,W)
exten => s,n,Busy

追加して、再起動しました。
800とダイアルすると、登録00にダイアルでき、使いやすくなりました。

大変便利だけど、発信するとき、相手の番号を電話機に表示できないのかな?

Asterisk 名前表示と着信拒否

2017-07-27 18:09:17 | Asterisk
名前表示と着信拒否

voip-info.jpのAsterisk 13 サンプル設定ファイルの中に名前検索機能があります。
# asterisk -rx 'database put cidname 0312345678 "高橋隆雄"'
と入力すれば、登録されます。

一度にまとめて登録したいので、テキストファイルを作ってみました。

EXCELで、A1に電話番号、B1に名前を入れて、C1に

="asterisk -rx 'database put cidname "&A1&" "&""""&B1&""""&"'"

として、その部分をテキストファイル(namedata)に貼り付けて、
# nano /var/lib/asterisk/namedata
# sh namedata
としましたら、うまくいきました。正しいかどうかわかりませんが、問題ないようです。

asterisk -rx 'database show cidname'
と入力すれば、登録を確認できます。

着信すれば KX-UTの電話機に、漢字で表示されます。

続いて、着信拒否は、
asterisk -rx 'database put blacklist 0123456789 "拒否1"'
として、blacklistに登録すれば、拒否されます。
拒否後の動作は、extensions.confで変更も可能です。

asterisk -rx 'database show blacklist'
で、登録の確認ができます。

KX-UT136N 機能ボタンを点灯させる

2017-07-26 18:58:54 | Asterisk
KX-UT136N 機能ボタンを点灯させるには、Hint機能を使います。

KX-UT136Nの内線呼び出しボタンをプロビジョニングで設定していますが、
Hint機能を設定すれば、内線使用中に機能ボタンを光らせることが可能です。

Hint機能は、sip.confの[general]のところに
callcounter=yes
busylevel=1

2行を追加します。

また、extensions.confの[default]に
exten => 201,hint,SIP/201
exten => 202,hint,SIP/202
exten => 203,hint,SIP/203
exten => 204,hint,SIP/204
exten => 205,hint,SIP/205
exten => 206,hint,SIP/206
exten => 207,hint,SIP/207

を追加して、再起動します。

これで、KX-UT136Nの機能ボタンが光るんですが、

http://www.voip-info.jp の パナソニック電話機対応のところの「使い方のワンポイント」に、

「Asteriskを再起動するとサブスクリプション情報が失われるため、
再び電話機からSUBSCRIBEが行われるまでパークプレゼンスが伝達されなくなります。」

とあるように、Asteriskを再起動すると、機能ボタンが光りません。

どのタイミングでSUBSCRIBEが行われるのかよくわかりませんが、電話機を再起動すれば、SUBSCRIBEが行われます。
また、夜にサーバーを読み込む設定になっていますので、それが行われれば大丈夫です。



KX-UT123N 回線2へブラステル登録

2017-07-25 20:10:13 | Asterisk
KX-UT123NのVoip回線2へブラステルを登録してみました。
Asteriskへ登録して、この電話機をならす方法もありますが、一時的なので、
電話機へ直接登録してみました。

ブラステルを契約すれば、050番号を取得できます。

KX-UT123NのWeb画面から、VoIP SIP設定回線2をクリックして下記の内容を入力します。

電話番号:取得したブラステルの電話番号
SIP URI:ユーザーID@ドメイン/ホスト
レジストラサーバーアドレス:softphone.spc.brastel.ne.jp
プロキシサーバーアドレス:softphone.spc.brastel.ne.jp
サービスドメイン:softphone.spc.brastel.ne.jp
SIPポート:「5070」
SIP/認証ID:ユーザーID
SIP/認証パスワード:パスワード

として、登録ボタンを押せば、登録されます。
機器情報のVoIPステータスを見れば、登録されたか確認できます。
登録となっていれば、電話できるはずです。

KX-UT123N プロビジョニング

2017-07-24 12:02:22 | Asterisk
プロビジョニングは、KX-UT123Nも同じですが、機能ボタンがないので、その部分を消しています。

パーク保留は、ソフトボタンでできますが、パーク保留された通話に応答するには、パーク番号をダイアルします。
ここでは、701だけですが、複数ある場合番号を聞かないと、応答できません。

この電話機で保留して、136Nで保留応答すれば問題ないですね。

ファイル名はKX-UT123N-207.cfgとしました。

# Panasonic SIP Phone Standard Format File #

PHONE_NUMBER_1="207"
SIP_AUTHID_1="207"
SIP_PASS_1="password"
SIP_PRXY_ADDR_1="192.168.1.000"
SIP_RGSTR_ADDR_1="192.168.1.000"
SIP_SVCDOMAIN_1="ntt-east.ne.jp"
SIP_PRSNC_ADDR_1="192.168.1.000"
SIP_OUTPROXY_ADDR_1="192.168.1.000"

NW_SETTING_ENABLE="N"
CONNECTION_TYPE="0"
STATIC_IP_ADDRESS="192.168.1.1X"
STATIC_SUBNET="255.255.255.0"
STATIC_GATEWAY="192.168.1.1"
USER_DNS1_ADDR="192.168.1.1"

LINEKEY_ENABLE="Y"

INTDIGIT_TIM="4"
MACRODIGIT_TIM="4"
RINGBACK_TONE_TIMING="60,1000,1940"
NTP_ADDR="ntp.jst.mfeed.ad.jp"
TIME_ZONE="540"

CALLPARK_KEY_ENABLE="Y"

CALLPARK_AREAKEY_ENABLE="Y"
CALLPARK_METHOD="2"
NUM_PLAN_PARKING="700"
NUM_PLAN_PARK_AREA="701"

CW_TONE1_FRQ="0,0"

CFG_CYCLIC="N"
CFG_RESYNC_TIME="01:00"
CFG_RESYNC_DURATION="30"

OUTBANDDTMF_1="Y"
OUTBANDDTMF_VOL="0"
INBANDDTMF_VOL="0"

AUTO_CALL_HOLD="Y"
BELL_CORE_PATTERN1_TIMING="2000,3000"
MISSEDCALL_DISPLAY_ENABLE="N"
HOLD_RECALL_TIM="180"
ADJDATA_ATT="1"
CODEC_ENABLE0_1="N"
CODEC_ENABLE1_1="N"
CODEC_ENABLE2_1="N"
CODEC_ENABLE3_1="N"
CODEC_ENABLE4_1="Y"
CODEC_PRIORITY4_1="1"
DSCP_RTP_1="56"
DSCP_RTCP_1="56"
DSCP_SIP_1="48"