世界が廣くなるには周園のものと調和しなけれぱなりません。自己の存在を『個別』として見ずして全体と運関したものとして見るのであります。そして利己のみをはからず、最大多数の最大
幸幅のために奉仕する。これが民主主義であります。自分の存在を『個別』として観てゐる人は、その人の住む世界が挾いのであります。自分の住む世界を廣くするには萬遍なく調和した生活を
送るやうにしなけれぱなりません。雨が降れぱ、雨に調和する、風が吹けぱ風に調和する。縫母がゐれば縫母に調和する。養父がゐれぱ養父に調和する
調和したときには、『相手』との封立感が無くなるのであります。『相手』を白分の中へ摂取するのであります。印ち『個』が壊けて、住
む天地が廣くなるのであります。
幸幅のために奉仕する。これが民主主義であります。自分の存在を『個別』として観てゐる人は、その人の住む世界が挾いのであります。自分の住む世界を廣くするには萬遍なく調和した生活を
送るやうにしなけれぱなりません。雨が降れぱ、雨に調和する、風が吹けぱ風に調和する。縫母がゐれば縫母に調和する。養父がゐれぱ養父に調和する
調和したときには、『相手』との封立感が無くなるのであります。『相手』を白分の中へ摂取するのであります。印ち『個』が壊けて、住
む天地が廣くなるのであります。
