バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

新潟駅前~東三条駅前線

2010年01月12日 | バス旅(乗車記)

新潟駅前~東三条駅前線
東三条駅前08:40→新潟駅万代口

今回のバス旅のスタートは新潟県、信越本線の東三条駅。東三条駅は三条市の中心となる駅で、長距離の特急列車も停車する程のターミナル駅です。この駅の北口駅前から私の乗車する新潟駅行きのバスは発着します。

でも、ちょっとその前に高速バスのライバルを偵察。高速バスが発車するわずか2分前に同じ新潟駅行きのJR「快速くびき野1号」が発車します。高速バスは新潟駅まで1時間2分かかりますが、快速は38分。更に運賃は高速バスが780円、JRは740円。あらら…、JRの方が時間も値段もお得ではありませんか。しかも快速は特急型車両で快適です。この分だと高速バスはガラガラでは…。

駅前に戻ると、ちょうど新潟駅行きの高速バスが入ってくる所でした。そして、バスを待つ乗客の列を見て驚きます。中学生の6人組がいたので予想外の8名。私を入れたら9名です。08時40分、乗車が済むとバスは慌ただしく発車しました。

その後、三条市内の停留所で小まめに乗客を拾っていきます。信濃川を渡り、燕三条駅のそばを通過して、三条市内最後の停留所、三条・燕ICで3名乗車。乗客は18名にまで増えていました。そういえば、今日は日曜日。みんな新潟までお買い物かな。

東三条駅を発車してから21分後の09時01分、三条・燕インターから北陸自動車道に入りました。

しばらく走行し、09時07分。高速道路上にある停留所、巻・潟東に到着。ここから乗車も降車も可能になります。巻・潟東では1名が乗車してきました。

天気は快晴!!夏の緑豊かな新潟平野をバスは快走。窓の景色も一面田んぼで広々としています。気持ちいいなぁ~。

09時18分、同じく高速道路上のバス停留所、島原で1名乗車、1名降車となりました。先ほどの巻・潟東停留所も同様なのですが、停留所に隣接して一般自動車の駐車場が設けられ、パークアンドライドに対応しています。特に新潟駅側にある、この辺りの停留所は、新潟県内各高速バス路線が集まってくるので本数も多く、利便性も高いです。

ここでバス車内をご紹介。横4列、縦12列の49人仕様(補助席使えば60名)となっています。比較的短時間の県内用なので多くの乗客を運ぶ事が出来ます。ちなみに車は日産ディーゼルのスペースアロー。富士重工のボデーを架装。

そういえば、ブログのカテゴリ「バス旅」12回目にして、初めて日産ディーゼルのバスに当たりました。今まで三菱か日野しか当たらなかったんですよ。

09時23分、新潟中央インターを降り、一般道に入りました。上越新幹線の高架下で西武バスの池袋行きとすれ違います。

09時32分、県庁東のバス停に到着。私と一緒に東三条駅前から乗車した中学生6人組はここで降車。バスは信濃川を渡る千歳大橋を通過し、市役所前や古町でも降車が続きます。これこそ市内中心部に入っていける高速バスの利点です。JR利用だと、新潟駅で路線バスに乗り換えなくては街の中心までこられませんから。

新潟交通の一般路線バスの姿も増え、賑やかな街を進みます。名称が「万代橋」から建設当時の漢字表記に戻った「萬代橋」で再び信濃川を渡り、09時47分に新潟の大商業地である、万代シテイバスセンター前に到着。ここで大量降車となりました。

そして、4名になった乗客の乗せ、09時50分に終点の新潟駅前に到着しました。対新潟駅では所要時間や運賃はJRの快速に敵わなくても、街の中心部へ入っていける便利さで乗客のニーズを掴む高速バス。この新潟駅前~東三条駅前線は日中ほぼ1時間間隔で今日も多くの乗客を運んでいます。

<取材2009年8月>

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