北海道檜山郡江差町にある函館バスの江差ターミナルです。函館バスの江差営業所に付帯するターミナルで、函館バスのみが乗り入れます。
江差ターミナルのバスのりばです。「檜山海岸線」、熊石・第二富磯行きが発車します。「檜山海岸線」は江差から日本海の海岸沿いを北上する路線です。(※2012年現在、江差から大成学校前までに短縮されているようです)
江差営業所、建物の全景です。
営業所の入口とバスのりばです。
中に入ってみましょう。窓口とベンチ、飲料の自動販売機があります。
味のある窓口…
海沿いにある営業所なので冬場はとても寒いのですが、待合室の中は石油ストーブでポカポカ♪でした。
函館バスの車両たち。江差営業所は路線バスの他に、スクールバスも受け持っているために台数が多く、通学時間帯にはバスがどんどん出庫して行きます。
函館から長距離バスが到着しました。過去には江差ターミナルから松前半島を海岸沿いに南下して松前ターミナルへと向かう路線があったので、バスで松前半島を1周出来たのですが、現在は残念ながら廃止されています。
江差の街と発車した函館バス。これから街の中心部を経由して各方面に向かいます。
江差ターミナルはバスの営業所という性格が強く、JR江差線の江差駅や、フェリーターミナル等、いわゆる街の中心部からは離れています。乗降する乗客は多くはありませんが、江差を発着するバスの基地として今日も活躍をしています。
<撮影2009年2月>
もうワンロマはいませんが、中ドアを埋めて座席を増やしたエアロスターとかいますよ。乗ってみたい。
もう、さすがにワンロマはいないのかな・・・?
鉄道の廃止問題が上がっていますが、江差という街にとっても転機になるかもしれませんね。木古内への代替路線も当然話が上がってくると思います。
>Yngwieさま
江差線の並行道路はどうでしょうか。通った事がないので詳しくわからないのですが、大型バスが走れるような道路ではないとかでしょうか。
仮に鉄道が廃止されたとして、あくまで既存の鉄道代替ルートの整備にこだわるのか、人の流れを考慮した代替ルートになるのか、今後の動きを見守りたいところです。
代替バスの問題ですが、実は木古内と江差を直接結ぶ道が無く、どうすればいいのか検討中とのこと。
木古内に出ても、木古内~函館間も第三セクターに切り替えられるので、かなり運賃が上がるでしょう。どうしても本州に早くたどり着きたいという理由以外で、江差から木古内に出る理由もないので、落とし所はやっぱり函館と江差を結ぶバスがどれだけ増便されるか、だと思います。渡島地方の中心都市は函館ですから。