バスターミナルなブログ

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・小田急箱根高速バス 予約発売システム変更へ

2015年07月02日 | 気の向くままに、、


小田急線の新宿駅を通りかかったら、小田急トラベルの窓口にこのような掲示がされていました。
小田急箱根高速バスの予約発売システムが変更されるようです。

同社のHPでリリースされた内容を含めてまとめてみると・・・

・2015年10月1日から小田急箱根高速バスの予約発売システムが新しくなる
・9月30日乗車分をもって、小田急線各駅での取り扱いを終了(新宿駅外国人旅行センターは除く)
・往復割引乗車券と回数券が発売終了し、WEB往復割引乗車券へと変更
・システム変更後の案内は8月中旬頃に掲出


・・・となります。

今も使われているのかはわかりませんが、小田急箱根高速バスの予約発売システムは、小田急電鉄時代の1979年から「ロマンスカー」と「高速バス」の共通した予約発売システム「SR」が使われたのが始まりです。

今回の新システムでは、小田急線各駅での取り扱いが終了と記載されているので、バス独自の予約発売システムが採用されると予想できます。更に、現行では直接利用者が予約発売システムにアクセスする機会はありませんでしたが、往復割引乗車券がWEB往復割引乗車券へ変更される事から、今後は利用者がWEB上で操作できる予約発売システムになるものと思われます。

気になるのが、新システムは独自の仕様になるのか?どこかのシステムを利用する形になるのか?

調べてみると、現在は小田急箱根高速バスの「羽田線」と「箱根湯本エアライナー」では京浜急行バスのシステム、「伊豆長岡・修善寺温泉ライナー」では発車オーライネットウィラートラベルのシステム、「御殿場プレミアムアウトレットツアー」ではウィラートラベルのシステム楽天トラベルのシステムを採用しています。

もしも、どこかのシステムを利用する形になるのならば、上記のシステムが使われるかもしれませんし、もしかしたら大穴でJRの高速バスネットとか、京王のハイウェイバス・ドットコム・・・なんて浮かんだりもします。(小田急箱根高速バスのスタイルに一番合っているのはどこでしょうか???)

最後は妄想大会になってしまいましたが、どのような形の予約発売システムになるのか8月中旬が楽しみです。
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15 コメント

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Unknown (京帝117)
2015-07-03 13:57:34
京王のSRSだけでなく、実は小田急の初代SRの操作経験もあるのですが、現状は知りません
しかし、中央高速バスのようなクローズドアでなく、御殿場ー桃源台間のローカル輸送も担っていたり、東名上のバス停と新宿とのあいだの利用も多かったりする特殊な路線であり、既存のシステムでマッチするものはあまりないのではないかと思います
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Unknown (うたばん)
2015-07-03 20:09:49
(たぶん)全てのバスが新南口新しいターミナルに変更も、何かの絡みがあるのでしょうか。
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Unknown (Unknown)
2015-07-04 00:20:49
全く関係ないね
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SRシステム (しんき)
2015-07-04 07:44:28
外国人旅行センターでは購入出来るとのことですので、そちらに新しいシステムが導入されるのでしょうか?
それでわかるかもしれませんが。
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小田急箱根高速バス (バスターミナルなブログ管理人)
2015-07-04 14:33:52
>京帝117さま
凄い経歴をお持ちになってますね(驚
高速バス時刻表では「予約指定制」にはなっているものの、フリー乗車が多くて定員制のような状態にもなってますよね。(それが逆に上手くまわっている証拠でもありますが)となると、独自のシステムでしょうか。

>うたばんさま
>Unknownさま
まだ発表されていませんが、新しい新宿ターミナルの窓口業務はどうなるのか。1社が全ての発券を担うのか?ブランドごとに窓口がわかれるのか?もしも前者なら、端末は少ない方がいいですよね。

>しんきさま
不慣れな外国からのお客さま対応のために新システムになっても残しているのかもしれませんね。おそらくこちらも10月分からの発売だと思うので、そのうち入りそうです。
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Unknown (京帝117)
2015-07-04 20:28:04
>凄い
私の知ってる範囲で、もう1人います(笑)
80年代後半どちらも極めて限定されますが手書きの台帳による運用が残っていました
SRS80とSRS85は信号機器等メーカーである京三製作所製でした
中央高速バスは甲府線は全便SRSに入っていましたが富士五湖線は京王だけで、富士急の五胡線は紙の台帳でした
伊那飯田線は開業の12月15日の1週間前の予約開始から85年3月末までの3ヶ月半の間、15往復30便が紙の台帳でした
3/31の夜に紙のデータを入力しました
小田急初代SRはNEC製で、真偽は定かではありませんが、JALで使わなくなったものを転用したと聞いたことがあります
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Unknown (京帝117)
2015-07-04 20:43:23
>小田急SRの続きです
当時の小田急は3000、3100、7000と車種によって席の仕様が微妙に違いましたから、列車ごとに5両か11両かで登録しました
11両の方は9号車丸々1両と展望席の3列目以降は登録せずに紙の台帳で管理してました
京王も小田急も今とは通信環境が違うので、インターネットの無い時代の専用線の回線速度は何メガなんてレベルでなく1200bpsでした(笑)
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新システム (Aeroking)
2015-07-04 22:24:49
いつも拝見しています。

詳しいことは書けませんが、来春の新宿南口・新高速バスターミナル開設に絡んでの動きであることに間違いなさそうです。

新宿・新高速BTでは、既存の高速バス発券システムを淘汰し、2~3のシステムで窓口・券売機運用を行う計画があり、システムごとの窓口・券売機で乗車券類の発売になる予定です。
これは、発着ブースの数と発着本数の関係から、今までのバス会社ごとのシステムでは、対応しきれないとのことで、このような対応になったとのことです。

この秋から来春にかけて、バス会社各社でさまざまな動きがあると思われます。いちバスファンとしては、とても興味がわいてきます。
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統合 (Unknown)
2015-07-05 12:21:43
淘汰というより
統合というのが適切でしょう
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予約システム (バスターミナルなブログ管理人)
2015-07-06 09:40:03
>京帝117さま
紙ベースとSRSベースの両方を扱っていたのですね。1つの路線で両方の扱いがあると戸惑いそうです。共同運行と相互乗り入れの影響でしょうか。

それからロマンスカーは3000系で、A号車とB号車の表記もあったのをおぼえています。1号車~10号車だったのか、A号車の1~5とB号車の1~5だったのかまではおぼえていませんが、需給で編成両数が変わるところまでSRが対応出来なかったのかもしれませんね。

9号車が紙だったのは理由があるのですか?

>Aerokingさま
ありがとうございます。
冷静に考えてみれば、のりばが統合されて大ターミナルになった分、窓口も大きくする必要があるんですよね。特に京王のようにキャンセル待ちなど、時間が勝負の対応は、新ターミナルでどこまでオペレーションがまわるのか、興味深いところです。

大手という事で独自でシステムを構築してきた小田急や京王、JR、リムジン。そして新たに乗り入れる(かもしれない)各社。これらを可能な限りまとめるのは大変な作業だと感じました。
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