バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

・「らくらく舟旅通勤」の実証運行

2022年11月03日 | 気の向くままに、、


通勤経路を「船」にしてみませんか。

船運の活性化に取り組んでいる東京都と品川区では、船を活用した通勤の可能性を検討するため、2022年10月17日~11月4日の期間で「舟旅通勤」の実証運行を行いました。

運航ルートは、日の出船着場をメインに、朝夕複数系統を設定。観光船や屋形船がその任にあたっています。

乗り場を紹介すると・・・



勝どきに位置する、朝潮運河船着場(朝潮小型船のりば)



目黒川に位置する、五反田船着場。



日本橋川に位置する、日本橋船着場。



京浜運河に位置する、天王洲(東品川二丁目)船着場。



メインの発着場となる、日の出船着場。

・・・他にも、両国、豊洲ぐるり公園、お台場海浜公園、一之江といった船着場を設けました。

航路は「日本橋~朝潮運河~日の出」や「天王洲~日の出~両国」など、複数ありますが、特筆するものとして、天王洲18時05分発、日の出、朝潮運河経由、一之江20時30分着という、所要時間2時間25分もの長大路線が、隠れた目玉になっています。



日の出船着場の様子。

両国、天王洲、日本橋・朝潮運河、豊洲、お台場から、航路が集まり、頻繁に船が入港、出港していました。

通勤屋形船という世界観は、これまでにない船運の新たな可能性を感じさせてくれます。



日の出船着場に到着した後の動線も考えられていて、乗船客専用の無料シャトルバス(はとバス)が浜松町駅(大門駅)までをサポートします。



私も「舟旅通勤」を利用してみましたが、船内ではのんびりとした時間が流れ、快適に移動が出来ました。ただ、陸路、鉄路の充実している東京において、船を活用した通勤がどれどけ支持されるのかどうか、これから船旅通勤の発展に向けて、期待がかかります。
 
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