ぶるぐ協会ブログ

~ブルグミュラー研究のための~

マロン・グラッセ

2006年09月15日 | 「教則本」ワールド
この季節になると、マロン・グラッセが恋しくなります。
と言っても、モロゾフのでも神田精養軒のでもなく、
湯山昭の(!)。

なんでしょうね、あの冒頭の下降形。
まったりとブランデーをきかせた大人の味ですよね・・・。
Meno mossoは口の中に広がる余韻と記憶のフラッシュバック!?
浸りすぎずTempoIで最後の一口をパクリ。
いやはや絶妙です!
深みのあるしかも太らないこのマロン・グラッセ
ぜひこの機会にご賞味あれ!

同じく秋に弾きたいのが「金平糖」。
単音ばかりなのにびっくりするほどキラキラしていて、
晴れ渡った10月の乾いた空気にぴったり(?!)。

今や「古典」の域に入りつつある(?)『お菓子の世界』ですが、
みなさんは何がお好きですか~?

シュー・クリームには目がない
00001 MM

追伸:
>広報へ
この曲集に関しても、エアーギターならぬエアーピアノ(空中鍵盤とも)で大いに盛り上がりましたっけね(笑)。

シドニー便

2006年09月06日 | 活動日記
どうもこんにちは。広報飯田でございます。
本日シドニーの私の手元にムジカ9月号が到着。
バイエルとならんで、かなり妙な熱気が漂う号の仕上がりに
自分が南半球にいることを忘れるほどの興奮を覚えました。

思えば日本出国の手はずの真っ最中、
板橋区役所の住民課の窓口で、
ムジカ編集の担当者工藤さんと、
最後までツメの電話のやりとりをしたことが
なんだかもう随分前のことのよう。。。

こちらではいまだブルグ調査に乗り出せずにおりますが、
ブルグ火を絶やさず、ひそかに満を持して活動に移りたく。

今回の号にご尽力くださった担当者工藤様には
心よりお礼申し上げます。

00002 広報飯田

国立音大図書館に行く(その2)

2006年09月03日 | 活動日記
9月1日(金) 雨のち晴れ

ブレーンと再び国立音楽大学附属図書館に行って参りました。
今回は編曲ものを重点的に。

2台ピアノ版や合唱曲のものはいくつか知っていましたが、
管楽器や弦楽器とのアンサンブル譜も結構出ているんですね!

・『ブルクミュラーワールド!』カワイ出版 2004年
 →ピアノ五重奏スタイルで「狩」と「天使の声」が楽しめます。

・『ピアノ独奏曲をピアノ三重奏で』(ピアノ学習者のための室内楽導入シリーズ vol.2) 東音企画 2004年
 →かなりアレンジきいてます!「牧歌」「小さな嘆き」「天使の声」所収。

・20 petites etudes pour clarinette et piano, Gerard Billaudot, 1977
 →クラリネットでブルグです。パリでもこんな試みがあるんですねっ!

いつかアンサンブルしましょう~!!!

ブルグくんがどれだけ愛されてるかを実感しながら
雨上がりの玉川上水を後にしました。

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『MUSICA NOVA(ムジカノーヴァ)』9月号は・・・

2006年09月03日 | 活動日記
すっかりご報告が遅れましたが、
8月20日発売の2006年9月号『MUSICA NOVA(ムジカノーヴァ)』は、
なんとバイエル&ブルグミュラー特集!
その名も「19世紀から21世紀へ!! バイエル&ブルクミュラーの冒険」です。
その中で、ぶるぐ協会はPTNAさんのHPでご紹介した内容を含む以下の記事を掲載しています。

・ブルクミュラーの生涯と日本『ブルク』事始 
・眠る小品たち きっとどこかで出会えるブルクミュラー 

そのほか、教育現場から作曲家からの所感・分析などもりだくさんで、
熱気に溢れた紙面となっております。
ぜひご高覧ください!
(『MUSICA NOVA』の目次はこちら)

活字化してみて改めてわからないことだらけだとわかった我々は、
また新たなる旅に出ます!?
乞うご期待!

最後になりましたが、このような機会をいただいた音楽之友社さまに
心より御礼申し上げます。

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