「しつこく」新×3もろもろ日記

今になって夫が「進撃の巨人」に興味を持ち始めました^^

名古屋・KAN「天むすニャイト」 2001年11月16日

2005年06月25日 | KAN
今年は精力的です。年に2回ライブとは・・
しかし前回が結構落ち着いたたたずまい?だったんで
今回は心配してましたが~いやぁやってくれました。
アタシよりちょっとお兄さんの彼にはずっとアホやってて欲しいのです。
勝手なファンの願いですが。
オープニングは派手派手なロックで登場。
衣装はビートルズを意識?
二曲目で早くも汗汗。この日の我々は大変良いところがとれて。
前から3列目ぐらいで彼を見れたんでした。
しかもライブハウスなのでごくちか~~~!感激でした(^O^)



少し落ちついてグランドピアノの前に座ったKANちゃん。
98年のアルバム「タイガーソングライター」より
「サンクトぺテルブルグ~ダジャレ男の悲しきひとり旅~」
タイトルの通り途方に暮れてしマウンテンバイク♪とか
たくさんたくさんアンデス山脈♪とかそういうダジャレが
随所にくみ込まれている名曲でございます。



「今日も懐かしい曲、新しい曲、知らない曲いろいろちりばめていこうと思います」
とコメント。そして香港返還にちなんで93年に作ったジャズフレーバーな歌
「香港SAYONARA」を披露。他にもマカオ返還にちなんで
「真顔でマカオ」「ヤン坊ミャンマー天気予報」も作ったんだそうです。
ここで会場からはききた~い!の声が。
ほんとに聞いてみたいよ~!
ここで新アルバムの「情緒」「子羊」をやったかな~?



さて場面変わって。バンドメンバーと共にバイオリンを持って
ステージ中央に座ったKANちゃん。昨日名古屋にはいってどうしてたかを言い合う。
ギター担当センパイ(皆にそう呼ばれているのだ。本名は中野豊)は
夜中にNYテロのチャリティライブ、テレビでやっててそれを見てたらしい。
KANちゃんもビリー・ジョエルが好きなのでつい早朝まで見てたらしい。
私も見りゃ良かった!それと味噌煮込みうどんを食べるのにタクシーで往復して
5000円しめてかかったんだそう。う~~む高い味噌にこみだ。
我が家は100円でスーパーで買ってきて食べてるからして。(せこい・・)



ベース担当の正巳さんも味噌煮込みを食べたそうだが、
名古屋では味噌煮込みうどんでお馴染み「山本家」で食べたんだと本人は言い張る。
だがお客さんも「違うよ~~!」と突っ込み。
KANは「スガキヤと間違えたんじゃないの?」と。
(注・スガキヤとは名古屋でファーストフード感覚で入れるラーメンやさんなのだ)
そんなこんなうだうだ話してる内にステージが暗転。
んんん??するとそこにはアコースティックギターに持ち替えた
メンバーが何事もなかったかのように座っている。
やはりバイオリンは難しかったんね。



次のナンバーはやはり98年の「ドラ・ドラ・ドライブ大作戦」
カントリーなアレンジでほのぼのと聞き入った。
「実はこの曲はステージ用アレンジをたくさん考えて結局これにしたんです」と。
そそ、この曲最初に聴いたとき、KANちゃんはくわ持って麦わらかぶって歌ってたもんな。
(知らない人はどんなライブやと思うだろな)
で、違うアレンジで聴かせてくれるって言うので楽しみにしてると・・
ありゃ?それは「ホテルカリフォルニア」のパクリぢゃん!!!しかしこの明るい歌詞
(タイトルから察せられるように彼女を誘ってドライブに行くという内容)に
あのマイナーな音律が見事にはまるのね~~。発見でした(^O^)



続いてグランドピアノの上にお釜みたいなのが置かれて・・あれスティールドラム?
スティールドラムについての説明が入り。
「とりあえず展示してみました」
肩透かしの気分になりつつ見ていると、やはし演奏するらしい。
とゆ~わけで9月末に出た新アルバム「gleam&squeeze」から
「猿と犬のサルサ」ラテンなリズムに乗ってスティールドラム。
お?やっぱ演奏するのね~!!
と思いつつ見ていると、ありゃ~やっぱ違った!?



スティールの音はするのに本人の手は動かず。
そしてそのメロディは「きょうの料理」(皆さんご存知よね?)に
変わりスティールドラムの上でこて(お好み焼きとか食べるヤツね)を動かすと。
おや~~ヤキソバが出来てるぢゃないの~~!!
1人1人メンバーはKANちゃんからヤキソバをもらい、食べながら歌う!!
こんなライブありかよ~~!センパイむせちゃってるし。



がスティールパフォーマンスしてる時、
KANメンバーはマラカス、カバサ、鈴、タンバリンを振りながら歌ってましたが、
それがね~順番に楽器を持ち替えていくのね。
なんか最後はヌンチャクやインスタントカメラまで出てきてさ~~。
カメラ一応撮ってくれてたけど写ってるかしらきちんと・・
そして新アルバム表題曲「東京熱帯SQUEEZE」全編ラップという画期的な曲なんですが。
正巳氏がラッパーに扮してレコードきこきこ回すフリしてました。笑える!!



アンコールは・・背の高いマイクが先に出てきたんでなんだろう?と思ったら
バイオリンを皆でやってくれました。
「グリーンスリーブス」うわぁ~~~~~。
あの腕まえでやってくれたっていうのは勇気あるわ~。指導は奥様だろうか?
KANさんの奥様はバイオリニストだからして。
(実はコンサートに演奏に来てもらったのが付き合うきっかけだったのだ)
バイオリンって難しいのねん。
定番の「適齢期ラブストーリー」の間に今日やったナンバーを全て
ちょっとずつミックスして聴かせてくれた☆
これはライブではほとんど恒例なのだ。おさらいできるのが嬉CY!



最後はしっとりと「君が好き胸が痛い」大好きな曲なんでありがたい。
「ありがとうございました~」と顔を上気させながら去っていった彼。
泣いてたようにも見えたけど。
彼のツアーメンバーになるのは大変だよ~。
楽器演奏できるだけじゃなくて
お笑いのセンスもないとなぁ~芸人さんみたいだもの。



KANというと「あ、まだ頑張ってるのね~」ってヒトが多いと思うんですが。
「愛は勝つ」だけでファンとしては判断して欲しくなくって・・
彼の音楽はジャズ、ロック、ビリー・ジョエル、ビートルズ、
クラシック等など多ジャンルのおいしいトコドリで楽しめるんで、
もっと大勢の人に聞いて欲しいのです。
詩も深いですし。かと思うとライブはおちゃらけてるし~。
まぁ人気が出てしまえば今日のように近くで見ることは
出来なくなっちゃうんでそれはそれで寂しいのだけどね。


 




最新の画像もっと見る