朝のJRが大体混んでいて、まあそれは乗るところを工夫すれば、なんとなく回避できたりするのだよ。遅く着いてもいいから、空いている車両に乗るのを選ぶから、たまに到着した後発の電車の乗客にさえ先に改札を通って行くことがあるのも、かまわん!!
で、例によって満員電車…85%くらいかな?連結付近で本を読める程度に混んでいるので出勤途中で遭遇したのだよ、乗る電車を間違えたらしい外国人のお客様。
最初の登場人物はこの3名、そして彼らのスペック。
・フランス語圏からの60歳前後の多分夫婦の観光客。
・声からすると30代のbiz man 、英語はおぼつかない。
このカップルは高田馬場へ行きたいらしいのだが、残念ながら乗っている電車は埼京線の新木場行、路線も違えば、方向も違う。その時まだ新宿に停車中だったので、とりあえず、電車を降りて乗り換えるのがいいよと英語交じりの日本語で説明していたようだが、後から人は乗り込んで来るのでますます混みあう車内、我のところから声をかけるのには、あまりにも人の波に飲み込まれていて、単なる変な人になるし、現場まで人をかき分けるには、ムリがある…。申し訳ないが…と思った瞬間、我の後ろにいた勇敢な就活中 or 新入社員女子が動いた。方に賭けたカバンで我の後頭部を殴打しながらだったがなっ!!
"May I help you?"
でその後、"my english is not good enough."
という訳の分からんexcuseを付けたが、お嬢さん、それはいらん一言だから。
まあヤレヤレと我も周りも安堵したのだが、その女史が、それまで懸命に説明していたリーマンに放った一言で、周囲は再びゼツボーした。
「高田馬場までの行き方って調べて下さっていますか?」
なん…だ…と?
高田馬場へ行くには、そんな複雑な話は必要ないのだが…。
そして、女史は説明し始める。
"you have to leave the train at Shibuya station."
多分、彼らを囲んでいたほとんどの人が
「あああああああああ、それちゃうねん!!」
とツッコみを入れたかったに違いなし。英語が理解できなくても、
"Shibuya"
といった段階で、コイツ、渋谷で乗り換えろって説明しちゃったよ、本人も東京の乗り換え分かってないみたいだけど…と思っただろう。
残念んんんっ!!卑怯なことに、我は、いる場所がちょっと遠いというexcuseをしながら、この話とは関係のないところで批判して申し訳ないのだが、恵比寿を通る埼京線に英語を理解できる人はそこそこいると思うんだ。それで、誰かやってくれと他人任せにしてしまったのも悪かった、ホントゴメン!!
彼女に非はないが、彼女の説明した乗り換えは経験値によるものではなく、検索結果を教えちゃったんだよなー。マジで反省してる、悪かった、申し訳ない。後悔するから恥ずかしいとか思わない方がいい、うん。
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