円高の影響はこんなところにも表れているんですかっ!
洋書を購入した場合686円、ハヤカワミステリを購入した場合756円。70円も洋書の方が安いじゃないか!しかも自分が購入した時より300円は安いんじゃないか~っ!
最近全くほんのレビューを書いていなかったな…。読んでたんですけどね。そんなわけで、ディック・フランシスです。
これきっとnativeが読んだら、今から35年近く前のディックんの文体というか節回しと、現在の文体の微妙な違いが読み取れるのかもしれないけど、自分には普通の英語で書かれた文章でしかありません、残念。
邦題「煙幕」ってそのままでした。
えーと、1972年当時の南アフリカが舞台なので、当然under apartheidです。そのことをでぃっくん自身がどう思っていたのか、オランダ人女性の台詞「アパルトヘイトは必要なのよ」が本心なのかどうなのか。
南アフリカといえば自分にも全く見当のつかないところですが、日本になじみのヨハネスブルクはオランダ語読みで英語で発音すると、「ジョハネスバーグ」になるので、最初何のことやらさっぱりでした。
それはいいとして。
南アフリカへ行った俳優のエドワード・リンカンに襲いかかる苦難の数々、なにコレ、苦行?水なく砂漠に放置されるのは嫌だな~とか、あー、やっぱりこのでぃっくんの話は痛いことが多いんだよな。
ラストシーンで、映画の撮影シーンを演じて見せるのは俳優ならではなんでだろうね。どうせ助かるだろうと思いながら読むものの、やっぱりドキドキするのはナゼだ?
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